ハリー・ポッターと完璧主義者の意志
最近『ハリー・ポッター』シリーズを読んでいる。
というのも、先日4週にわたって映画『ハリー・ポッター』シリーズが放送され、それに触発されたからだ(放送作品は下記参照)。
『賢者の石』は、記念すべき1作目。
親戚のダーズリー家でひどい扱いを受けていたハリーは、実は自分が魔法使いだと知り、ホグワーツ魔法魔術学校に入学することに。
ロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーといった親友たちとともに学校生活を送りながら、ときに楽しくときに危険な日々を過ごしていく。
そんな中、賢者の石というものの存在を知ったハリーたちは、悪の魔法使いから石を守るために奮闘する。
映画では、若かりしハリーやロン、ハーマイオニーたちがひたすらかわいい。
2作目は、『秘密の部屋』。
2年生になったハリーの学校生活は、波乱の幕開けとなった。
屋敷しもべ妖精のドビー、新しい先生のロックハート、性悪なマルフォイ親子など、個性的なキャラクターたちに振り回されていく。
そして、ハリーにしか聞こえない声が聞こえてきたり、生徒らが次々に石にされる事件が起こったり、ホグワーツは不可解かつ危険な状況に陥る。
どうやらホグワーツに秘密の部屋なる場所があることを知ったハリーは、それを探しに行くことになった。
この作品は前述のような嫌なキャラクターが多く、主人公に感情移入しやすい僕は8割胸くそ悪くなる。ただ、最後はスカッとするし、ハーマイオニーがかわいいからOK。
『アズカバンの囚人』に舞台が変わると、ハリーたちは3年生。
脱獄不能といわれた監獄アズカバンからシリウス・ブラックが脱獄し、魔法界が騒然となったところから物語は始まる。
本作の最重要人物であるシリウスのほか、彼を探すアズカバンの怪物ディメンター、ロックハートの後任であるルーピン先生、ネズミのスキャバーズや猫のクルックシャンクスなど、キャラクターのインパクトは前作に負けず劣らずだ。
3年生にもなるとみんな大人っぽくなっていて、特にハーマイオニーはかわいさに加えて色っぽくなっている。結婚してくれ。
『ファンタスティックなんとか』は、うん、すごく、ファンタ☆スティック!
(初見かつ流し見だったので、ストーリーを把握していない)
『ハリー・ポッター』シリーズの何がすごいって、実在しない「魔法」という概念を見事に再現しているところだろう(小説でも映画でも)。
映画は迫力あるCGが多分に盛り込まれており、設定負けしない壮大なファンタジーとなっている。
あと、とにかくハーマイオニー(エマ・ワトソン)がかわいい。
というわけで、映画に感化されて原作小説を読み始めたのである。
小説の方は、キャラクターや物、景色の描写が細かく、読んでいるだけで五感のすべてが反応する。
またこの不思議な世界に魅了されたくてたまらない。
しかし、一つだけ問題がある。
我が家には『ハリー・ポッター』シリーズは3巻までしかないのだ。
『炎のゴブレット』(4作目)と『不死鳥の騎士団』(5作目)は、人から借りて読んだことはあるが、内容は頭からすっかり抜けてしまっている(映画も、4作目以降は観ていない)。
買うにしても、残り4作もある。
しかも4作目以降は上下巻に分かれているので、計8冊。
1冊あたり2,000円として、少なくとも総額で16,000円はする。高ぇ。
なお、Kindle Unlimitedで全巻読み放題なので、読むだけなら今すぐにでもスマホを開けば可能。
でもさぁ!ハードカバーで3巻まで持ってるんだから、残りも揃えたいじゃん!
あとやっぱり紙で読みたいじゃん!
ヘドウィグに残りの8冊を運んできてほしいものだが、それは叶わぬ夢というもの。
マグルはおとなしく本屋を回って買い集めるとしよう。
なんと アルロンが おきあがり サポートを してほしそうに こちらをみている! サポートを してあげますか?