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輪廻を信じています。|自己紹介と活動理念


はじめまして。デザイナーです。

 デザイナーにとって、作品は名刺です。そういうわけでまずは実績を一部抜粋して紹介します。(ちゃんとした自己紹介の文章はあとで書きます)
 もっと見たい!と気になってくださった方は Rinne Design WORKS(外部サイト)に遊びにきてください!

企画・制作・編集をしたアンソロ。第13回本フェチ大賞 審査員賞 を受賞しました。(緑陽社さまのサイトに飛びます)
表紙デザイン・特殊加工の装丁をご提案したご本。栄光さまのnoteにてご紹介いただきました。(当該ページに飛びます)


多色刷りの配色提案と表紙デザイン。


表紙デザイン


タイトルロゴデザイン
タイトルロゴデザイン

 これらはすべて作品の内容をしっかり把握するためにヒアリングをしたり作品を全て拝読したり、必要ならば原作を読んだりしました。中には自分自身の作品から抜粋したものもありますが、いずれにしてもお伝えしたいのは「作品と作者さまが作品を通してどのような気持ちを持っておられるのかを解像度を上げてからご依頼に取り組む」という姿勢を大切にしていることです。そうしないとお客様が満足する出来を担保できないので、お客様には多少面倒をかけてしまっているかもしれませんがこのやり方を採用しています。その分満足していただけるデザインを提供していけるように日々邁進しております。

 ここからは公開できる程度にわたしの経歴を開示しながら、私自身が何を大切にしてお客様と関わろうとしているかについてお話しできたらと思っています。よろしくお願いします。


自己紹介

愛知県名古屋市生まれ。
表現と創作と考察とホラーと漫画アニメとデザインが大好き!
モータースポーツとバスケ観戦と短歌が最近の趣味です。

経歴 -同人女になるまで-

 初恋の相手は石川五エ門で、再放送か何かで見たらんま1/2とゲゲゲの鬼太郎が初めてハマったアニメコンテンツです。(当時3〜5歳)
 バビル2世、銀河鉄道999、機動戦士ガンダム、ジョジョの奇妙な冒険など、70〜80年代のアニメ漫画世代の父の影響で、家にはちょっと懐かしいアニメや漫画がたくさんありました。そんな父のセンスか、母なりの知育教育なのかわかりませんが家にはジブリ作品のVHSが揃っていて、それらを見て(浴びて)育ち、そういうわけで、自然と二次元のオタクになりました。
 二次創作には小学生の時、本屋さんで某テニス漫画の商業アンソロを間違って買ったことで初めて存在を知り衝撃が走りました。それからはずっと二次創作オタクとして生きています。どちらかと言えば漫画よりアニメが好きで、他人の考察を見たり、自分自身でも考えることができる様な作品が好きです。

触れてきたコンテンツ

以下に載せる作品群は世界観や作品の雰囲気を理解しています。(嗜む程度のものも載せてあります)デザインのご依頼の際にスムーズにキャラクターの背景を共有できるかと思います。伏字が思いつくものは伏せ字にしています。

---二次創作を書いている・愛読している---
YWPD/Mマス/PRMA/松/呪/某半生(LH1-2)/Missing/GMB/某nmmn/ヒプマイ/SH(地平線)/ひぐ/うみ/ゲ/マリみて/ストパニ/ウテナ/ピンドラ/BLL/金神/RKRN

---作品を読んでいる・理解している---
愛盾/金岡糸東/スケダン/落語心中/JOJO/Pop'n Music(1-15まで)/めだかボックス/Project Itoh作品/ヴァイオレット・エヴァーガーデン/来世は他人がいい/変ゼミ/エヴァ/暗殺教室/シュタゲ/アカギ/カイジ/BANANAFISH/ぬ〜べ〜/ など

---嗜む程度(あらすじや世界観はわかる)--
コードギアス/マンキン/らんま/探偵/庭球/文スト/鬼滅/デビルマン/HRAK/ユーリ!! など
 これら以外の作品でも、必要であれば原作を読む・調べるなどいたします。どうぞお気軽にわたしへ布教してください!
 続いてデザイナーとしての実績を紹介したいと思います。


略歴・実績-一人前のデザイナーになるまで-

 某市の印刷会社で10年ほど働いています。
 そういうわけで、印刷知識はデザイン会社出身のデザイナーさんよりも明るいと自負しています。不備の少ないデータづくりをすることはもちろん、用紙の提案や特殊加工を含めた装丁のご提案をお求めの場合も是非お声掛けください!
 先輩たちの熱い指導のおかげで数々のお仕事に挑戦させてもらっているうちにたくさんの実績を残せました。こんな感じです。

  • 公共交通機関の周年事業 紙媒体・SNS向けコンテンツ デザイン兼ディレクション

  • 地方自治体のイベントポスター コンペ採用

  • 地方自治体発行のキャンペーン用媒体各種

  • 多色刷りのDMデザイン

  • クラシックコンサートフライヤー

 ほかにも泥臭い仕事を多数挑戦させてもらっています。
 多岐にわたる製作物を手がけてきましたが、どの案件にも「自分のつくったものが何かに影響を与えるものであってほしい」という一貫した願いを持って取り組んできました。


信条

 突然ですが、アートとデザインの違いをご存知でしょうか。
 artは「芸術」・designは「設計」を意味します。

 英単語の意味並べただけやん!
 そんな声が聞こえてきそうですが、もう少し説明させてください。カタカナではわからなかったニュアンスが、日本語にすると伝わりませんか?

