やめる勇気、断る勇気
今日は先日頂いた相談。
「声をかけられると断れなくてというか、やらないと決めることが難しくて苦しくなる時があります」
この相談、意外と多いのですね。
そして、
「かりやさんはどうしていますか?」
と聞かれたので、僕の場合について書きます。
■やめる勇気、断る勇気
僕らの時間は有限だし、自分が注げる気力、体力も有限です。
全部やろうとしても無理です。
また、無理にやろうとするとどれも中途半端になり、自分もモヤモヤ、相手もモヤモヤします。
だから
「始める勇気」
も大事だけど
「断る勇気」
「やめる勇気」
も大事なのですね。
では、僕はどうやって決めているのか?
■最初の基準は「やりたいか」「やりたくないか」
僕基準は、シンプルに言えば「やりたいか」「やりたくないか」です。
100%、200%の熱量で関われないのであれば、よいことはないので「やらない」です。
なお、出来る、出来ないは考えない。
心底やりたければ、今できなくても、工夫してやれる方法を見つけられるので。
■もうひとつの基準「後悔の有無と周囲への影響」
もうひとつは
1.もし仮にあと半年や1年の命だとした場合、それをやらずに死んだら後悔するか?
2.それをやっても誰も困らない(自分も周りの人にもマイナスの影響がない)
かどうかを考えて、両方ともクリアであれば「やる」としています。
この2つ目は、コンサルタントという僕の立場だからこその部分があるので、みんなに当てはまるとは思いません。
基本的には、そんなことはないのだけど仮に
「やらないと後悔する」
ことであっても、それをすることで
「僕のクライアントや経営塾生にとってマイナスになる」
のであれば、やらないです。
例えば、何かを手伝ってほしいとオファーがあって、ちょっと面白そうな案件でも
「かなりの時間を割く必要があり、そうすることにより
経営塾生やクライアントのサポートが多少なりとも犠牲になる」
のであれば
「やらない」
という判断をします。
■判断基準を持つ
経営するということは、こうした
「自分の基準」
を決めることです。
基準があることで
「意思決定」
が行いやすくなります。
だから、独立して事業を始めたら、早めにこうした
「基準」
を定めた方がいい。
もちろん、一度定めたあとも、自分のステージややってみた結果で都度見なおして行けばいいです。
決めないと何も始まらないし、でも、決めて何が不都合があったら、恐れずに瞬時に軌道修正すればいい。
それだけです。
結構
「決める」
ということに対して、不安がったり、躊躇する人がいるので参考までに!
【経営のレシピ】
「始める勇気」
も大事だけど
「断る勇気」
「やめる勇気」
も大事。
そのために、自分の「基準」を定めておく。
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