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【中古リノベ】不動産会社と施工会社、一緒が良いってなんでなの?

住まいについて調べている人なら一度は耳にしたことがあるかもしれない、「ワンストップサービス」。
現在、さまざまな業界で増えていますが、住宅業界では資金計画・物件探し・設計・施工・アフターフォローまでを一つの会社で引き受けるというもので、これを推しポイントとして売り出している会社も度々みられます。

いや、わかる。
一社で完結できるなら、窓口が一つってことで、買う側はラクですよ。
いちいち不動産屋へ行って、銀行に行って、施工会社へ…と忙しく足を運んで会社を選定し、事を進めていかなくてOKなのは絶・対・ラク!!
それは何となくわかっています。

でも、それだけでしょ?
不動産会社と施工会社が一緒なのって、何か他にいいことあるの~??

というわけで今回は、
不動産会社と施工会社が一緒である「ワンストップサービス」について深掘りしていきます!

①ワンストップだと総予算からの計画がしやすい

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不動産会社と施工会社が別の場合によくありがちなのが、物件の購入時に多くの予算をつぎ込んでしまうパターンです。こうなると、いざリノベーションを考えた時に、余裕がなく希望通りにならない場合がありまます。

不動産会社も施工会社も、それぞれ“自分のところでより多くのお金を使ってもらいたい”のが本音です。

目の前の事をひとつずつ積み上げるのでなく、全体を見通し、逆算して計画を組みやすいところは、ワンストップサービスの大きな利点といえるでしょう。

②住宅購入+リフォーム・リノベのセットローンを利用しやすい

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住宅の購入資金を借りる時には「住宅ローン」、リフォーム・リノベーションのためには「リフォームローン」が利用できます。ですが、実は「リフォームローン」は「住宅ローン」に比べて金利が高めだというのは、ご存知でしたか?

なんと、これらを低金利の「住宅ローン」でまとめたローンを組むことができるんです。
大きな金額の話だけに、金利の違いは重要になってきますね。

そして、ワンストップサービスの場合は、物件購入から施工まで全体を見通した総予算がちゃんとみえているので、資金不足に陥ることなく賢く準備できるというのがポイント!
無理のない資金計画、めちゃめちゃ重要です。

③物件購入前にリノベ目線でチェックができる

さて、物件を内見するとき、不動産業者に物件の説明をしてもらいますが、不動産のプロではわからないこともあります。

それは、希望通りのリノベーションができるかどうか。

・壁付けのキッチンじゃなくて、対面式に変えたい
・壁を壊して、リビングを広くしたい
・浴室はガラス張りでお願いしたい

リノベ後の住まいに色んな夢を抱いていても、建物の構造・配管・排水の経路等によっては、間取りの変更や水回りの移動に制限が出てくることもあり、これは、リノベーション施工のプロでなければ判断がつかないものです。

ワンストップサービスの場合、リノベーションという次のステップを見越した内見ができるのが良いところ。
施工のプロだからわかることも、また、不動産のプロだからこその資産性という観点等からのアドバイスも、もちろん同軸で受けられます。
不安を抱えながら大きな買い物をしないで済みますね。

④窓口がひとつなのは、やっぱり嬉しい!

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そして、話は最初に戻りますがここへ来てあらためて。

資金計画・物件探し・設計・施工・アフターサービス、これらの兼ね合いというのが重要になってくる「中古住宅購入+リノベーション」
この全部が窓口ひとつで、連携を取って最初から最後まで伴走してくれるというのは、やはり絶・対・ラク!
その上、何より心強いことではないでしょうか。

また、中にはこのワンストップサービスにインテリアコーディネートまで組み込まれ、新しく購入する家具・家電の予算までも計画に入れて、新生活の準備を進めていけるという会社もあるんです。

住まいを購入・施工して安心していたら、意外と実際住むまでの準備物に費用がかさんでしまうことってよくあります。
そんなところまで?!と思われるかもしれませんが、こんな細かいところまでバッチリ見据えて動いていけるといいですね。

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