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「あるべき未来」をアツく掲げよ共有せよ! - XDA2021#01

こんにちは!
ご覧くださりありがとうございます、かわしまりさです。

「Xデザイン学校2021 ベーシックコース」での学び・気づきを、毎月の講座ごとにまとめていくぜ!シリーズ、今回は「第1回」です!(0回はこちら

前回のnoteについて、浅野先生から「もうちょい自分が理解しやすいように書きな!人に教えよう的スケベ心は捨てな!」という旨のフィードバックをいただきました!

ので、振り返りnoteは読み物としてではなく「自分の理解促進のため」を最重視して、自分の言葉・スピード感・気楽さを大切にしていきたいです!しかしこれはこれで難しい!!色々試しながらベストを探ります!

(追記:自分のペースで書いたら案の定長くなってしまった〜ッ!さらさら〜と見ていただけると、とっても嬉しいです! なお、知識は実践に活かされてこそ価値があると思うので、色々書いてますが鵜呑みにせず、頭でっかちにならず、幅広く柔らか〜く学んでいこうと思っています!)

#01 ゲームチェンジのためのサービスデザイン

講義は、デザイナーが絶対に知っておいた方が良い「これからのビジネスについて」のお話だったと感じました!(ビジネス×デザインを重視したい私にとって、興味深いインプット!)

今回の学びは、大きく1つ+その他もろもろ!1つ目が今回の書きたいことの9割くらいです。

1:「あるべき未来」をアツく掲げよ共有せよ!!
+α1:ブランドを活かして「スケール」しよう!
+α2:PDUピラミッド


1: 「あるべき未来」をアツく掲げよ共有せよ!!

・企業の存在意義/あるべき未来:「パーパス」が超重要!
・時代の変化に伴い、ユーザーの思考/行動も変化している
・企業も「パーパス」を再構築せねば、置いてけぼりになる
・「デザイン思考/エンジニアリング」だけでは、もう古い
「アート思考/スペキュラティブデザイン」が大切になる
・「あるべき未来」をアツく掲げる者に、共感/お金は集まる
「明確な未来/ロードマップ」を持つ者だけが、生き残る
※スペキュラティブデザインを知らなかったので、ググりました

 1-1.「アート思考」と「デザイン思考」

noteXDA01_image_デザイン思考とアート思考

① 学びの気づき
前回の「UXデザインはもう古い」に引き続き、「デザイン思考はもう古い」!?と驚いたが、お話を聞いて納得。モノからコトへと似た流れというか、便利な機能や体験が増え、人々のニーズが「ペイン」ではなく、上位概念の「あるべき未来と現状とのギャップ」の解消になったんだなぁ、と。

「あるべき未来」は、「ワクワクする未来・一緒に考えていきたい未来」みたいなイメージ。なんか楽しそう!こうなったら面白そう!とか、これ大切だよね!こういう考え方もあるんだ!応援したい!手伝いたい!とか。

デザイン思考→ユーザー視点、アート思考→自分視点、というイメージで書いてみる。確かに、デザイン思考だけではユーザーが触れる観点=既に起こっている問題しか見つけづらいかも。言い換えると、未来に起こりうる「考えもしない自身と深く関係する問題」に気づけないかも。(スケールを前提に考えづらいとも言える)
そこで、まずはアート思考で未来を考え、「明確なあるべき未来像」として問いを立て、共感してもらうことが大事だぞと!

