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(読書)絶対に読みたい!「40歳からの仕事の壁を超える」という名著。

おはようございます!

わたしは「勝間」に苗字を変えても違和感ないくらいの、カツマーです。

こちらの新書はまさに40歳間近のワーママに、ドンピシャな本でした。YouTubeなどあらかた勝間さんのフォローはしているのですが、それでもたくさんの発見がありました。

Kindleでメモ(ハイライト)をしすぎて、まったくどこを紹介してよいのか分からないくらいです(笑)どちらかというと女性のキャリア向けです。

それでも特によかった箇所をご紹介したいと思います。

まずは、「働くこととは」何か。

「働いて世の中に貢献し、その報酬として収入を得て、自分の生活を豊かにするために使う、という循環の中で生きている。」

エッセンスで凝縮すると、まさにこれ!ですよね。どんな仕事でも、生活でも、これは真実です。

では、それを我慢しすぎず、常識にとらわれず、自分を大切にしながらどう実現していくのか?

その問いに真正面から答える本がこちらです。

https://amzn.asia/d/022CfADt




そもそも40代とは?


わたしもそろそろ40代にさしかかる年齢になりつつありますが、世間には「40代の壁」なるものが存在するようです。

働き方や生き方において「選別」が始まるのが40代。

中年離婚も増えてきたり、最近だと子供がいて仕事も仕事も責任も多い中間管理職で、どんどんブラックな状況になっている境遇の女性も多いかもしれません。人生80年として、「岐路」や「転機」となる方が多いわけですね。

たしかにまわりを見ても、上場企業の社長だったりする人、C(CEOやCFOなど)のつく仕事をしている出世組などなど、いろいろな「成功者」が登場してきています。

この本では、それが世間的成功だろうがそうではなかろうか、自分が世間のどこにいようとも、

リスクテイクしながら開拓していこう。その力は誰にでもある。

というのが本著のメッセージ。

待遇に不満はなくとも、現在の仕事が控えめに言って嫌いな私からすると、「我慢をせずに枠を出てOKですよ」と勝間さんからお墨付きをいただいたようで、とても励まされる内容でした。

その内容を簡単にご説明したいと思いますが、ぜひ20代、30代の女性に120%読んでほしいな~と思う内容です。

5年後の自分について目標設定


この中期的な「目標設定」が大事だそうです。

私が設定したのは、おすすめされていた

「役職が1つ上になっているが、そこで辞める(今の仕事のキャリアの目標)」
「著者になり、起業している」
「一生付き合える仲間と過ごす」

これを3つとも設定しました。

このように、まずは、5年後どういう姿になっていたのか、を確立します。

もう少し細かく言うと、投資用物件を2つは購入していたい、などもろもろあるのですが、とりあえずはこのアバウトさで。

そのために毎日0.2%の改善を積み重ねていきます。

0.2%の改善と複利の効果や時間割引率については他の勝間本でも詳しく解説がありますが、改めて複利効果が大事だなーと思いました。

私も、ドルコスト平均法による年収の3割積み立てもかれこれ3年続けています。

(複利の効果を感じるのは、とても簡単です!やってみればすぐに分かります。たまに見ていますが、現在これまでの積立時価評価額がほぼ投資額の1.4倍になっているからです)


理想的な「1日3時間働く」スタイル


勝間さんがまさに実践されているのは、「フリーランスで1日3時間働くこと。」

書籍、コラムの執筆、勝間塾の運営やYouTubeの発信など。

1時間いくらの仕事を受けないというのも最大のコツであり、講演などもオンラインで移動はしない。

3時間以上働くと疲れるから、というのがその理由のようです。

時間に「スラック(余裕)」があると、新しいことにもチャレンジができ、そのチャレンジしたことが更なる付加価値になります。

いつもとちょっと違うことを積み重ねることで、何か大きなイノベーションにつながるかもしれない。その視点を大事にしていきたい、と改めて思いました。

ということで、サラリーマンでありながらも、私も短期・長期的に「3時間労働」にしたいと思います。1日8時間労働(通勤合わせて9-10時間拘束)は、すべてにおいて「長すぎ」ます。

