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どんな木がお好みですか?木材別にみる床の違い

住宅に使用される木材の種類はたくさんありますが、今回は床によく使われる木材についてお話しします。

建材としても違う!広葉樹と針葉樹

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木の種類は広葉樹と針葉樹に分けられます。広葉樹は針葉樹に比べて硬いのが特徴で、傷がつきにくく収縮や膨張も少なく、安定しています。

一方、針葉樹は広葉樹に比べて柔らかく傷はつきやすいのですが、修復が可能なほか、肌触りがいいのが魅力です。

代表的な広葉樹の木材

では、それぞれどのような特徴の木材があるのか、まずは広葉樹から見ていきましょう。

ウォルナット

【ウォルナット】
ウォルナットはクルミ科の広葉樹です。落ち着いた深みのある色味が最大の魅力で、チーク、マホガニーと並び世界三大銘木と言われています。


メープル

【メープル】
メープルは広葉樹の中でも硬くて丈夫な素材です。白っぽく爽やかな色味で、主張しすぎない木目と節が特徴です。


チーク

【チーク】
東南アジアが原産で、重厚感のある色合いと、硬く耐久性・耐水性に優れているのが特徴です。古くから船の甲板に使用されたりもします。


オーク-900x248

【オーク(ナラ)】
ブナ科コナラ属の総称で、ホワイトオーク・レッドオークなどがあります。耐久性と耐水性に優れており、虎斑と呼ばれる虎の斑紋のような模様が特徴です。

代表的な針葉樹の木材

続いて、柔らかさが特徴の針葉樹から作った木材を見てみましょう。

パイン-900x248

【パイン】
柔らかく加工しやすい木材で、やさしい肌触りが心地いいので裸足で歩きたくなります。全体的に白い材質の中に等間隔で赤みがかった節が並ぶのが特徴です。


ヒノキ-900x248

【ヒノキ】
ヒノキは油分を含んでいるため耐久性に優れています。加工が容易であるため昔から寺院や神社の建築に使われてきました。美しい木目と爽やかな香りが特徴です。


好きな木材を探すのも
リノベーションの楽しみ

このように木によっていろいろな特徴があるので、見て触って選んでいくのもリノベーションの楽しみの一つです。

質感や色合いで部屋の雰囲気もガラッと変わりますよ!




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