ちなみに、デザイン思考がオワコンとか全ッ然そういう話では無く、固執しないことが大事というお話。掲げるパーパスが、ビジネス面だけでなく社会にとって、あらゆる個人にとって意味のあることでなければならんと。パーパスの起点はアート思考で、その後の展開・伝え方・巻き込み方などで、デザイン思考を併せ持つことが大事ってことかな!(別のセミナーだがL&UXでMaaS Global LtdのSampoさんのお話を聞いて、ますますどちらも大事だ〜!と思った)

 1-2.明確なパーパスから、ビジョンを見る

noteXDA01_image_パーパスから

「時代はどんどん変わってくけど、俺たちはこのために存在していて、こんな最高な未来を描いていて、こんなふうに実現していくんだーーー!!」
これがパーパス→ビジョン/ミッションからのバリューって感じかな。明確なパーパスがあってこそ、ビジョン/ミッションが見えると…なるほど…(今まではMVVしか知らなんだ)

ビジョンとミッションは企業のものって感じだけど、パーパスはお客さんも共感できる内容。社員に加えてユーザーまで、ステークホルダー全員で共有/共感する状況こそ、パーパスドリブンな企業さん、とわかった。全員が同じ思い…というより、それぞれがパーパスから自分にとっての意味/価値を感じている状態かな。自身と他者をつなぐ大切な存在なんだな〜。
ゆえに、独自の存在意義:パーパスを、明確に強く掲げていこう!!というお話!

また、本講座の前日にあった公開講座での山縣先生のお話と深くつながってる〜〜!と感じたので、引用いたします!

▼ 公開講座で山縣先生がお話しされた内容の図(掲載許可いただいております、ありがとうございます!!)

20210514_Xデザイン_図5_企業者的サイクルとPurpose&Vision

まさに今回の講義の要点が内包された図!右の3つの円の「機能性・倫理性・審美性」は、「デザイン思考・スペキュラティブデザイン・アート思考」とゆるやかに繋がっているなと。(それぞれにピッタリ当てはまるわけでは無いとは思う)

経済だけでなく、社会や自然環境ともにより良い未来へと向かうこと。3つの重なりを中心に人の生活があり、生活を底上げするには、全てをバランスよく高める必要がある。

そのためには、機能性だけでなく、倫理性・審美性を兼ね備えたデザインが重要となる。今までは機能性 ≒ 役立つことでビジネスとして成り立っていたが、そこに「私たちが実現したい未来は、正しい未来か?心躍る未来か?」と問う必要がある。

その問いかけの末にパーパスが生まれ、掲げられ、協働メンバーそれぞれが「自分にとっての意味」をパーパスから見いだす。その個々の意味の集合がビジョンとなり、それぞれの意志を持って共にビジョンを具現化する…。

こうしたデザイン文化の醸成に向け、役に立つより「意味のある」デザインをしていこう!!というメッセージを両講座から受け取りました!(この言葉は山口周さんの記事や本からですね)
こんなデザイン文化が浸透した組織で働きた〜いあるいは創りた〜い!!!

② 抽象化すると…

「あるべき未来」をアツく掲げよ共有せよ!!
変化の激しい社会で人々に支持が得られるのは、あるべき未来/実現への道筋を、関係者全体にハッキリ伝えられる存在だ。

「人間中心」は、ユーザー中心だけじゃ無い。
受け取り手はもちろん、作り手も、人の生活をつくる経済/社会/自然環境をも含んだ概念だ。

役に立つより「意味のある」デザインだ。
人はあらゆる物事に「意味」を見いだし行動する。多様な観点から問いを投げかけ、価値ある意味をデザインしよう。


③ どこで活かせそうか
・何か目標に向けて取り組む時。特にチームで行う時!あいだ間で「これってなんのためだっけ?」と見直して共有したり、個々の感じている「意味」を共有しあって再構成したい。
・何かを選ぶとき。何かしらの意思決定の時に、「自分にとっての意味ってなんだっけ?」って少しでも意識できたら、少しずつ明るい方向に行けそう。
(もっと具体的なシーンを書いた方がいいかもしれんな〜?)

図解を毎回やってみる

毎回、特訓も兼ねて「1note/1図解」をやってみます。(図解と言えるのかは怪しいけど…)自分の理解を深めるため+情報の構造化+ビジュアル化に慣れていくため、最初は超〜簡単なものからでもやる。どうか温かい目で見てください。図解やインフォグラフィックには大〜きな価値を感じているので、じわじわスキルを養っていくぞ!!!

