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オランダ生活で身につく10のスキル

こんにちは、Ririです。覚悟はしていたものの、夏日から気温が落ちてしまい、もはや夏は終わってしまったのかというさみしさがあります。今日の気温は最低13度、最高19度。昨夜は小雨も降っていて、長袖にデニムジャケットでは寒すぎて、冬のコートを着なかったことを後悔しました。でも気分は夏なので、冬のコートに戻るのって気持ちが乗らないですよね。

さて、最近はオランダ生活について書いていますが、今日のテーマは「オランダで生活すると身につくこと」です。オランダ生まれ、オランダで若い時から生活すると自然に身につくことですが、数年住んでいてもその環境に強く影響されることが多いです。オランダは先進国の中でも日本とはある意味正反対なことが得意な国だったりもします。はまる人ははまるし、苦手な人は苦手なオランダかもしれません。では、オランダで育つと身につきやすいスキルや特性についていくつか挙げてみます。


1. 多言語能力

オランダでは小学校から英語教育が始まり、ほとんどの人が英語を流暢に話せます。さらに、ドイツ語やフランス語などの他の外国語も学ぶ機会が多いため、多言語能力が自然と身につきます。子供のころから多言語な環境で生活していると新しい言語を学ぶ脳が発達すると言ったりもしますよね。

2. 環境意識

オランダは環境保護や持続可能な生活を重視しています。リサイクルや省エネルギー、持続可能な交通手段(自転車の利用など)に関する教育が行われるため、環境に対する意識が高くなります。電力会社を選ぶ際もエコなエネルギーを使うかどうかが重要なポイントになります。

3. 自転車の利用

オランダでは自転車が主要な交通手段であるため、子供の頃から自転車の乗り方や交通ルールを学びます。結果として、交通ルールを守る習慣や健康的な生活スタイルが身につきます。また、毎日自転車に乗っているおかげか、お年寄りになっても足腰強く元気に動き回れるおじいちゃま、おばあちゃまが多いような気もします。

4. 社会的寛容

オランダは多文化社会であり、異なるバックグラウンドを持つ人々が共存しています。このため、多様性を尊重し、異なる価値観や習慣を受け入れる寛容さが身につきやすいです。LGBTQ+に関してもかなり考え方が進んでいると感じます。

5. 批判的思考

オランダの教育システムは、暗記よりも理解と批判的思考を重視しています。学生はディスカッションやプレゼンテーションを通じて、自分の意見を明確に述べる能力を養います。オランダ人は文句が多いと言われることもありますが、ダイレクトな言い方がオランダ人ならでは。日本人でもしっかりと発言できるように強くなる気がします。

6. 水管理と防災意識

オランダは海面下に位置する地域が多いため、水管理と洪水対策が重要です。子供たちは学校で水管理の重要性や防災について学び、防災意識が高まります。カナルも多いため、子供の時から服を着たままの泳ぎ方などもしっかり学びます。

7. 芸術と文化への理解

オランダには多くの美術館や劇場があり、芸術や文化に触れる機会が豊富です。これにより、芸術や文化に対する理解と鑑賞能力が自然と身につきます。ゴッホ、レンブラントなど有名な画家も多くいますし、DJの排出数もNo.1なのだとか。

8. スポーツマンシップ

オランダではスポーツが盛んであり、特にサッカーやスケートが人気です。子供たちは学校や地域のクラブでスポーツに参加し、チームワークやフェアプレーの精神を学びます。

9. 科学と技術への興味

オランダは科学技術の発展に力を入れており、学校教育でも科学や技術に関する教育が重視されています。これにより、子供たちは科学や技術に対する興味や知識を深めることができます。

10. 自主性と独立心

オランダの教育システムでは、学生が自主的に学ぶことが奨励されています。プロジェクトベースの学習やグループワークを通じて、自分で考え行動する力が養われます。


以上、私の主観で思うオランダで生活すると、これらのスキルや特性が自然と身につくことです。オランダの独特な環境や教育システムが、これらの能力を育てる手助けをしていると思います。これからも、自身の海外生活を通じて感じたことについて色々と紹介していきたいと思います!読んでいただいてありがとうございました♡


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