壁を取り払って広い部屋を造るメリット・デメリット
リノベーションをする際は、まず間取りを決めなくてはなりません。イメージは色々湧いてきますが、なかなか決められないところですよね。
新築だと自由に間取りを決めて建てていくのですが、中古住宅をリノベーションする場合は、間取りによって「どこまでできるのか」「どれぐらいの費用がかかるのか」もさまざまです。
そこで今回は、間取りを自由に変えることのできるリノベーションについてご紹介します。
リノベーションしたあと
将来的に工事せずに間取りを変える手法も!
間仕切りとなる壁を作らないLDKにすることで、それぞれの部屋の広さ・専用スペースの位置・家具の配置を自由に変えることができ、模様替えの幅が広がります。
ただし、本来間仕切りは住みやすくするためのものです。それでは、間仕切り壁がないリノベーションのメリット・デメリットを整理していきましょう。
メリット
◎生活動線が確保しやすく、開放的な空間が演出できる。
◎壁・ドア・照明器具やスイッチ・コンセントなどを取り付けるコストを削減できる。
◎日が当たらない部屋がなくなり、風通しがよくなる。
デメリット
・エアコンの効率が悪くなる。
改善策:広い部屋に対応したものが必要になる反面、台数を減らすことができます。省エネ家電製品を選ぶのも、選択肢の一つですね。
・電気配線を室内に設置せざるをえない場合がある。
改善策:天井裏がない作りの場合や、マンションなどのコンクリート天井や、古民家などの梁のみえる住宅にあてはまります。
鉄管を使いあえてデザイン性を出したり、梁に這わせるなどで目立たなく仕上げる方法も色々ありますよ。
・収納スペースが確保しずらい。
改善策:壁となる位置に可動式の棚を置くことで、位置も移動でき収納もできてデザイン性の自由度も増します。
まとめ
住み慣れた空間をガラリとリノベーションする場合、不安な点が出てくるのはもちろんですが、改善策はありますのでよりよい暮らしができるようになることは確かです。
専門の方とよく話し合いながら、自分のライフスタイルにあったより良い空間を導き出していく過程もリノベーションの楽しみの一つではないでしょうか?
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