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外見と内面のカラー

似合うファッションはテンションが上がる。
まるでドーパミンのように。
 
パーソナルカラー、いわゆる似合う色
骨格タイプの似合うデザインの洋服を着ていると
周りからも褒められる。
自分を認めてもらえた気がする。
 
三越伊勢丹グループで
販売経験のない、学歴もない私が
マネージャーに昇格できたのは
外見のカラー、自分の強みを活かした賜物。
 
周りに認められれば、自分の居場所があり
生きていい許可が得られると思っていた。
 
しかし違っていた。
外見から得られるのは刹那的な自己満足。
それを繰り返すと私の心は疲弊して
ますます心身が辛くなった。

「やりたいことがあるから辞めます!」は
体裁を繕った言葉。
本当は会社から組織から逃げ出した。
 
結局、誰よりも私が自分を認めていなかった。
私が幼い頃からずっと望んでいたのは
自分が自分を認めること。
自分が自分を許すことだった。
 
そのことに気が付いて
腹落ちしたのは会社員を辞めた後。
 
ずっと周りに合わせて
ずっと自分の気持ちに蓋をして
すっと自分の感情を見ないふり。
逃げ出しすことで自分を守った。
やっと自分と向き合う勇気を持った。
 
嫌いな自分、苦手な自分も、
いいなと思う自分も、全部の自分を認める。
自分に生きていい許可を与える。
 
自分を認めたら、許せたら、
自分の感情が腹落ちして、安心して涙が溢れる
そして、喜びに溢れた。
 
自分の外見も内面も認めて、許せて
信じて、上を向いて、前に進める
 
今、自分に自信があるのか?
と問われたら正直わからない。
 
今の私は
自分の外見も内面も信じている。
それだけは自信を持って言える。
 

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