私が「課題整理士」と名乗る理由【強みを生かして差別化する】
こんにちは。
「かまってくれ〜!」とアピールする子どもたちに、「ごめん!あと1行だけ!」と言いつつ、3行くらい書いて罪悪感を覚えている松本リオです。
11ヶ月と3歳の子どもがいる主婦をしながら、課題整理士として駆け出しフリーランスをしています。
今回は、私が「課題整理士」と名乗る戦略について書いてみたいと思います。
キーワードは、「自身の強み」「差別化」になるかなと思います。
自分の強みってなんだろう?
新卒で入社した会社を辞めてから、
「自分の強みってなんだろう?」
と自問自答するようになりました。
理由は、
「自分を知らないと自分が進むべき方向がわからない」
からです。
ぼんやりと考えた期間も含めると、年単位で考えていたかなと思います。
いろいろ考えた結果、自分の強みは、
「課題解決能力があること」
と今のところは結論づけています。
ヒントになったのは、ストレングスファインダーによる診断と、新卒で勤めた会社の上長に言われた言葉です。
#結局人に言われることが一番正しかったりする
私が炎上プロジェクトを乗り切れた理由
「松本さんの優れているところは、課題解決能力だと思う」
新卒で入社した会社の上長から言われた言葉です。
私は特に優れた能力はありませんが、なぜか炎上プロジェクトをうまくさばくことができていました。
※炎上プロジェクトとは何かというと、「いろんな要因で関わらない方がいいとされる、やばいプロジェクト」くらいに思ってください。
それはなぜなのかというと、上司の言葉の通り「課題解決能力」が高かったのだと思います。
私は当時、
・今ある状況の中で、最善の策を考えて、行動する。
・課題は文章化し、誰が見てもわかるようにする。
・努力を惜しまない。
そんな姿勢で自然と仕事をすることができていました。
「ん?自分の自慢ですか?」
ともしかしたらあなたは思ったかもしれませんが、ちょっと待ってください。
こういう強みって、誰もが持っています。
先ほど私は、「そんな姿勢で自然と仕事をすることができていた」と書きました。
「自然と」というのがポイントです。
どんな人間でも、特に意識せずに「自然と」できてしまうポイントが必ずあります。
自然に周囲の人とコミュニケーションして、人脈を作ることができている。
→「社交性」が強み
本を読んだり、勉強することが全く苦にならない。
→「学習欲」が強み
自然とすぐ、スマホで情報を検索する。
→「収集心」が強み
など、自然とできてしまうポイントにこそ、自分の強みが隠れています。
そして私には、課題を解決するための行動を自然と取ってしまう、という強みがありました。
だからこそ、炎上プロジェクトも乗り切ることができたのだと思います。
=== ここから余談 ===
自分の強みは、実は自分で認識するのは難しいです。
理由は、自分では当たり前にできているため、それを強みと自分で認識しないからです。
では、どうやって認識したら良いかというと、人に聞いたり、ストレングスファインダーと呼ばれる診断を活用して、自覚する必要があります。
とはいえ、大半の人は人に聞くのは照れ臭い…と思います。
ですので、ぜひストレングスファインダーを受けてみてください。
30分程度、直感で質問に答えていくだけで、自分の隠れた強みを診断してくれるテストです。
受講方法は以下のブログにまとめています。
> 当たりすぎ!ストレングス・ファインダー2.0をやってみた
=== 余談終わり ===
課題解決能力は、「素質」「思考法」「仕事への姿勢」でできている
「課題解決能力」と書くと、何やらすごい感じがしますが、要は、
「何か問題が発生した時に、自然と本質を見極めようとする」
「むしろ問題を解く時に喜びを感じる」
といった生まれ持った性格の素質と、
論理的に物事を考えて、
課題を文章化して、
仮説を立てて検証しながら、
といった思考法、
そして、
課題に粘り強く取り組む
という、仕事に誠実に取り組む力が合わさっていると私は考えています。
このような要因をひとことで表して、私は当時の上長に「課題解決能力が高い」と評されたのだと思います。
どうやって他のWeb制作者と差別化すればいいのか?
出産を経て、私は今、会社員の信頼がない状態で、Web制作の仕事を中心に案件を受注したいと考えています。
しかも、Web制作会社に勤務した経験があるわけでもありません。
さらに、最近では社会人用のデザインスクールもたくさんあり、Web制作できる人間は日ごまんといる状況です。
その中で「松本リオ」が選ばれるためには、「松本リオ」が選ばれる理由を作る必要があります。
さらに言うと、私はWeb制作は好きですが、Web制作自体の技術は高くありません。
そのため残念ながら、一番求められるであろう「Web制作の技術が高い」という理由は「松本リオ」が選ばれる理由になりません。
さらに、「Web制作の技術が高い」という理由で選ばれる努力コストはものすごく高くなると考えていますし、そこを狙うのであれば普通にWeb制作会社に就職した方が良い気がします。
今、さっと「松本リオ」に仕事を発注する理由として、考えられるのは、
・ペーペーのため安くできる。
・千葉県船橋市に住んでいる。
(仕事を発注するなら顔が見える距離にいる方がいい、というクライアントさんはいると思われるため)
・SEOを意識したライティングができる。
・セールスを意識したライティングができる。
このあたり。
逆に、私のネックは、
・デザイン性の高いWebサイトは作れない。
・イラストを書けない。
あたり。
この状態だと、イマイチ、その辺りにいるWeb制作屋さんとなんら変わりはありません。
ここに、
「松本さんなら、今抱えている問題を整理して、その問題を解決できるようなWebサイトをリーズナブルに作ってくれる!」
という「課題整理士」ならではの価値があれば、差別化できそうな気がしませんか…?
さらに言うと、
HPの運用手順書も作って、
・HPを作ったあとのこともしっかり教えてあげる
・ブログSEO講座をつけて、HP作成後も自分で運用できるようにサポートする
といった、ただのWeb制作屋にはつけることができない付加価値をつけてあげれば、
「よし、松本さんにお願いしたい!」
となるんじゃないのかな…と考えています。
私は今、そこに活路を見出して、「課題整理士」と名乗っています。
ただし、この課題整理士の肩書きで、果たして本当に仕事が来るのかどうかは、これから試すところ笑
まだまだ、仕事を受注するためのパーツが足りていない(ポートフォリオもなければ、課題整理士の名刺も作れていない)ので、その辺りをこれから作っていかなくては…と思っています。
まとめ
というわけでまとめると、私が課題整理士と名乗る理由は、自分の強みを生かして、差別化するためです。
この肩書きが機能するのかはまだ分かりませんが、少なくとも私の中の強みが明確化できたので、良いかなと思っています。
もし、私以外にも、競合と差別化したい!と考えている個人事業主の方、いらっしゃいましたら、ぜひご自身の強みを見つけて、それを肩書きにしてみると良いかなと思います。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、まあ慣れます。
それに、Twitter見てると、みんな面白い肩書きいっぱいつけてますし。
プロ無職とか。
尻職人とか。
ストレングスファインダーはマジでおすすめですので、もし受けていない方はぜひ受けてみてくださいませ。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
リオでしたm(_ _)m
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