今回は山縣先生の図も参考しつつ、今回の学びを図解(?)にした。(見出しの下に載せた画像2枚です)すごいな〜〜ちょっと見やすくレイアウトしたりイラストが入ると、途端にすとんと理解できる気がしてくるのがすげ〜〜〜ビジュアルってすごいな〜デザイナーさんも強いしすごいしかっこいい。

そしてやってみてわかったが、図解って想像以上に難し〜い!(けど楽し〜い!)ちなみに、「たのしい インフォグラフィック入門」の図解のページを参考にしながらコネコネしました。何をどう作るかに時間かけすぎました。



一旦ここまでで「1」は終わりです!続いては+αなので、さらにさらさらっと見ていただけると〜!

+α1 ブランドを活かして「スケール」しよう!

・新規サービスは、自社ブランドを活かした「スケール」を!
・スケールするには「データを集めて、サービスを返すこと」が超重要!
「どんなデータをどう活用するか」を戦略フェーズからデザイン → 次なる感動をユーザーへ還元するサイクルへ
・役に立つ機能を追加しても、そこからデータが得られなければ次の喜びに繋げられない!=スケールできない!
・ユーザーが対象のUXデザインは、戦略フェーズには向かない
・ステークホルダーが対象で、戦略を考えるのは「サービスデザイン」

① 学びの気づき
・自分の利用データから新たな体験を得られたら、もっと使お!ここのサービス好き!ってなるな。これがブランドへの愛着か。
・アンケートやインタビューではなく、自動で欲しいデータを収集できるしくみがあれば強そう(事実ベースの仮説が立てられる)

・あと…てっきりUXデザインはビジネスフェーズから考えるモンだ!などと捉えてた…。いや、それはあってるのか。戦略フェーズから「ユーザーが受け取る体験をデザインする」のであって、戦略がメインではない、という。

・しかし戦略から設計されるUXデザイナーの方々もいらっしゃる(と思う)し、私も目指しているので…!!多くの企業さんの「UXデザイナー」という職、サービスデザイナーも兼任しているのでは…!?と思った。(ちょっとここはまだ消化不良!)

② 抽象化すると
・新たな挑戦は、「いまある強み」を活かして取り組もう!
・事前に得られる体験/情報を想定し、「未来に活かせる情報」の仮説を立て、集めるしくみをつくる → 次なるチャレンジへと活用!

③ どこで活かせそうか
企業でも、自分でも、何か新しいことを始める時。今の自分を否定したり0スタートではなく、「ここが強みだから、ここを活かしてやってみよう!」ってできそう!講義を受ける時も意識できそう。

+α2 PDUピラミッド

「PDUピラミッド」という、プラットフォームビジネスの型を学んだ。PDUとは、プラットフォーマーのP、デベロッパーのD、ユーザーのUのこと。

詳しくは、以下の渡邊恵太先生のページがわかりやすいので、ぜひご参照を!(渡邊先生の「融けるデザイン」大好き!!オススメです。)

プラットフォームビジネスの例としては、Amazon、LINE、Uber Eatsなどが有名だ。

プラットフォームビジネスの素敵なポイントは、何十年もかけてやっとできる「専門的なこと」が、プラットフォームを作ることで「誰でもできるようになる」こと!

例として、「お店つくりたいけど、そんな予算も知識も集客力もないなぁ」という企業や個人が、Amazonや楽天市場で出品したり、BASEやSTORESでネットショップを立ち上げたりとか。0から始めるよりうんと楽!

こうした「難しいことを誰もができる状態にすること」 「民主化」と表現されていた。民主化!

プラットフォーマーは多くのデベロッパーが助かる民主化をし、それぞれのデベロッパーは多様なユーザーに合わせた民主化をする。つまり、プラットフォーマーが解決できないような細かいユーザーニーズまで解決できちゃう!メリットがある。個人もデベロッパーになれる場合は特に、かなり細かいニーズにも応えられる。

ただし、プラットフォーマーになればいいってもんじゃない。
「よ〜し、iOSとAndroidのほかに新しいOS作るぜ!」が無謀に感じられるように、民主化する事柄の知識・デベロッパーのニーズを深く理解していないと、まず難しい!!