長期的にはFIREし、自分の時間を確保し、好きな場所で働きたい。夫には好きな仕事を続けてもらいたいと思います。

サラリーマンでも、通勤時間はありつつ、「実働3時間」は達成できる気がします。SNSはまだ活用しきれていないところがありつつ、今後5年で達成していきたい目標です。


優先順位と「やめること」


3時間だけ働くためには、まず「やめること」を決めることが大事だそうです。

私は普段から社畜業において「今日やる仕事3つ」を決めていますが、仕事のための仕事はまだまだ減らせていないのが現状。

(こちらの記事で詳しく書いております。よろしければどうぞ↓。)

使えない部下や使えない上司の悩みは「チラ出し」しつつ、仕事を減らし、スラック時間をどんどん増やして雑談を増やしていく。何かを変えるときは3人管理職を集めて、訴える。

それによって転職や問題解決に繋がることが多いということは、確かに実感としても理解できました。

やはり勝間さんが、長年外資系企業を経験しているからこそ言えるアドバイスだなーと感心しきりでした。

全部の仕事を完璧に終わらせることは、ゴールではないのですよね。

改めて、6割の力で「3時間」だけ実質しっかりと働こう!と思いました。

5年後には本当の3時間労働生活の結果、「働いて世の中に貢献し、その報酬として収入を得て、自分の生活を豊かにするために使う」サイクルがまわっていると信じて。

仕事の悩みは仕事でしか解決しない


これは、自己啓発本をいくら読んでも、仕事の悩みは解決しない、と言う話です。

本当に、名言だと思います。

私も毎日5冊自己啓発本を読んで、使えない部下について考えましたが、実際には仕事で上の人にそのことを話し続ける以外に何も解決策になりませんでした。結局その人を解雇できたり、改善させられるのは上司だけです。

ネットワークやチームビルディングを心がけることにより、より政治力もアップするため、リストラされにくい働き盛りの40代のうちに雑談力、上との交渉力を増やすことが大事だそうです。

仕事のことはほかで解決策を見つけようとしない方が確実ですね。時間のロスも防げますし。

新しい仕事を探す場合には、浅い付き合いを持っておくことがとても大事だそうです。仕事の話は、遠くて浅いところから突然やってきますからね。

日ごろから、広く浅い人との、「雑談力」を鍛えようと思いました。


職場の女子コスプレ戦略


こちらがカツマー歴10年くらいの私にとって、新しかったポイント。

女子は、仕事ができたり言葉が強いと、即「怖い」になるので、職場において女性は、多少面倒でも「ゆるふわを装う」ことが大事、ということです。

確かに勝間和代のテレビ時代のイメージは、優秀すぎて「怖い」一辺倒。

そして、周りを見渡してみれば、確かに本当にできる女性(取締役レベル)は、職場ではちょっとゆるふわ系。

デスクに子供の写真を置いたり(絶対したくないのですが)、ふわっとしたスカートをはいたり、パーマをかけたり、弱いところをあえて見せたり。

女性が組織で生き抜くための戦略として、男性ができる人となり切るためのスーツを着るように、女性もゆるふわ女子コスプレで生き抜く、という戦略の提案です。確かに、アメリカのビジネス本ではよく言われている内容ですが、実践はしていませんでした。

明日からパンツではなく、積極的にスカートをはきたいと思います。

機能的ではなく、女子コスプレ、好きではないですけれども。


目指せ!フリーランスで年収10倍。


勝間塾では、フリーランスで年収10倍を目指すそうです。

私も、さすがに10倍あれば、社畜として働く必要はありません。

本を読んでいると、自分が5年後にそこまで達成できているような気がしてきました。「我慢を減らして!みんなには、可能性を開拓する力があるよ」と前向きに言ってくれるこちらの本は、本当にありがたいです。

その他にも、どうやったらフリーランスを開始できるのか、どうしたら100歳まで健康でいられるのか、などいろいろな知恵も書かれており(フリーランスとしてお客をつかむ方法など)、各章にはさらに学びたい方向けの、おすすめ本が紹介されています。

特にワーママで30代ー40代だったら確実に読んだ方がいい本として、おすすめです。


まとめ


  • 働き方や生き方において「選別」が始まるのが40代

  • 5年後の中間目標を決め、複利の効果を利用する

  • 辞めることを決めて、1日3時間労働を目指す

  • 職場ではゆるふわ戦略

  • 最終的に、フリーランスで自由の獲得を目指す


うーん、こちらの感想文でも、うまく感動を伝えきれないくらい素晴らしい本でした。

ぜひみなさんに、一読していただきたい内容です。

少しでも参考になれば幸いです。


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