出産後のボディ変化、直後〜十年経ってもかなりある!
出産は、軽トラに轢かれるくらいのダメージがあるって言われてる。
ほんとそうだ、って話。
しかも後遺症は治らないほどの大事故だよ。
よく言われるのは、出産直後の身体の疲れとか、変化。
だけど出産後十年くらいたっても、「ああ、これ、出産で変化したんだろうな」って、思える身体変化はいくらでもある。
女性は、出産前と出産後だと、身体が全然変わってしまうのだ。
出産後は、赤ちゃんが出てきたところが破けて、縫う手術をしたりで、トイレ行くのがしんどかった。
そしてお腹の皮はたるみ、元に戻るのも時間がかかってたし、抜け毛などもひどかった。
そしてそれは、数ヶ月でだいぶ回復した。
でも、出産から10年たっても、回復しなかったこともたくさんある。
それはたとえば、「へその形」だ。
もともと私は縦型の、小さなへそをしていた。
だけど出産後は腹が伸び切って、それがしおれた影響で、横型になってしまった。
水着になったりするとき、ちょっとセツナイ。
そしてやっぱり「お腹の皮」は、なかなかなおらない。
私は今は痩せていて、鍛えているのでお腹には腹筋もちゃんとある。
出産後の経過も順調だったし、お腹もちゃんと治ったほうなのだ。
それでも出産でついた、お腹の2本の横線はいまだに消えない。
そして、やっぱりちょっと皮が余ってしまった。
腹筋を見た友達などは、「昔、太ってたの?」なんて聞いてきたけど、私は人生で太っていたときなんて一度もない。出産くらいしか。
そんな話を聞いた男友達の1人は、「クリームとか塗って、ちゃんとケアしなかったからじゃないの」なんて、無神経なことを言ってきた!
もちろん、赤ちゃんが生まれる前も後も、お腹に赤ちゃんホンポで買ったクリームを塗って、妊娠線予防くらいしてたってば。
それでも、残るものは残るし、残る人はいる。
それに出産後はベルトしたり、おっぱいあげたり忙しくて、クリームを塗ってばかりもいられない。
さらに、出産後の身体変化はこれだけじゃない。
「ジャンプ苦手になった」
こんな変化もある。たぶん、骨盤の形が変わってしまったせいか、骨盤底筋がゆるんでしまったせいなんだとおもうけど。
前はいくらでもトランポリンでピョンピョンとべたのに、なんか飛ぶのが苦手になった。
もらしそうで、長時間のジャンプには前ほど耐えられない。
まだまだある。
「乳首の形が変わった」
「太ももと太ももの間に隙間ができた」
乳首については、多くは語るまい。
だけど私は子供二人とも母乳で育てたので、三年も乳首を吸われ続けた結果、やっぱり形は変わってしまった‥!
また、太ももと太ももの隙間の話。
出産前、私はO脚でもなくて、太ももから膝、ふくらはぎにいたるまでまっすぐで、全部ピタッとくっついたのだ。
だけど出産後、しばらくして気づいたのだが、太ももと太ももをくっつけたら、少し隙間ができるようになってしまった。
これで何が困るわけでも無いんだけど、真っ直ぐだった足が、骨盤から少し捻れたような気がするし、やっぱりスタイルは変わってしまったと、いたくガッカリしてしまう。
ママさんアスリート、なんていう人がいるけど、私はあれは、ほんとすごいと思う。
こんなに体が変化して、よく戦い続けることができる。
出産からだいぶたち、私は最近、野球やジムで身体を鍛えることが多くなった。
そんなとき、出産してなければ、まだ身体はもっとマシに使えたはずなのにって、やっぱりちょっと思ってしまうことがある。
もちろん、子供がいるほうが私はいいし、出産しなければよかったって話では無いんだけど、出産してないボディのほうがやっぱり健康だったと思う。
もう、出産前の体ではない。
出産後、いろいろあって、女性のボディはかなり変化する。
数ヶ月で治ったように社会では扱われるけど、本当は、変わってしまってるから、全然治ってない。
女性はその出産後の身体でいきていかなきゃいけない。
だけどそんなことを書いてあるのを、私はあんまり見たためしがない。
だからあえて、私が書こう。
出産後の身体は、実は全然、元に戻ってなどいないんだー!
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