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●☆全員主人公☆●

告白しよう。

私はドラマ「おっさんずラブ」が大好きだ❤️

登場人物全員キャラが立っていて、とってもコミカルなドラマ。

息つく暇なく笑ってるんだけど、合間合間に私はけっこうな頻度で泣いていて、横で子どもがドン引きしている。

花から花へ舞う蝶々のように、
クセの濃い登場人物達それぞれの気持ちになって鑑賞している。

嫌な人が1人もいないのに、おかしくて困った事態が次々に訪れる『全員主人公』みたいなドラマだ♡。

来週で最終回なんてさみしすぎる。
私はいったいどうして生きていけばいいのでしょう?

あ!
私には大河ドラマ「光る君へ」があったんだった。
大河ドラマを見るのは人生初なんだけど、いいねー!大河ドラマ。
一年続くから当面ロスの心配ないではないか。

好きなものってたくさんあったほうがいいな。一途は危険だわ。

(好きなものが一つもないのが最強なのかもしれないけれど私は別に最強は目指していない。)

さて、「大河ドラマ 光る君へ」である。
こっちもこっちで、因縁ドロドロの『全員主人公』なんだ!

みんなそれぞれの立場、信念、感情でもって苦しみながらも精一杯生きている。一見悪いような奴でもそこにはそうなるに至った仕方なさもある。

しかし、しかーし!
あんまりにもドロドロすぎるぞ平安時代!!
と思っていた矢先、
昨日ヒロインまひろちゃんが覚醒してくれました!

家にやってきた母の仇である道兼に琵琶の演奏を披露したあと、
父親にねぎらわれたのですが
『私は道兼を許すことはありません。けれども、もうあの人にこれ以上心をかき乱されるのは嫌なんです。』的なことを言ったんですよー!

「水に流す」ってやつですね。
水に流すということは
「赦す」あるいは「無かったことにする」ということではなく、
「その事象に執着する自分を解放すること」
と最近、聞いたことがあります。

これ聞いてもピンと来なかったんですが、まひろちゃんのおかげで「こういうことか!」と理解することができました。

「因縁」を1つ自分の意思でほどきましたよ。

「戦後処理」とかにはこの感覚が重要な気がします。

少し横道それました。
まとめとしては私はこのおよそ対照的な2つのドラマを観て、
「全員が主人公」であると強く実感しました。

この感覚を持ったまま、現実界に還って、あたりを見回すと
私達も全員が主人公なんですね!

当たり前かもしれませんが、私にはそれがとても神聖に思えました。

というわけで「おっさんずラブ」の最終回楽しみに味わうぞ!




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