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桜告ぐ
雨に別ればつたう
露かな


桜の季節がやって参りました。
卒業間際、あなたとの別れだけが気がかりです。
ザアザアと降る雨のように私の心は乱れております。
今ではそんな心も穏やかになりました。
乱れるままに流した涙でしたが、激しい雨の後に残った桜の露のように、ふとしたときに涙が頬をつたってしまいます。

卒業間際の、片想いの人との別れを詠んだ句です。

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