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中学受験で無視した自分の素直な声〜ポジウィルでインナーチャイルドと向き合った記録/自分の嘘に気付くまで〜

ご無沙汰しております。
久しぶりのnote投稿です。
ポジウィル認定講座2期生で、幼い子供の育児と仕事に奮闘中のりさです。

ポジウィル認定講座の終了後に、セルフキャリアデザインコースを受講しました。キャリアの充足感が乏しいと感じている方に是非とも読んで頂きたく、noteに綴ります。


なぜ、インナーチャイルドに向き合うことにした?


自身がキャリア選択に苦労した経験からキャリア支援に興味があった私ですが、認定講座ではインナーチャイルドワークを取り扱わないことを知りました。
インナーチャイルドの問題はとても繊細で、知識があるからといって素人が振りかざすのはとても危険とのことでした。(ポジウィル社内でも訓練を積んだトレーナーさんのみが対応可能とのこと)

そんな中、認定講座の最終日の全体振り返りにて、
「人生においてこれだけは叶えたいことは?」という問いに対して
私は「素直に生きたい」と書いたメモを読み上げるだけだったのですが、
自分でも予期しておらず、声を震わせ、肩を震わせながら、みんなの前で大泣きしたのです。

あとあと振り返ると、
泣いていたのは私の中にいた子供の自分だったと思います。
「やっとみんなの前で言ってくれたな、その言葉を」と言わんばかりに、
34年間一瞬も離れず苦楽を共にしてきた私の中の子供の自分が、
全然泣き止んでくれなかったのです。
(後ろの人の発表を聞こうとしても全然涙が止まらない!まさに子供の泣き方でした・・・)

恥ずかしさも飛び越えて、認定講座の本来の目的とは違うポイントではあるのですが、私にとっては大きな気づきとなり、インナーチャイルドと向き合う決心を固めました。
(4週間一緒に学んだ同期の仲間が本当に温かな目で涙を見守ってくれていましたが、すごくすごく恥ずかしかったので、こんな涙は最後にしたいと思いました。笑)

セルフキャリアデザインコース with ポジウィルトレーナー嶋田真奈さん

セルフキャリアデザインコースは、トレーナー面談が1回のコースです。
(現在は提供されていません)
※使用するワークシートは POSIWILL CAREERと同じでした。

この一回の面談で、
私は「インナーチャイルド」と向き合いたいと希望しました。

その結果、終始、、、大泣きする結果となりました。
ずっと、ずっと、泣きながら1時間近く話し続けました。

とにかく聞いてもらうこと、
伝え返してもらうこと、
大変辛い目にあったんだねということ、
ここまでよく頑張ってきたねということ、
この先どう生きたいかということ、
こうしたいの自分の想いを復唱してみよう!等

1回のカウンセリングでは到底足りない内容なのですが、
カウンセリング後のワークシート課題も含めて
癒せていなかった自分の心の傷と向き合いました。

今まで誰にも話したことのない、自分の話。
家族の中で自分はどういう役目で、どういう風に立ち振る舞ってきたのか、そんなことも話しました。

当たり前だと思って培ってきた自分の価値観に対し、「それはおかしくないですか?」と問われる場面もありました。

そんなこと、誰も言ってくれなかったな。。。
そうなのかな。そうかもしれない。
確かにな。自分の子供にはこう言ってあげたいよな。。
などなど

トレーナーの真奈さんはもしかしたら私より年下かも知れないけれども、色んな苦難を乗り越え、生きづらさの根源にある思考の癖をフラットに変えてきた人生の先輩として、そしてインナーチャイルド問題を取り扱えるポジウィルのトレーナーさんとして、真摯に向き合ってくださりました。

今、カウンセリングを受けてから半年近く経って、
ようやくこのnoteを書いています。

自分なりの落とし所を見つけるまで随分と時間がかかりましたが、
なんだかんだ必要な時間だったのかなと思っています。

30年近く共にしてきた自分の価値観を変えるというのは、決して簡単ではありません。
すぐに思考の癖が出るし、しれーっと元に戻っている。
「あ、これか?こういう所か?私の悪い癖!」という発見の繰り返し。
変わっては戻る、変わっては戻る、そして変わって・・・が続く。

私の場合、1回の面談ではなかなか自分を癒し切ることができず、
その後に受けた認定講座の試験の場でも
カウンセリングに近い内容のアウトプットが続きました。
更に、今は書く瞑想(ジャーナリング)という形で続けています。

それでは、私がどんな生きづらさを抱えていたのか、
読んでくださる方の手がかりになればと思い、詳細を書き残します。

生きづらさを抱えながらも進んできた私の道のり

小学6年生の頃、中学受験に自分なりの意義を見出せずに、
親に「自分は⚪︎⚪︎になりたいから、専門学校に行きたい。だから、私立の進学校に行く必要はない」と必死に訴えた記憶があります。
何日かに渡って懸命に訴えかけましたが、「受験から逃げたいだけでしょ?」と相手にもされませんでした。

