高学歴=高収入なのは確かだけど

令和に入っても高学歴=高収入

高学歴が高収入につながりやすいということは昔から、令和に入った昨今でも何かとよく言われる。

つい最近でも、ひろゆき氏もこのようなツイートがあった。

高学歴は高収入の傾向を示す参考データとして、厚生労働省の統計のリンクを貼っておく。

平成30年賃金構造基本統計調査【学歴別】

もちろん、高収入=幸福に即つながるとは限らないが、他の条件がいっしょなら、収入は低いより高い方がいいに決まっているだろう。


自分の適性を無視してまで頑張る必要はない

高学歴が高収入になりやすいから、「将来の先行投資のために、今頑張って勉強していい大学に入る」というのは、学生たちを勉強させるために、馬の先に吊るしたニンジンのようにしばしば言われる。

データの裏付けもあるし、一見すると正論のようにも聞こえる。

ただ、この論は肝心なことを忘れている。

それは、個人の適正という視点である。

学校過労死 不登校状態の子どもの身体には何が起こっているかには、多くの不登校の人たちを診断して感じた彼らの傾向を次のように分析している。

不登校状態の彼らと話をしているときにしばしば感じることは物事を考えるタイプの人達が多いということです。現在の受験教育は知識の量はもちろん、早押しクイズ的に解答を吐き出さなければよい成績を取れないシステムになっており、思考能力をそれほど必要とはしていません、と言い切るのは間違ってるかもしれませんが、少なくとも思考力を大きく要求していません。不登校状態の彼らは早押しクイズは苦手ですが、じっくりと理論を展開する学問には向いてると常々思います。(P81)


一方で、いわゆる高学歴(京大卒)ニートとしても有名であるpha氏は、著書・ニートの歩き方で自分が京大に入ったいきさつについて次のように語っている。

高校を出た後は、京都大学といういわゆる一流大学に入ったのだけれど、それは別に京大を卒業して良い企業に入ってバリバリ働きたいとかそういう理由でなく、単に高校時代に友達もいなくてすることもなかったので、暇潰しにゲーム感覚でもくもくと受験勉強をやっていたら偏差値が上がってしまったというだけだった。(P34)


と、特にゴリゴリ努力した感覚もなく、ゲーム感覚で日本のお受験をパスできる人もおり、やはり個々の適性なのだろう。個人的な感覚ではなかなか想像もできないが…。


現状は暗記力と早押しクイズ的な能(脳)力がないと、いくら思考能力に長けていても高学歴になりづらく評価されにくい日本の教育。この私のnote記事の連載もその偏った評価基準に対して微力ながら一石を投じれればと思う。


関連記事

学歴云々については、過去にもいろいろ記事に書いたのでリンクを貼っておこう。

偏差値教育の脳科学的な問題点

クイズ番組は好きだけど


思考能力を育てる教育についてはこちらの記事も参考に。

「考える力」を育てるドイツの教育①

「考える力」を育てるドイツの教育②


後書き

来年の活動に向けていろいろ準備で忙しく、お財布事情も逼迫しているためドタバタしている昨今。来週はいよいよ今年最後の記事となる。おそらくnote記事を連載した今年を振り返っての感想の記事になるかと思う。
前回の記事でも書いたが、来年から記事の更新頻度をペースダウンすると思う。書くネタが若干少なくなってきたのと、ライブ配信など他の活動にも労力を割くためだ。詳しいことは来週の記事で書く予定。

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