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本たちの備忘録 #1

いっちょ前に#1なんてつけて、果たして続くのやら
ジャンルの統一感、そんなもの知らぬ。


1.お探し物は図書室まで 青山美智子 著

大好きすぎる、絶対手放さない。


今、前に進もうとする人、後ろを振り返ってしまう人、
私の、あなたの、
「横」にあるものは?いる人は?持っているものは?

それに気づいてもらうこと、その尊さに感謝できること、大切を抱きしめられること、それが私のしたいこと。

視点をちょっと変える、自分にできる範囲のことをちょっと変える、
そんな時間や違いの尊さを改めて感じられた

どんな”1人”にも、喜怒哀楽、葛藤や渇望があるんだけど、
5人の物語だから、心が沈むようなストーリーがずっと続くわけではなくて、すっきりした感覚が心地よかった😌



何かを探す、って、それが自分にとって意味があると分かっているから
探してなかったものが、現れたとき、人はその意味を探そうとする

にんげんはどっちにしても、意味を探してしまう
正解なんてないのに
なんだったら、自分に都合良いように意味づけたほうが絶対いいよね


ブックオフで偶然見つけられたことに喜びと、ブックオフで買って青山先生に売上が入らないことを後悔してます。
今後、青山先生の本は定価で買います

2.「静かな人」の戦略書 ジル・チャン 著 神崎朗子 訳

読書家の大学時代の仲間におすすめしてもらいました、ありがとう☺️

自分がこの人なのか、分からないけどという前置きつきで

初めて読んだのが、卒業式前後。
少し空いて読み進めたのが1人暮らしのスタート~配属1週目。

1回目は、穏やかな心持になって、
2回目は、緩やかに活力が溢れる

そんな本だったなぁ

自分でもできたんだから、自分はこう成功していったんだ、みたいな自慢や傲慢になるか、ならないか、の差って何なんだろう
この本の著者(訳者含め)は、まったくそんな嫌味はなくて
私/読者たちの数歩先を歩いてくれている存在なんだろうな、なんて感じた

こういうの(教養本?)って、タイトルが強いんだよ。この世の中で本を売るためには仕方ないのかもしれないけど、さ。

この本も定期的に読み返して、その時の自分がどんな感情になるのか?をじっくり観察してみたいと思う



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