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# 43 ポラリティ:質か量か?会社の垣根を超えた信頼関

引き続き、週4会社員生活をどのように過ごしているか、記録を残してまいります。気を張りすぎず、気軽な気持ちで書いていきます。
会社の垣根を超えた信頼関係を感じたお話です。


ポラリティとは

「polarity(ポラリティ)」とは、一般的には「極性」と訳され、二つの対立する性質や特性を持つことを指します。

  • 安定か変化か?

  • 品質か量か?

両方を成し遂げるのはなかなか難しいですよね。
質をとるか量をとるか?

詳細まではお伝えできないのですが、別のパートナー企業と一緒に行っている業務でまさに「質を取るか量を取るか」という事例がありました。

パートナー企業の担当者は、

  • 質を優先すれば量が減る

  • 量を優先すれば質が下がる

この間で悩んでいました。

パートナー企業の担当者との対話

私自身、外資系企業での経験が長いため、日本的な「品質重視」と海外的な「量重視」の間に挟まれることは頻繁にあります。そこで、担当者の頭を整理するため、考え方のアドバイスをしました。

すべての事柄において「質重視」か「量重視」のどちらかを選ぶのではなく、全体の中で質を重視するものと量を重視するものを分けて考える。また、特定のトリガーが起こった場合には、質から量へ、もしくは量から質に、プロセスを動的に変えることを提案しました。(注意:このアプローチが成り立たない業種もあります。)

実際にこのように柔軟に対応するのは難しいのですが、その担当者は後に別の方を通して「頭がスッキリした」と感謝していると聞き、私もうれしくなりました。

信頼関係構築の重要性と振り返り

心理的安定性に関するトレーニングや、実際の職場での導入を行ってきましたが、今回の経験は非常によい振り返りの機会となりました。いくつかの重要なステップのうち、今回は以下のポイントに焦点を当てました。

  • 相手の課題を自分のことのように考える

  • 考え方の見本を見せ、整理のコツを伝える

具体的には、「物事を0か1かで判断せず、両極の良いところを模索する」という思考プロセスをデモンストレーションしました。

いくつになっても、どんなに小さなことでも、人のヒントになることは自分にとっても嬉しいものですね。この経験をもとに、私のWebサイトにもう少し詳しく「ポラリティ管理(マネージメント)」についての記事を書くことにしました。


本日はここまでとします。私のNoteを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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