我が子に向き合う私の存在価値
平日も週末も子の習い事や予定などがパズルのように組まれて、ほぼマネージャー状態となっている。
自分のキャリアや仕事、やりたいこととのバランスをとることが肝要だ。
一方で、私なんぞが心と眼を子に向ける、ただそれだけで、子にとって大きな力になっていることを感じる。
体操の習い事の合間にこちらを見て、ちゃんと見ているのがわかると嬉しそうにするし、こちらが興味を持って接しているとそれが子のモチベーションにも相関しているように感じる。
コーチでも先生でもないから、何もアドバイスはできない。
でも、完全なる味方であり応援団の存在として、ただいることがこんなにも人の力になれるなんてと、そのことに静かに感動を覚えている。
それはきっと当たり前のことではなく、
いつか過ぎ去り不可逆な記憶となる尊いものなんだ。
そう思うと、自分のタスクの優先度は今は落としてもいいのかもなと、やっぱり思えてくる。
今は興味の種を見つけて、ゆっくり育てていこう。
時間は有限で、命は永遠には続かないけれど、
自分の歳と子供の歳と、その組み合わせと、時代と、それらの変数の掛け合わせが日々の楽しさとなり、人生の彩りとなるはずだ。
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