 もう少し解像度を上げた表現をすると
 「自己の内から発露するものを心のままに表現」するのがアート(芸術)
 「抱えている悩みや問題点を解決するために戦略を練る」のがデザイン(設計)です。
 アートは表現・デザインは技能
 アートは利己・デザインは利他
 そう言い換えることもできるでしょう。
 デザインは自分の満足を他人に押し付けるのではなく、問題解決のための手段として適切なレベルの表現を考えるプロセスを指します。
 アーティストよりデザイナーがすごいという話をしたいのではなく、人を感性で納得させるか理屈で納得させるかくらいの違いがあるから、作り出す物や結果が似ていたとしてもアーティストとデザイナーは違う生き物なんだよ ということです。タヌキかと思ったらアライグマだった、みたいなことだと捉えてください(?)

 ……やっと同人デザインの話ができます!
 同人作家は全員アーティストです。
 例をあげますと「絵描きだけどデザインできません」とおっしゃる方がよくおられますよね。
 デザイン理論に触れたことのない同人作家はゴリゴリのアーティストなので、感性で作品を作ります。感性でカッコいいものをつくれちゃうからすごいのですが、そこにはデザイナーであれば当然籠める「理屈」がない場合が殆どです。カッコいい表現や意味ありげな演出も、「なぜその表現・演出方法を使わなければならないのか」を論理的に説明できなくてはデザインとはいいません。
 でも、それがいいんです。
 己の考えていることや感情の爆発を絵や文章、音楽や演技、即興に昇華することができる。その爆発で誰かの胸を打つことができる。誰かの何かに影響を与えるものを生み出すことは非常に尊く、素晴らしいことです。だからわたしは同人作家というひとりのアーティストが大好きです。

 SNS隆盛の昨今は、表現活動がとてもカジュアルにできる時代と言えるでしょう。
 XやInstagramをはじめとして、数々のイラスト・小説・動画投稿サイト、配信プラットフォーム、そして古くから存在するコミックマーケットや企業主催の同人誌即売会などの対面交流の場。
 活動形態は多種多様ですが、いずれにせよ誰でも気軽に自分自身の発想や表現を磨き世に出せる現状は、まさにアーティストの坩堝と呼んで差し支えないと思います。
  同人作家が自由に創作をし存分に表現を楽しむことで周りに影響を与えていく、貢献していくのだとしたら、同人デザイナーは作家が生み出すものにが世の中の目にとまる仕掛けを考え、作家さんの爆発力を界隈・世間に向けて発信する戦略を立てることで世間・界隈に貢献するのが責務だと思っています。
 わたしのお客様となる作家さんが発信するコンテンツが誰かに影響を与えていることを信じて日々のデザインと向き合っています。

活動理念

 そういうわけで、
 紙媒体のデザインを得意としており、特に個人の表現活動を応援したい!という強い思いから、主に同人・創作界隈の個人をお客様としてフリーランスデザイナーとして活動しています。
こんなわたしの活動理念はずばりRinneDesignです。
お察しの通り、Rinneは「輪廻」です。

-タイトル回収-

つまり「輪廻をデザインする」ことがわたしの活動理念です。
 なんのこっちゃ?と首を傾げた方がほとんどでしょう。まだ時間が許すなら説明させてください。
 輪廻という言葉の意味をご存じでしょうか。

輪廻(りんね[1])または輪廻転生(りんねてんしょう[2][3])とは、サンスクリット語のサンサーラ(संसार Saṃsāra[4][5])に由来する用語で、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること[1]。日本語読みのリンネは、連声によるものである[1]。「生まれ変わり」は大多数のインド哲学における根本教義である[6][4][7]

出展:wikipedia「輪廻」

 なんのこっちゃ?ですね。
 輪廻とはインド哲学にルーツを持つ仏教用語です。わたしの認識で恐縮ですが、めちゃくちゃざっくりすると仏教における「肉体が滅んだ時にともに消え去ったエネルギーがどこかで新たに生まれ、それが永劫繰り返す」ことを指します。(素人の解釈なのできっと間違っています)Wikipediaでは「認識の移転」と書いてありました。美しい表現ですね。
 「肉体が滅んだ時に消えるエネルギー」とは「心」と解釈できます。心は肉体とともに滅んでもどこかで新しく生まれ直して、生を紡いでいく。つまり輪廻とは、いつも何度でも続く心のはたらきを示した言葉であると言えると定義しました。

Rinne Design WORKSのロゴマーク。
六道輪廻図曼荼羅を図案化しました。

 輪廻は心の数だけ存在し、心が交わることで影響し合うものだとしたら
 せっかくなら良い影響を与え合いたい。 
 本当に輪廻転生が存在して来世があるのならまたどこかでご縁があってほしいと思えるようなデザイン活動がしたい。
 そんな中二病的な発想で毎日いろいろ頑張っています。


最後に

 前述の通り、わたしはデザインを作り起こす時に「自分のつくったものが誰かに影響を与えるものであってほしい」と願っています。依頼者が力を込めて作った作品なら尚更そう思います。
  至らない部分はありますが、それでもわたしという「輪廻」と交わった方には笑顔でいてほしい。そう考えてフリーのデザイナーとして活動をはじめました。わたしが関わったことで少しでも誰かにいい影響があるように知恵を絞ってご提案しています。
 駆け出しの身ですからきっとたくさん失敗するでしょうし、(あってはならないことですが)ご迷惑をおかけしてしまう場面もあるかもしれません。
 それでもここまで読んでくださり、わたしの話を聞いてくださったあなたには絶対幸せになってほしいです。わたしが貢献できるものはデザインしかありませんから、あなたがお困りのときはいつでもご相談ください。

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以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました!来世もよろしく!
2024.08.09
R.D.W

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