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ストレッチを効果的にする7つのコツ

前回の記事 柔軟性を高めるにはで身体を柔らかくするポイントを3つの項目にわけてお伝えしましたが
今回はストレッチのコツについて更に深く掘り下げていこうと思います!

前回もお伝えしたように力任せにストレッチをしても身体はあまり柔らかくなりません。
それはどうしても反発する力が働いてしまうからです。
ストレッチは筋肉を伸張させるものですが力が入ると筋肉は収縮します。
自分では伸ばそうとしているのに、筋肉は縮まろうとしている・・・
これでは筋肉で綱引きしているようなものですよね。(イタそうw)
それだと痛いばかりで大して柔らかくはなりません。

そこで必要になるのは、その反発する力を生じないようにさせる事!
そのための方法についてお伝えしていきます。

1 あまり伸ばしすぎない
大きく伸ばそうとすると筋紡錘(と腱紡錘)という伸張圧センサーが働いて筋肉は収縮しようとしてしまいます。
なので伸ばすのは痛気持ちいいか気持ちいい程度に抑えましょう。

2 呼吸を止めない
呼吸は自律神経と運動神経の両方の影響を受ける唯一のものです。
(呼吸は無意識でもし続けるし、意識的にコントロールもできる)
息を吸う(吸気)は筋肉が緊張し(力む)息を吐く(呼気)は弛緩します。
ストレッチしているときは、普通の呼吸を維持するか呼気を長くすると〇

3 力をできる限り抜く
伸ばしている最中は意識的にできるだけ力を抜くようにすると効果的。
そもそも固い部位はストレッチしていなくても、常に力んでいることが多いので力を抜くのは難しいですが、これができると劇的に柔軟性UP!

4 長く伸ばしすぎない
意外かもしれませんがストレッチをしている最中は、その伸ばしている筋肉は血流が悪くなります。
一旦血流が悪くなるのですが緩めると一気に血流が良くなります。
それによって柔らかくなるので、一度に長い時間伸ばすよりも10秒程度を何回かに分けた方が効果的です。

5 お風呂上りなど身体が温まっているときに
身体が温まっているときは血流が良く筋肉も弛緩しやすいので効果的。
ちなみに寝起きは一番血流が悪いので、柔軟性上げるためならば夜ストレッチした方がより効果的です。

6 伸ばす筋肉に負荷を与えてから伸ばす
普段、僕が施術で使っているストレッチもこれを多用しているのですが、伸ばしたい筋肉を収縮させた直後に伸ばすと、伸張圧センサーを惑わす効果があり反発しようとする力が弱まります。
非常に効果の高い方法なので、これについてはまたそのうち別記事で書きたいと思います。

7 イメージの力を活用する
伸ばす前に自分の身体が柔らかくなっているイメージを浮かべます。
(前屈なら床にぺったり手がついてるなど)
できるだけ具体的なイメージを持つとよりその効果を得やすくなるので、いつもよりもちょっと柔らかくなってるイメージから始めると◎

さて、今回はストレッチをするときのコツについてお伝えしました。
これらを意識すると、ただ伸ばすよりも大幅に効果がUPするでしょう。
ただ、一番大事なのはコツコツと継続することです。
ローマは一日にして成らず!
身体もすぐには変わらないかも知れませんが、継続すれば必ず変わります。
身体は一生付き合っていくものです。
快適生活を送るために愛情もって接してあげましょう!


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