見出し画像

いま話題の「古民家+リノベ」の魅力を徹底解説!

近年、古民家を再利用した古民家カフェが大流行し、メディアでも頻繫に目にするようになりました。その影響もあり、「古民家をリノベーションして住みたい!」という方が急増しています。

今回は、古民家だからこそ叶えることができる贅沢な暮らしについてご紹介します。

そもそも古民家とは、どんな建物なの!?

フリー素材はてなマーク

実は古民家には正式な定義はありません。

一般的には築50年以上の建物を古民家の対象としていますが、一般社団法人全国古民家再生協会では「昭和25年の建築基準法制定時、既に建てられていた伝統的建造物の住宅」のことを古民家と定めています。

古民家って耐震性は大丈夫なの!?

フリー素材地震

古民家購入を検討している多くの人が抱える心配は「耐震性」の問題。

前述した通り、古民家は耐震基準法制定前に建築された建物なので現行の耐震基準は満たしていません。

しかし、ご安心ください!耐震補強計画に従って補強工事を行うことにより、現行の耐震基準まで引き上げることが可能です。

古民家の耐震補強工事については過去のコラムでも取り上げるているので、ぜひご覧ください。

古民家の魅力① 
贅沢に使用された木材が引き出す
古民家特有の味わい

さて、耐震性の心配がなくなったところで、古民家の魅力についてみていきましょう。

古民家内装④

古民家の魅力はなんといっても、新築では叶えられない特有の趣きや温もりを表現できることです。古民家の代名詞といってもいい大きな梁や柱が、現代の住宅にはないレトロな雰囲気を演出します。

大きな梁や柱は、お部屋にインパクトを与えてくれるだけではなく、実はこんな使い方も・・・

古民家ハンモック-895x616

家にハンモックがあるなんて、まさに贅沢の極みですね。ハンモックに揺られながら過ごす穏やかな時間は、古民家だからこそ叶えることができます。

古民家の魅力② 
玄関土間のスペースが広い

古民家玄関土間

ひと昔前は、玄関土間の空間を農作業や炊事をする場所として使用していました。そのため大半の古民家は、土間がめちゃくちゃ広いんです。

広い空間を利用して、贅沢なウォークインクローゼットを作ることも可能です。子どもがいるご家庭は、ベビーカーを収納してもよし、靴や洋服はもちろんゴルフ道具やアウトドア用品だって余裕を持って収納できちゃいます!

また、床が土間なので土の汚れを気にすることなくガーデニングスペースとして活用することも可能。趣味やライフスタイルに合わせて、贅沢な空間を作り上げることができるのも「古民家+リノベーション」の魅力の1つです。

古民家の魅力③ 
先人の知恵により作られた縁側
実は省エネにつながる!?

古民家縁側

建築基準法が制定される前に建築された古民家には、先人の経験と知恵が詰まっています。

昔ながらの和建築の住宅によく見られる縁側。縁側があることで、冬の厳しい冷気や夏の日差しが直接部屋に入ることを防いでくれます。さらに、室内環境をコントロールすることができるので、省エネにもつながります。


古き良き日本家屋に
近代の意匠性と機能性を融合

新築で“古民家風”の家を建てようとしても、古民家が持つ特有の雰囲気や質感を真似することはできません。

先人の知恵と工夫が詰まった古き良き文化は残しながら、現代の意匠性や機能性を融合。そうしながら建物に新たな価値を加え、次世代に日本の伝統家屋を継承していくことが「古民家+リノベーション」が秘める最大の魅力なのかも知れませんね。

古民家についてもっと詳しく知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?