フリーターになってみて

こんばんは。
最近やっと涼しくなってきました。でも、なんとなく、そのまま寒くなってしまいそうだなぁと感じる尾長です。

今日は、なんとなく続きで、フリーターのお話。

私は大学卒業する数ヶ月前から塾講師のバイトをし始めました。就職したい職が分からなくなってしまい、興味がない分野に書類を出しまくって落ちまくり……。諦めた頃、やってみたかった塾講師をすることになりました。元々通っていた塾だったので、慣れた環境で仕事ができました。心がよわよわだった私には1番適した場所だと思います。「楽しい!難しい……!」と思える仕事で、やりがいばかり。勉強の毎日。受験生の時に戻ったようでした。そしてなんだかんだあり、今、9ヶ月目です。やっとなのか、まだなのかは分かりませんが、気がついたら半年以上経っていました。

実は、教師という仕事に就きたいと思っていたことがあって、塾講師をすることによってその気持ちが再燃し始めました。でも、卒業した大学では教員免許は取れなかったので、もう一度大学に通わなくてはいけません。正直、「なりたい」を見つけて嬉しいです。でも揺れています。自分がなれる仕事なんだろうか?本当にやりたいことだろうか?私が教師になって誰かの役に立つのだろうか?そして、学費の面でも不安があります。

きっと、今から学費を貯めると、2〜3年かかります。もちろん、正社員なら話は別ですが、長期間働く前提で雇われると思うと申し訳なくなりますし、就活に逆戻りしそうだから正社員として働くことは無しにしています。(同じような理由で契約社員も。)よってバイトや業務委託などしかなく、数年フルタイムで働くことになります。

ここで問題が発生しました。今のバイトをフルタイムで続けると、2〜3年どころか、その倍かかってしまいます。やはり、塾は夕方からの仕事になるので、コマ数を考えると、学費を貯めるためのバイトとは言えません。

そこで、フルタイムの仕事をするために、今の塾バイトを辞めて、別の仕事をしようと考えています。それは、バリスタの仕事です。

実は(実は、が2個目ですが🙃)、老後のことを考えるのが好きでして、老後は塾カフェをと決めているのです。子どもも大人もみんなで勉強できて、カフェとしても過ごせる場所を作りたいのです。そのために、今は、色々な経験をする必要があります。色々な人に楽しいと思ってもらう授業をするには、経験が必要です。やはり、色々な生徒と接することができる学校で教えることに意味があると思います。そして、くつろぐ場所には飲み物がつきものです。コーヒーや紅茶、ハーブティー、抹茶。美味しく淹れるためには、やはり何年も修行や勉強をする必要があります。

茶道も習い始めて、今年で3年目です。美味しく抹茶を淹れるにはまだまだ勉強が足りません。回数も足りません。

フリーターって自由です。考える時間も、人によってはですが、たくさんあります。だからこそ、不安になって、悩んで、苦しいです。唐突に、誰かと比べてしまいます。友達は、正社員でバリバリ働いているのにって。たまに、同じくフリーターやフリーランスとして活動している友達に出会います。一緒だねなんて言いながら、心のどこかでは、すごいなぁとまた比べてしまう。

焦ってしまう。私なら、数年後から大学通って、卒業したら30代?!そんなことしてる場合なんだろうかって。

そう思っていたのですが、とある漫画を見つけました。それは、海外と日本の違い。日本では、はじめましての挨拶の中で「おいくつですか?」と聞く文化がある。もちろん、敬語を使う習慣があるから日本人なら当たり前だと思うかもしれない。でも、海外では相手の年齢を聞かなくても会話が成立することが多い。丁寧な言い方はあれど、敬語はおそらくないだろう。だから、知り合いの年齢を細かく覚えていない。

それを聞いて、なんだか急に腑に落ちて、不安がシュンってなくなった。

年齢を考えすぎていたなぁと。周りの大人のようにとか、30代は大人として落ち着いてくる年齢だから、20代のうちにしっかりできるようになんちゃらかんちゃら。それは、誰かがきっとなんとなく言った誰かの価値観であり、私のではない。そう思えたら、なんだかスッキリした。視野は広くなくては。まあ、だからといって、先送りにするのは違うけど、目標、目的に向かって、自分のペースで進むことは悪いことではない。

私のフリーター期は、まだまだ続くだろうが、ゆっくりマイペースに早歩きして、なる→なった、になっていると嬉しいです。あなたが何歳でも関係ない。もし、フリーター、もしくはフリーターになりそうなら、この自分のフリーター期を存分に楽しんで、次に繋げましょう!

仲間がいると思うと少しは不安が減るでしょう?
あー、そういえば尾長ってやつがいたなぁと勝手に仲間にしてくれたら幸い。

では。

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