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本や漫画の読書日記

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乱読の日々のなか、心をうつ言葉や、学び、そしてこれは私とは相入れないなど様々なものに出逢います。それらをまとめてみました。いずれブラッシュアップして、さらにジャンル分けなどしてい…
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#読了

3冊の、本の本。

本をテーマにした本を読もう! と勝手に自分キャンペーン中です。 今回読んだのはこちらです…

りらこ
3か月前
42

本屋大賞ノミネートの本を読んでみた【うち4冊】

本屋大賞、ご存じですか? 本屋さん達が選ぶ、今1番売りたい本を決めるものだそうです。 今年…

りらこ
4か月前
45

【読書日記】嘘なのか、それとも真実なのか

ちょっと久しぶりに読書日記です。 なんとなくタイトルに惹かれていたこの本、 『六人の嘘つき…

りらこ
10か月前
30

【読書感想文】滅ぶことがわかっているならば、私ならどうするか

凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』 シャングリラとは理想郷という意味らしい。 東洋…

りらこ
11か月前
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【読書日記】百貨店の外商さんを通してのお買い物って

若い頃は銀座勤めだったので、法人外商でお遣い物や、季節のご挨拶の大量の品物を買ったりとし…

りらこ
11か月前
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ハルキストじゃないけれど

村上春樹さんの『猫を棄てる』を読んだ。 なんというタイトルだろうかと思って手に取ったのだ…

りらこ
1年前
2

寺地はるな氏の『白ゆき紅ばら』読後感想..歪んだ欲、それを愛情と呼ぶのならそれは一方通行な自己満足だ

読後しばらくしてからも、あの描写はあの意味なのかなとか、あの文章にズキュンと射抜かれたよ!などと思い返して余韻が続く本が好きだ。 さて今回は、寺地はるな氏の『白ゆき紅ばら』 のレビューを。 ネタバレがあるので、ちょっ!そりはやめちくり!って方は、読了後分かち合いましょう。 私に寺地氏の作品について語れるかと言うとその資格は、ない!と胸を張って言える。 なぜなら初寺地氏だから💦 てなわけで、どんな世界が待ち受けているのかワクワクしながら読み始めたわけだけど。 えぐるえぐ

一穂ミチ『うたかたモザイク』たくさんの世界観がどこか寂しくもある

一穂ミチ氏の『うたかたモザイク』を読んだ。 短編集。どこかに連載されていたものと書き下ろ…

りらこ
1年前
2

【本の感想】『瞳の奥に』この仕掛けは反則か、あるいは…

私にしては珍しい、海外ミステリー 『瞳の奥に』 調べたらネトフリでドラマになっていました…

りらこ
1年前
2

【漫画の感想】『ダーウィン事変』で自分に内在する差別意識と向き合う

5巻が発売になったので、改めて読み返した。 人間の父親とチンパンジーの母親から生まれた「…

りらこ
1年前
9

【漫画の感想】『えれほん』うめざわしゅん氏のテーマとその分析に脱帽

読む前からざわざわしていたんだけど。 まったくタイトルから何も想像できないから。 3つの…

りらこ
1年前
13

【本の感想】『ぼくらは星を見つけた』戸森しるこさんの不思議で優しい世界に浸る

家族ってなんだろう。どういう定義が正しいのか、いや正しい定義なんてないのかもしれない。 …

りらこ
1年前
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【本の感想】疲れたらクマが夜食を、喫茶店、学問を図鑑で系統立て、霞が関

ここ何日間で読んだ本たち。 『疲れた人に夜食を届ける出前店』中山有香里さんのコミック。レ…

りらこ
1年前
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【漫画の感想】『仏師』『ユートピアズ』『高丘親王航海記』世界は夢幻なのだ

ここ何日間かで読んだ本たちのマンガ編 『仏師』 木から仏を取り出す。それが仏師。漱石の夢十夜を読みたくなります。人の命が軽い戦国時代の始まりの頃?が舞台なのかな。為政者の都合で翻弄され命を奪われてしまう世の中。強姦によってできた子どもたちは皆また命を無かったことに。それがまた敵への復讐の形。どうしても殺せなかった母親。醜い(のか?)アザが顔にある男の子が仏師となっていく。ただ絵がわかりにくく、登場人物を理解しきれません。髪の色がシーンで変わるので誰?となってそこにイラつく