#15 インターネット時代到来編:我々はいつも不確実性の世の中に生きている、その時どう考えたか?
私のNoteでは80%現業、20%複業模索中に至った経緯や、学んだ事、日々の試行錯誤などをお伝えして参ります。
前回新卒編に引き続き”インターネット時代到:来我々はいつも不確実性の世の中に生きている、その時どう考えたか?”というお話にします。似たような環境にいらっしゃる方の参考になれば幸いです。
新入社員時代の当たり前
1996年、海外の方々と少しでも話せる機会を増やす為に私の社会人生活は国際電話の会社から始まりました。今では考えられないと思いますが、当時は音声通話によるビジネスが当たり前でした。(電話や専用線など)。今後起こる大きな変化など全く想定していませんでした。
新入社員時代の学び直し(一部マニアックな情報)
と同時に新入社員になった途端、学び直しも始まりました。Windows95によるインターネットの本格的到来です。入社するまでWindows95に触ったことが一度もありませんでした。
(ITシステムに興味が無い方は次の項目まで飛ばしてください。自分よりも若い人が既にWindow95に慣れており、自分は焦った、これが後のキャリアに繋がったというお話です。)
学生の研究室所属時代、メインはSony News workstationでFortranプログラミングで演算、MS-DOS上のMIFSテキストエディタで論文作成と言う生活でした。GUIのAppleのMacintoshもありましたがほとんど使用していませんでした。
入社後、私よりも年齢が若い同期は、むしろWindows95の環境になれており、非常に焦った記憶があります。
実は異なるITシステムに触れたことは後のキャリアに大きく影響するのですが、全く当時は理解していませんでした。Mac、 Windows、 Unixと異なる環境(OS)に触れる下地があったのです。
そして大きな変革(音声電話で儲からない時代へ)
1997年から1999年頃だったと思うのですが、時代は大きくインターネットへシフトしていきました。電話会社間で価格競争は激化し、減益となっておりました。電話と専用線による国際音声サービスのみのビジネスでは成り立たなくなりました。
インターネット時代の不確実性、その時どう考えたか?
新入社員から3年過ぎ、幾つか状況も変化しておりました。
日本企業のよくある異動の基準のあいまい
もちろん私の実力があったとは言いませんが管理職は転職組が埋まっており、新卒入社組は入社年度が早いメンバーから異動(あくまで個人的な感想)
途中で外資系に買収されるが特に大きな変化なし
何か大きく変わるかと期待しましたが、特に感じず(入社3年目の社員からはそう見えただけ)
先輩社員の転職ラッシュ始まる
大きな時代の変化と共に、管理職も含め転職ラッシュが始まりました。国内企業もいましたが外資系企業への転職の方が多かったイメージです。
日本でも市場開放が加速
金融ビックバンなど市場開放やグローバル化が加速し、この流れは続きそう
ある日電話が
そしてある日、突然電話がかかってきました。何でも最近転職した方が私を推薦してくれたとのこと。転職に興味があるか聞かれ、即答でYesと答えました。
新卒編でも書きましたが、外資系企業へのチャンスが到来した!とワクワクしました。
とにかく英語を多く使う会社で技術系の業務をすることが第1希望で、幸いにも半導体メーカーの新規サービスからオファーを頂きました。
最後は直感?
転職を決断するまでに以下のように考えました。
良い点
様々な国籍の人を採用中、日本人少なめ
文章や会話が基本英語
これから伸びるインターネットの分野
きつい点
新しい分野の為1から学び直し
まずはシフト勤務(夜勤込)からスタート
どう捉えるか?
シフト勤務としてはきついが、平日休みや残業などはない
平日休みに勉強ができる!
シフト勤務手当をもらえる!
そして、最後は直感です。
20代最後の年齢、20世紀最後の年
30代と21世紀に新たに生まれ変わった気持ちで働きたい
そして世の中が21世紀に向けて盛り上がる中、私の新たな社会人生活が始まりました。
次回は、ITバブル崩壊後の不確実性、その時どう考えたか?です。
それでは私のNoteを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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