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はじめての麹づくり②:困りました

noteに書きたいことがまったく思い浮かばないときもあれば、「書きたいことだらけ」のときもあるものですね。

「はじめての麹づくり①」を書いてから、ずいぶん時間があいてしまいました。自分でもどこまで書いたのやら、すっかり忘れてしまい(笑)、読み直しました。

さて、いよいよはじめての「麹づくり」スタートです。

発酵サブスク」のこうじづくりキット

麹づくりキットと麹のディップソースも
いたれりつくせり

発酵デパートメントの「発酵サブスク(note記事で紹介しています)」から送られてきたキットをまずは確認。ワークショップも視聴しました。

麹づくり4段階

麹づくりは大きく分けて以下の4段階の作業。

=====

①お米を洗って水に漬ける(一晩)
②お米を蒸す
③お米に麹菌をつける
④麹菌のついたお米の温度管理をしながら保温する(48時間)

=====

第一段階:お米を洗って水に漬ける(一晩)

これには別にすごいワザなど必要ありません。

「お米を洗って水に漬ける(一晩=だいたい7時間)」

これだけ。

長く水に漬けておくのは、お米の中心までしっかりお水を吸わせるためだそうです。

ウキウキしながら、お米をせっせと研いで(本当は研がずに軽く洗うだけでよいそうです)、水を入れたボウルにお米を入れ、これで第一段階完成!

なんて簡単なんだ! 

「明日の朝は6時半に起きてお米を蒸そう」とワクワクしながら眠りにつきました。

ところが・・・

翌朝のこと

朝の5時。頭が痛くて目が覚めました。
おでこから頭の前あたりにかけて、ギューッと押さえつけられたような、何とも言えない重さとズキズキとした痛みです。

「あ、またか」

数ヵ月に一度起こる偏頭痛です。

子どものころから、緊張したり、疲れたりすると、頭が重くなり、ひたすら吐いて、食べ物は受けつけず、グッタリして起き上がれなくなることを繰り返していました。

大人になってずいぶんマシにはなったものの、相変わらず数ヵ月に一度はそんな症状が起こり、いったん始まると食事はもとより飲み物すら受けつけられないので、ひたすら横になっているしかありません。

「自家中毒」(食中毒ではありません)に困りました

子どものころのそんな状態のことを、かかりつけのお医者さんや母は「自家中毒」と呼んでいたので、今も私は今でもこの症状を「自家中毒」と呼んでいます。

ちなみに「自家中毒」は「食中毒」とは何の関係もなく、「周期性嘔吐症」と一般的に呼ばれており、「ケトン体」というものが体内に溜まることで起きる症状だそうです。

周期性嘔吐症は、自家中毒症、またはケトン血性嘔吐症ともいわれます。周期性嘔吐症は、2歳から10歳ぐらいで、体の線が細く繊細な子どもに多くみられ、風邪などの発熱時や遠足の後、また発表会の前後などに、急に顔色が悪くなり、腹痛、吐き気、頭痛を訴え、その後何度も嘔吐を繰り返します。尿検査でケトン体という物質が出ていれば、自家中毒症と診断します。同じような症状を何度も繰り返すことから、周期性嘔吐症ともいわれます。
http://www.miyazaki.med.or.jp/ken-ishikai/kenko/mrt/osiete64.htm

ストレスがきっかけとはよく聞きますが、大人になってからは、「自家中毒」になるのは、大事な仕事の当日ではなく、だいたいがホッとひと息ついたとき、今日はゆっくりできると思った日です。それがまだ救いかもしれません。

幸い、一日寝ていたら、夜には治まることが多く、いったん症状が治まったらケロッとしているのですが、その最中は音もダメ、文字もダメ、匂いもダメ。

ウキウキしながら、お米を洗って水に漬けた私でしたが、こんな「自家中毒」という困った状態で、「麹づくり」を続行できるのでしょうか。
(つづく)






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