これらを思うと、私が利用している数々のプラットフォームさん、そこを利用するデベロッパーさんや個人の方に、私のこまか〜な趣味嗜好に沿ったニーズを叶えてもらっているんだな〜。ありがたいな〜。

ちなみに私のチームでは任天堂を例にピラミッドを書き、今回は私がプレゼンした。のだが、浅野先生から「ソニーと違うところは?」と問いをもらい、待ってました!と思って答えたものの愛ゆえに無駄な情報まで話してしまい、伝わる話し方ができなかった…!(大変悔しい)

伝えたかった答えは、「誰も思いつかない新しい遊び方を作れる構造」を民主化している、ってイメージ。PSは基本的に「高画質かつ高速のリッチなゲーム体験」を追求し続けているけれど、任天堂のハードは毎回コンセプトの異なる「今までにないゲーム体験」を生み出している。

デベロッパー=ソフトを作る企業に「新しい遊び方の仕組みと余白」を民主化していて…。DSを例にすると「2画面と、ボタン/タッチペンが使える」という遊び方のポテンシャルを秘めた仕組み(文字や絵を書ける、多様なアクションに置き換えられるなど)の中で、具体的にどんな遊び方/世界観にするかはデベロッパーが考えられる…みたいな…。
(P→Dはこんな感じで、D→Cはユーザーそれぞれの趣味思考に合ったゲームを遊べることを民主化している。)

まだまだ人に伝えるには理解が弱い!ので、日常で見かけるサービスからPDCピラミッドに当てはめてみるなどしていこうと思う!

noteのKPT(雑にいくぜ!)

よりよい学びを得られるnoteにするため、振り返りnoteの振り返り。少なくとも今回はせざるを得ない気持ち…!(自分用なので雑です)
Keep:
投稿してえらい/書きたい箇所は書けた/前より気楽に書いた気がする/講座受けた直後に感じたことをメモ書きで控えた/資料見ずに考えていることを書いてみた/他のインプットと関連づけて考えられた/図解に挑戦した
Problem:
聞いたことをまとめ直しているだけで、「自分の気づき」がまだまだ書けてない!しかも長!/自分の考えや解釈が間違ってないか不安になり、後から資料を見まくり編集した/図解はまだまだ時間かかる/noteを投稿する心理的ハードルが変にある/他のやるべきこととの両立に悩んだ
Try:
当日中に本文を書き切り、翌日に図解を作る、というルールで進めてみる(当日中に書けなかった部分は削ぎ落とせる情報だと判断する)/図解は最初から完成形を作ろうとせず、細かく要素を分けて図にして、組み合わせるように作ってみる/もっとハッピーな気持ちで書くよ

さいごに

記念すべき第1回目の本講座、お疲れ様でした!そして、同じFチームになったみなさま、何卒よろしくお願いしまーす!

うお〜、インプット量が多い多い。(そしてnoteが長い長い)
脳汗かきまくりの5時間でしたが、デザイナーである上で大切な「土台」を強化できた時間でした。

とても一度じゃ理解ができないので、こうしてnoteにまとめるのはいいですすね!でもちょっと時間かかりすぎてるので、ピュアな省察に向けて講座直後に書き終えられるよう、次回はTryのルールを守ってみます。あとはnoteだけでなく、抽象化したことを日頃の生活からアウトプットしていくぞ〜。

それでは、次回はまた来月! 
いよいよ実践的な課題が始まるので、たのしみです。

ここまで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!🍀

(Xデザイン学校について知りたい方は、こちらから! ↓)

追記)
Xデザイン学校バリバリやってるのですが、諸々の事情により#02#03共に公開しないままでいてすみません!
発信することの意味や気持ちや諸々踏まえてなので、また公開したくなったらします〜!


なにこの機能・・・投げ銭・・・・!?!?!?