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2020年に観た映画ベスト5~結果として2020年にはあまり関係ない作品たち

ここ数年、意識して映画を観るようになってきたが、今年は年間59本を視聴することができた。もう趣味・映画鑑賞と言ってもバチは当たらないだろう。
今年の記録の意味も込めて、心に残った作品を5つ選んでみたい。
(他人からすればどうでもいいかもしれないが、これから映画を観る縁としてもらえたら)

クレイマー、クレイマー(1979)

この映画は今年初見ではないのだが、改めて観てより感動が深まった作品。
100分そこそこの長さなのに、バランスよく収まっている。演技もテーマも映像も素晴らしい。この後に出てくる「卒業」とは全く違う、まっとうなダスティン・ホフマンに癒される。

モダン・タイムス(1936)

記事にも書いたが、視聴していた頃に亡くなった志村けんとチャップリンが重なったこともあり、個人的に2020年を象徴する作品となった。
ティティナとスマイルの2曲も耳に残って離れない名曲である。

雨に唄えば(1952)

ミュージカル映画に対する偏見が打ち砕かれた作品だった。
「いきなり歌いだしたり踊りだしたり、ヘンでしょ」とお思いの方は、だまされたと思ってこの作品をご覧になるがよい。
そのパフォーマンスに圧倒されること請け合いだ。

卒業(1967)

誰もがその名は知っているがストーリーまでは知られていないだろう作品。
てっきり純愛ものかと思っていたのに、年増女とチェリーボーイのなんとも救いのない話であった。こわいこわい。

遠い空の向こうに(1999)

文句なしの今年観たNo.1の名作。
夢に向かって生きるというのは好きではないのだが、たまにはこういうド直球の物語も悪くない。臭みの無いバランスの取れた作品だった。子どもがいたら見せてあげたいが、親の側にそれだけの度量があるかどうかも試されるかもしれない。
ジェイク・ジレンホールの初主演作品で、その後の活躍の片鱗が伺えるのも見どころ。

うーん、それにしても21世紀の作品が一つもあがってこないとは。
2010年代は11作品も観ているので避けているわけではないのだが、心に刺さる作品には出会えなかったのかもしれない。年代別では次いで1950年代と1970年代が9作品であった。ちなみに邦画は14作品、洋画は44作品、韓国映画が1作品。

そろそろ、アマプラかNetflixあたりに入ろうか、悩ましいところである。

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