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苦くて不味いものは最初に食べる

自分の中でこのようなルールがある。
嫌いなものや、めんどうな事、だるい事、やりたくない事は最初に終わらせてしまおうという思考方法だ。夜の食事でも嫌いな食べ物(セロリやピーマンなど)は先に食べて、ステーキとか生姜焼きは最後に食べる。これが僕のスタイル。

サッカーの練習だと、最初に筋トレや走り込み、体幹トレーニング等のキツくて時間もかかり、めんどくさい作業を行う。その後に、シュート練習やパス練習、プールでの水泳などを行ってきた。

人生でも同じだ。
勉強もテストも大っ嫌いだったが、好きなサッカーを食後のデザートとして、嫌いな勉強を頑張った。だから今では難しい本も日本語と英語で読めたりする。地理や歴史の基礎的な知識がある。化学物理はない。

私は最初のキャリアとして、日本の金融機関を選択した。
なぜか?
1番キツい環境だからだ。
もちろん外資の自分に合った環境に行ける選択肢もあった。しかし、それはあくまでデザートだ。
金融機関の厳しい作法やルールへの法令遵守、取るべき資格試験の多さ、半沢直樹の世界で繰り広げられる人間と人間の醜い争い。合理的ではない意思決定。
キツい環境を乗り越えると、先に新たな景色が待っているはず。そんな絶望の中から見える希望が見たくて、それをを求めて就職した。
苦くて不味いもの。
最初に食べれば、後は楽しみのデザートだ。


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