【親子ワーケーション鳥取八頭編】森のようちえんで馬と触れ合う
少し前のことになりますが、鳥取県八頭で行われた親子ワーケーションツアーの体験談を書こうと思います。この時は4家族、子ども5人というツアーで動物と触れ合い、地元の人ともたくさん交流できた素敵なツアーだったので思い出して記事に書きました。今回は素敵な外部のカメラマンさんの写真もあるので、写真多めでお送りします。
1日目:鳥取へは時間の余裕を持って移動しよう
倉敷で前泊(6月30日泊)して、翌朝に鳥取へ向けて出発。明けた7月1日は岡山経由で鳥取へ向かうスーパーいなばに乗るはずが……
岡山駅一歩手前で緊急事態発覚。
え
ちょっとまって話が違う。
ツアーの待ち合わせ時間があったので、少々焦りましたが、まだ時間が早かったため、なんとか別ルートを通ってギリギリ鳥取にたどりつけました。駅で優雅にランチタイムの予定がギリギリについて掻き込むだけになってしまい……泣く…。
唯一の救いは息子が列車の待ち時間くらいでは、全く動じなくなった点でしょうか。ひま〜!とは言いますが、特にぐずったりもしないのでありがたいですね。
空山ポニー牧場で馬たちに一目惚れ
バタバタしながらも、無事に空山ポニー牧場に到着。ここで簡単なオリエンテーションを受ます。2日目も牧場に来る予定はありますが、せっかく来たからと馬たちのお世話やプチ乗馬体験をさせてくださいました。
とにかく暑い……。持参したお茶があっという間に無くなり、牧場入り口の自販機には何度もお世話になりました。この暑さなのに子供達は元気! 馬を見せていただくだけでは足りず遊具で大暴れし、あっという間にシャツはビショビショ。このワーケーション中、1日3回は余裕で着替えていました。夏のお出かけは着替えが何枚あっても足りませんね。
1時間ほど大暴れした後は、夕食の時間まで各自買い出しや入浴にに充てます。地元のスーパーで買い出しを行い、翌朝の朝食や飲み物を調達。明らかに余所者であろう私たちに、レジの店員さんが優しく「小さい子がいると目が離せないんですよね〜」などと話しかけてくれました。八頭の人のコミュニケーション力が高いと思う。
八東という地域の福祉センターに併設して鍛冶屋温泉があるので買い出しついでにみんなで立ち寄りました。
鍛冶屋温泉は、やや熱めのとろとろのお湯が「温泉に入ってます!」と感じさせてくれて心地よい温泉でした。汗をかいた日には少し熱いくらいのほうがスッキリしますよね。白バラ牛乳をしっかり飲んで、エネルギーチャージして宿へ向います。
地元の子どもたちと触れ合ったピタパン作り
今回の宿は、古民家を改修した「ふくはうち」。ADDressの拠点としても使われているゲストハウスです。
もっと色々写真を撮りたかったはずだけど、子どもたちが暴れまくって全く写真が撮れていないことに気づきました。自室ですら荷物を置きまくった後に撮る始末。これでも一応、取材ライターしています、はい。
少し休んだ後は、夕食作り。子どもたちは広い家の中を走り回って大騒ぎしていたけれど、庭でピタパン作りが始まるとぞろぞろと集まってきました。
地元でパン屋「もりのひと」を営む、関口さんがお子さんと一緒にきてくださり、ピタパンづくりにチャレンジ。息子は関口さんのお子さんたちとあっという間に馴染んでしまって、バンバンと肩を叩き合っていました。友情〜(笑)参加家族の子どもの中では息子が一番年上だったので、地元のお兄ちゃんたちと駆け回れたのはありがたかったです。
できあがったピタパンは、さすがパン屋さんの生地だけあって何もつけなくても最高!!美味しいカレーも用意していただき、縁側でワイワイ遊べて幸せな夜でした。
この後は、結局二度目のお風呂に入って、撃沈。大人たちも「あわよくば起きて二次会を……」などと思っていましたが、寝かしからの生還は叶いませんでしたとさ。
2日目 本格的な乗馬体験
二日目も快晴!
午前中は、また空山ポニー牧場に行き乗馬体験を行いました。
子どもたちは全く怖がることなく、馬上で大はしゃぎ!
