「今ここに生きていていい」安心感

自分を生きると決めてから、
自分で自分を養えるようになること
物質的な豊かさを自分に与えらるようになること
それがずっと私の目標だった

そのために、多くの人がしているように、
どんな家に住んで、どんな物に囲まれて、
どんな物を食べて、日々を過ごしたいか？
原動力となる望みを見つけようとしていたけど、
いつもなんだかパッとしなかった


フランスに移住して半年
思いもよらない突然の外出制限により、
私は都市を離れ、田舎の村の家で、
ひとりの男性と共に暮らすことになった

田舎での共同生活は、
これまでの都市でのひとりの生活とは打って変わって、
これまで当たり前に
自分には必要不可欠だと思ってきた物
（立派で綺麗で素敵な家、自然で高品質な食べ物etc.）が
手に入らなくなり、保証されなくなった

こんなとき、以前の私だったら、
私には合わない、私には無理だと、
現状や人と向き合うことから
逃げ出していた

はじめは葛藤が起きたけど、
この場所にいれるなら、この人と一緒なら、
お金がなくても大丈夫、
そんなことより、
毎日笑い合って過ごせることのほうが
よっぽど大切だって、
こんな風に思えたのははじめてだった

そしてこれまで、
自分には絶対必要不可欠だと信じ込んできたあらゆる価値観が、
ガラガラと崩れ始めた

私には物質的な豊かさより、
もっともっと大切なもの、
もっとそれ以上に、
それ以前に望んでいたもの、失っていたものがあった

それは、
一緒に生きてくれる人がいて、
「今ここに生きていていい」という安心感

未来への不安や過去のトラウマから完全に解放され、
こんなにも穏やかで、平和な時間を過ごしたのは
いつぶりだろうか？
もしかしたら、幼少期以来かもしれない

思い返せば、幼い頃は、
経済的に豊かな暮らしではなかったけれど、
いつも食べ物のことで姉と争っては
笑い合い泣き合いながら、
心も精神も満たされた、豊かな暮らしが成り立っていた

姉が離れてから、
私は安心安全な場所を失い、
その満たされない何かを
他のもので埋めようとしていた

私が失った こんなにも大切なものの存在を
忘れ去ったままに‥



Happyちゃんのブログより↓

>『自分の中のホームに戻ろう』
>『自分の家に帰ろう』

>HOMEとは
>物質的なリアルな家のことではなく
>自分の内側にある平和な場所。
>いつでも戻ればすぐに至福に包まれる
>その1人1人の中にあるお家を思い出して
>そしてそのお家に留まっていようということ

>自分の中にあるお家を思い出せば
>どんな状況でもその瞬間『安堵感』に包まれます
>お家は今この瞬間、に存在します
>でもエゴキンマンが”今この瞬間”からあなたを引き離してくる
>だから、あなたはいつだって今この瞬間にいることが出来ない
>だから、自分のお家を忘れてしまった
>戻る場所がない。安堵感が感じられない
>だから、いつも不安や焦りや後悔に苛まれてる
>こんなエゴキンマンの存在が強くなった状態で
>希望や自分の望むものにフォーカスしたりするのは
>はっきり言って無理です。


絶好のタイミングで読んだブログ
私が望みにフォーカスしきれなかった理由、
望みと思い込んでいたものがなかなか叶わなかった理由がはっきりし、腑に落ちた


「今ここに生きていていい」安心感が
どれほど大切なものかは、説明するまでもなく、
誰にでもわかると思うのだけど、
私はこの安堵感、世界への信頼感をなくして、
これまでずっと夢や希望を追い求めていたのだ


そして、幾つもの偶然が重なり（必然に）
このコロナの事態により、
必要な場所へ、必要な体験へと導かれたことに
偉大な感謝と自信が湧いた


私はしばらくの間、
宇宙からのサポートが得られていないように
感じていたけれど、
私はちゃんと見守られていたし、
これまでの、自分を幸せにするための努力と辛抱があったらこそ、
今の私がある


今を生きることを思い出したら、
心の家を取り戻したら、
もう大丈夫

たっぷりエネルギーチャージをしながら、
夢や希望に向けて、
今この場所でできることにひとつずつ取り組んでいこう




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