そして、私の親は小学6年生の私の気持ちを一ミリたりとも応援してくれませんでした。
歯向かうのであれば、学費も食費も一歳出さない。
そのようなことを言われ(少しうろ覚えです)、
私は自分の意志を通すことを諦めてしまいました。
親に従わないと生きていないと感じたからです。

ここからは私の問題であり、
私が勝手に良かれと思ってしてしまった事です。
私は親が応援してくれそうな事柄に『自分の意志』を寄せて行ったのです。
そして、恐ろしいことに親の価値観に寄せにいっているという自覚はなく、
全くの無意識下でやっていました。

友達から見れば、
「りさは自分の意志をハッキリ持っていてすごい」と映っており、
友達や先生からよくそう言われてきましたし、自分でもそうだと思っていました。

しかし、自分でも気がついていないところで、
それは自分の素直な意志ではなく、
親に応援されるための歪んだ意志へ
すり替わっていました。

親に歯向かうこともできたかもしれない。
ですが、私は結果的にこの頃から
自分の素直な声を無視するようになっていったのです。

その結果、私に何が起きたかというと、
難関の大学、さらには大学院にまで進んだというのに、
「これ以上、先に進みたいと思わない」という状態に陥りました。

修士まで進んで、専門知識を活かさずに就職することを選んだので、
ここからわたしはキャリア迷子となりました。

就活は全然納得いかなかったのですが、
出口も分からず就活を続けてもキリがないので
内定をもらった会社で働いてみることにして
考えることを諦めました。

そして、修士2年の夏、相当なモヤモヤを抱え葛藤していたのですが、
就活の悩みには一旦蓋をして、
必死の思いで「大学院だけは卒業する!」と決めました。

親にお金を出してもらっていたこともありましたが、
何よりも一番に、ここまで頑張ってきた自分の努力を
絶対に中途半端な形で終わらせたくなかったのです。

こんなに親にお金をかけてもらって、
手塩にかけて育ててもらったというのに、
そして何より、自分の意志で突き進んできたはずなのに、
私はなぜこうなってしまったのだろうか。。。

「この研究、面白いよね!」と盛り上がる友達を見て、
頭では分かるのだけども、心が追いつかなかった。
そんな自分を認めないかのように、「面白いね」と返している自分が不思議でした。

この頃には、薄々自分のなかのどこかに嘘がある気がしていましたが、
本人である私がこの問題を表に出さない限り、
誰もこの問題を知ることはありませんでした。

そして、私も出したところで、解決してくれる人がいるわけでもなく、
「この問題は私の問題だから仕事には関係ない。
 仕事(研究)は仕事で頑張ろう!」っと心の声を無視し続けてきました。

自分の中に、ずっとふたつの声がある状態でした。
素直に弱音を言える声と、それを無視するために自分を鼓舞する声
そんな二つの声は、きっとみんなにもあるのだろうと思っていました。
そして、私は「自分を鼓舞する声」を常に勝たせようとしてきたのです。

何十年も無視し続けられてきた私の素直な声の持ち主が、表に出てやっと認められた瞬間が「冒頭に書いた場面」でした。
「素直に生きたい」と書いたメモを読み上げるだけだったのに、想定外に大泣きする結果となりました。


ポジウィルのカウンセリングと並行して、
キャリア心理学の書籍なども複数読みました。
自身の人生で起きている事柄を客観的に理解し、
「なぜこうなってしまったのだろうか。。。」という謎が
次第に解けていきました。


ここに至るまでが、とてもしんどく孤軍奮闘していました。

働けど働けど、憧れる姿は見つからない。
職場では、そんな心の内を出すこともない。
働きぶりが評価されようが、職場の人達と仲良かろうが、
「なんか、面白くないな・・・」そんな毎日が続きました。
(真面目にやっていても面白くない仕事の中から、
 面白い部分を見出すという能力は伸びていたので、
 なんだか楽しそうに仕事をしている様に写っていたかもしれません。)

嘘に蓋をしているなんて自分でも思っていないし、
自分でいうのもなんですが人当たりもよいので
外向きには幸せそうな人に見えていたと思います。
(そう見られたかったから、そう見せていたのですかね。)

そんな外向きな顔はさておき、ひとりの時間はどうだったかというと、
夜寝る前に将来が不安になったり、他人のSNSでの発信に対する嫉妬心がすごかったと記憶しております。

ナチュラルに個性を追求していそうな人が妬ましかったり、「自分らしい人生」とか「あなただけの色」とか、その辺のワードを「この世の中の綺麗事なのかな?幻?」とさえ思っていました。

目の澄んだ子供達には決して言いたくない、
自分の腐った心の内がキライでしょうがなく、
これがまた幸いも「変わりたい!」という
最大の原動力になりました。

大学院の頃から人知れず苦しみが始まり、
10年近くライフとキャリアを積み重ねてきましたが、
ようやく昨年ごろから、大きな転換期を迎えています。
(転換期というのも、想像以上にとても大変です。
 一度で舵取りが成功するとも限らず、
 誰に相談するかで行き先も変わりかねないと危機感すら感じます。汗)