子どもだけでなく、大人も乗せていただいたのですが……。
子どもと比べて体が硬い大人(特に私)は重心移動が下手で、変に身体が硬ってしまいます。子どもたちの柔軟なバネが羨ましい。私も乗せていただいたのですが、坂道でヒィヒィいいながら体験しました。
乗馬体験後は隼駅周辺に移動し、隼Labでランチタイム。
隼Labは旧隼小学校を改修した施設で、カフェやシェアオフィスなどが入居しています。ランチ後に大人はお仕事タイム、子どもはワークショップに参加とそれぞれ別行動の予定です。
まずは腹ごしらえだ! オシャレなカフェにウキウキしながら注文をしに行ったら……。注文するのに20分待ちだった(笑)テイクアウトも平等に注文待ちのため、番号札を取って注文を待ちます。
思ったより時間がかかるので、食事をしながら1つ目のイベント「麒麟獅子マリオネット」を観覧。鳥取東部や兵庫県但馬地方の伝統芸能である麒麟獅子をマリオネットにアレンジし子どもでも親しみやすい内容になっていました。
その後子どもは工作ワークショップ、大人はお仕事タイムを過ごします。
子どもたちは完全に別行動でしたが、グラウンドで農業用ドローンを見学したり、よそのご家族に(初対面)スイカをご馳走になったり、なんだかとっても馴染んでいました。
ワークショップ終了後は、一棟貸しのゲストハウス「Fam」へ移動。庭でBBQ、焚き火、テントサウナに花火だってできちゃう。夢の空間です。
鳥取の食材を豊富に使ったBBQをいただきました。写真では海産物ばかり写っていますが、お肉もたくさん用意されていました! 飲み食べ放題で幸せ……。
この日も限界まではしゃいで、宿に帰還。お風呂に入って即気絶でした。(息子がモゾモゾ動いていた気がしますが、みなかったことにする)
3日目:縁側の思い出
天気が良ければ川遊びの予定が、まさかの雨。
チェックアウトの時間までゆっくりすることにしました。もともと子どもたちの面倒を見ていただく予定だったので、スタッフさんもカメラマンさんも宿に顔を出してくださって、子どもたちは大暴れ、大人たちは荷造りとお仕事に集中できて、本当にありがたかったです。「親子」ワーケーションと覚悟して来ているとはいえ、親と子が離れて過ごす時間がないとかなり辛いんです。大人が一つの作業に集中できる時間があるだけで、かなりストレス軽減になりますので、プラン考える時にはぜひ参考にしてください。
おっと忘れていた!最後にスイカ食べなきゃ!
なんと、鳥取北栄町のブランド「大栄スイカ」を差し入れていただいたので、みんなでいただきます。
実はこの大栄スイカ、名前は知っていたので鳥取行ったら食べたいな。スーパーに売っているかな?と狙っていたんです。鳥取のどこに行っても買えると思っていたら、そんなことはなかった!
きちんとブランド管理されているので、鳥取県内といえどもどこでも買えるわけではなかったんですね。
いざ、スイカを切ってみて納得
切ったスイカを縁側でいただきます。
参加者みんなで縁側で食べたスイカの美味しさは、一生忘れないと思います。もうこのワーケーション3日間だけで夏を遊び尽くしたと言っても過言ではない日々でした。
この日は11時に解散。といいつつ、そのまま初日にお世話になった「もりのひと」でランチをして、列車に乗って帰りました。
で、終わらないのが我が家のワーケーション。
まさかのまさかで、帰りも大雨で列車が遅延。
途中で止まってしまい1時間以上動かず。トイレが綺麗な車両でよかった……。
結局遅延に遅延を重ね、3時間の遅れ。なんとトータルで6時間近く列車にいたのでした。
5歳児はどうしてたって?
寝てました。
もちろん全部寝てた訳ではないのですが、さすがに2時間くらい寝てましたね。あとは起きて動画見たりゲームしたりマイペースに過ごしていました。適応力のある息子で助かった……。結局その日のうちには東京に帰りつかず、大阪で一泊して帰りました。
ちなみに、飛行機組も落雷で飛行機が遅延しており、みなさんバタバタの帰宅となったようです。
色々あったけど、臨機応変にコーディネートしていただき、とても充実したワーケーションとなりました。現地で対応くださった、永松さん、石井さんありがとうございます。また八頭に行きますね!!(これを書いている週末に早速別件で行く予定です)
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