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どうすれば自信が持てるか

クリエイターが作品を発表したあと、売れなかったり反応がなかったりすると落ち込みますよね。僕もそんな経験ばっかりです。

ヒットのコツは当たるまでバットを振り続けることです。一回ダメなら二回、二回だめなら三回とやればいいんです。バットを振り続けていればいつかはヒットを打てます。衝突回数を上げることがヒットの秘訣です。

ただ結果が出ないと自信がなくなります。自信がなくなると作品を作り続ける気力がなくなってくるんです。バットを持つ手に力が入らない。

創作のエネルギーは自信です。だから自信がガソリン切れを起こすと、あきらめてしまいます。

あのダウンタウンさんですら最初に結果が出ずに売れないときは、芸人を辞めようかと考えたぐらいですからね。

じゃあ結果が出ずとも自信を持ち続けるにはどうすればいいか?

まず結果=自信という等式を崩すことです。

結果が出なくても「自分の作るものは凄い」と考える。

結局自分がいいと思うかどうかが大事なんです。もちろん作品が売れたり評価があった方がいいですよ。でもそこを創作の基軸にしない方がいい。

他人の評価なんかどうでもいい。これは自分がいいと思うから素晴らしい。

この考え方だと自信を保てます。

もちろん他人の意見に耳を傾ける柔軟性は必要ですが、それ以上に自信を持つことって大事なんです。

前提条件として自分がいいと思わないものを他人がいいと思うわけがないんですから。

ただ自信作でも結果が出ないと、その自信は揺らぎますよね。当然です。根拠のない自信なんですから。

例えば小説の新人賞に応募するとしましよう。これは傑作だ。最高の小説ができた。大賞を取ってすぐにデビュー。そしてベストセラーになって映画化……みたいなことを自信満々に考えたとしましょう。

でも結果は一次予選も通らない。これだと自信は喪失されます。

この場合はこう考えればいいんです。

「作品は悪くなかった。自分では最高のできだと思う。でも結果が出なかったのは、『伝え方が悪かった』からだ」と。

象はキリンになれないですし、チンパンジーはクジャクにはなれない。

人間もそうなんです。自分が内包する特質や魅力、魂は変えようがないんです。それを最大限作品に込めて勝負する以外にありません。

だから結果が出なかったのは『伝え方の問題』なんです。

自信作なのに結果が出なかったのは伝え方が悪かったからだ。そう思えれば自信を保ち、次回作に挑むことができます。

自分は変えられない。ならば伝え方を変える。

これが作品を作り続けるコツではないでしょうか。

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