当時の自分と同じ悩みを抱える人に贈ることば

本当に、わたしはポジウィルという会社が「キャリア支援のサービス」を提供してくださっていて、心から感謝しています。

22歳の新卒就活前(院生)の私に会えるのであれば、
絶対にこのサービスを早くに受けることを勧めます。

まさか、
自分がインナーチャイルドの問題を抱えているなんて
当時は全く予想もしていなかったのです。

だから、このnoteを届けたい。

ここまで読み進めて頂いて、
もしも
 “ 愛情深く教育熱心な親に不自由なく育ててもらった。
   親にめちゃくちゃ感謝しているし仲がいい。
  インナーチャイルドの問題なんて、あるわけがない。
  そんなことが分かったとしたら、親に申し訳ない。。。”
と感じているのならば、

あなたの生きづらさの要因のひとつに、
ねじ曲がり歪んだ自分のレンズがあるかもしれません。

認知の歪みと呼ばれるもので、本人はその歪みには気がつかない。)

だから、家族ではなく、似たような境遇・価値観の友人でもなく、
プロのキャリア支援者に相談する必要があるのです。

同じような歪みレンズのお友達といくら話をしても
世界は同じように歪んで見えるだけです。
(何回も言うけど、本人たちはその歪みには気がつけないのです。)

いつも同じ価値観で世の中を見れるというのは
ある種の安心感があるかもしれませんが、
「正直、、最近はちょ〜っとその感覚が居心地悪いんだわっ」
と感じるのであれば、それはチャンスかもしれません。
(自分だけじゃなくて、仲のいい友達にとっても朗報かもしれません。)
大人になったあなたの脳が「なんだかそれ居心地悪くない?」って
教えてくれているのかもしれません。

もうね、書いても書いてもキリがないのです。

私の話をしたところで、
私の問題とあなたの問題は同じではないので、
書いておいてなんですが、参考にはならないと思うのです。

それぐらい、
自分の答えなんて自分にしか分からないし、
正解なんてそもそもない。
ひとりひとりが、唯一無二のユニークな存在です。

雑で申し訳ないけど、騙されたと思って
一回 無料相談に行ってきてくれない??笑
(もう本当に、私に言えるのはこれだけです。)

無料相談でめちゃくちゃ内容が気になったとしても、
価格はかなり高額だから、勢いで決めなくていい。
何ヶ月後に何十万円と目標金額を設定して貯金してみたらいい。
何ヶ月後かにその時が来て、
忘れているのであればサービスを申し込まなければいい。

だけども、密かにずーーーーーーっと心のどこかで
自分の内なる問題と向き合うことに関心があるのであれば、
気になったタイミングで受けてみてはどうでしょうか?

営業さんかっ(笑)
言っとくけど、私はこの記事を書いた所で一銭も貰えない。笑

自分の言葉で、自分の事をアウトプットすることに価値があるから、
こんなに長々と書いています。
だから、ここまで読んで下さったあなたにも、自分の話を吐き出せる場所を見つけてほしいなと思います。
そして、ポジウィルへの感謝の気持ちもこめて綴りました。

(ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!
 もう少しで終わるからね。まだ続くんかいっ!笑)

キャリア迷子の状態で、働けど働けど理想は見えてこなかったし、
知らず知らずに嘘を重ねた心とキャリアは、
自分にも、自分の子育てにも、悪影響でしかなかった。

インナーチャイルド、子育てにこそもの凄く影響する気がします。


だから、少しでも早く受けた方がいい。

キャリアの充足感が低かった私が、藁にもすがる思いで
キャリアコンサルタントの資格をとったり、
ポジウィル認定講座で学んで
声を大にして言いたいのは、
自分がキャリア支援のスキルを学ぶのと、
自分がキャリア支援を受けるのは
全くの別物だという事・・・!!
(別のnoteでも書いた気がするけども、
 この違いは時間が経てば経つほど大きくなる気がする!)

自分のために、大切な時間とお金を使うこと。
これは、とてもとても重要な『長期投資』だと思います。

今回はここで終わりにしますが、
実はいま、私はワクワクしながら、
とある目標に取り組んでいます。
(また改めてnoteに書くつもりです。)

この目標に向かうと決心を固められたのも、
POSIWILL CAREERのワークシートのアウトプットがあったからこそ。
「えぃっ!」と相当の勇気は必要でしたが、
なんとか一歩を踏み出すことができました。

そうそう、サービスを受けたからと言って、
目に見えて何も変わらないのです。自分が行動しない限りは。
 
そして、逆を返せば、
あなたが行動を変えない限り何も変わらないから、安心です。
サービスを受けて、1日にして人生が180度変わったとしたら、、、
おそらく詐欺か、何かの呪いや魔法をかけられる、
怪しいセッションではないでしょうか?

『インナーチャイルド』と検索すると、沢山のセラピーが出てきます。
私のような心理学素人の人間にとっては、そのカウンセリング内容の良し悪しを判断するの難しい。正直、よくわからない。
そして、なんか怪しい、、、に尽きる。
(ポジウィルのカリキュラムは、法政大学の田中 研之輔教授が監修しています)

超絶長くなってしまいましたが、
このnoteが、誰かの背中を押せることを祈っています。

次は、あなたの番だ。えぃっ!!

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