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築年数の経った中古住宅でも大丈夫!「耐震補強工事」とは?

中古住宅を探していると、今の耐震基準を満たしていない「旧耐震基準」の住宅は多々あります。
今風の外観は見た目は好みじゃないけれども、耐震の事は心配だし…。

そんな方のために今回は、「旧耐震基準」から「新耐震基準」にするための耐震補強工事の流れについてお話をします!

耐震診断で住まいの耐震状況をチェック

耐震補強工事に望む前に、まずは耐震診断。
耐震診断では、お住まいに「一般耐震技術認定者」が訪問し、約2時間かけて耐震基準を調査します。

屋外や屋内だけでなく、可能であれば床下や天井裏にも入ります。診断は建物を一切壊さず、目視で行います。調査項目は、壁の材質や筋かいの有無・屋根の重さや劣化状況(基礎のヒビ割れ・外壁の割れ・雨染み)など多岐にわたります。

耐震診断をもとに耐震補強工事

そして、いよいよ耐震補強。
あらかじめ行った耐震診断をもとに、建物の耐震性を高めるために主要な構造部分を補強する工事に入ります。

具体的には壁や基礎・土台・柱下・接合部など建物に対する補強工事もあれば、地盤を改善する工事などもあります。

耐震診断適合証明書をゲット!

実際に耐震診断や耐震補強工事を行う事により、「旧耐震技術」から「新耐震基準」を満たした住まいにすることができます。それにより、「耐震基準適合証明書」も発行する事が出来ます。

この証明書があると、様々な減税対象となり新築同様の住宅ローン減税も受けることができます。リノベーションの際に合わせてやっておくと、長く住める上に税制面でも優遇されますよ!


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