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歯科矯正って整形なの?余裕で100万円超えたけど、、?整形肯定派なんだけども・・・

小学校6年生から始めた歯科矯正。そのおかげで歯並びが本当によくなった。歯並びを褒められることも少なくはない

矯正をしたおかげで、今は、口をつむることはできるし、歯が乾燥して色が変わることもなくなった。口を意識してマスクをすることはなくなったし、単純にご飯を楽しめるようになった。でもほとんどの場合、保険が聞かない。だから高額になる。

でも、「整形」と「矯正歯科」はなんだかすこし違う気がする。「矯正した」という話を聞いた時に「整形したんだ」とはあまり結びつかない。この差はなんなんだろう。って思って今日は歯科矯正について書いてみよと思う。

超絶出っ歯で、すきっぱで、口をとじることができなかった 

私の前歯の上下の差は1.7センチ以上ある完全な出っ歯だった。お医者さんには「重度の歯並びの悪さ」ですね。とはっきり言われた。
大体、普通の前歯の上下の差は人のは2~3mmらしい。そしてそのでっばのおかげで口を上手にしめることができなかったのだ。

口を閉めないといけない瞬間に、一生懸命、口をつむろうと思ってもつむれない。下唇を上前歯にかぶせるように出す。もともと重度のアレルギー性鼻炎があったせいなのか口呼吸がほとんどだったからかもしれない。

自分自身が出っ歯を感じた瞬間は、リンゴをかじって食べるとき。すきっぱで出っ歯な私の歯が刺さる。そして下の歯を押し上げるようにしてりんごをかみ切る。下の歯を上の歯の後ろ側の歯茎の部分でかみ合わさっている感じなのだ。
そして、前歯の端っこの部分が白く石化するようになるのが気になりはじめる。私のほとんどの歯が生え変わってから約4年。その四年間のほとんどは空気にさらされていたからだ。それは小学生の3年生ぐらいからで、前歯の乾燥から起こる炎症だったらしい。

そんな外見を持った私は、いじめにもあっていた。出っ歯ですきっぱだった私の外見が直接的にいじめられる要因になったかというとそうではなかったかもれないが、外見をいじられることは多いかった。
「出っ歯」が私の呼び名だった時もあった。そのくらい私の歯の印象は強かったのかもしれない。

私の歯科矯正は120万。普通の矯正はほとんど保険が適応されることはない

矯正歯科の初めての診断の時、先生とお話した。
先生は私の歯の状態を「重症」の状態だと正直に話してくれた。そして費用もその矯正歯科の中でも結構費用が掛かるという話であった。それに長期間にわたる通院が必要だということだった。

私の場合、ぎりぎり矯正で保険が適応できる範囲ではなかった。大抵の場合、ほとんど矯正には保険が適応されることはない。保険がきく矯正は、顎変形症(がくへんけいしょう)。顎の骨が左右的前後的に問題がある場合。それは、通常の歯列矯正だけでは治療できない度合すなわち、顎骨の手術までしないと正常な噛み合わせに出来ない場合である。

保険がきく矯正については日本矯正歯科学会のHPに詳細がのっているので気になる人はみてみてほしい。

私には、顎の手術をするか、矯正でできるところまで治すかの2択だった。手術の話も聞いた。その手術は一週間以上総合病院に入院しなければいけないもので、下あご一度きりはなし、適切な場所に戻すというものだった。しかし大きな手術になるので、いろいろなリスクもあると考えた。

小学校の私には歯科矯正がいい。

家族とお医者さんとしっかり話をして長期間にわたるワイヤータイプの歯科矯正をすることに決めた。

健康な上の永久歯を2本抜いた。お金だけじゃなく「痛みや苦労」もかかる

上小臼歯を抜歯し、ミニスクリューを用いて上顎前歯を可能な限り下げて上あごと下あごのかみ合わせを合わせるように治療した。

治療中は違和感や壮絶な痛みが起こる。それはもちろんである。歯を後ろに引っ張っているのだ。それは痛い。なぜなら最初のほうは痛すぎてヨーグルト生活をしていたほどだ。

そして、歯が少しずつ動いてくる。だからワイヤ―が余って内側のほうに余ったワイヤーが刺さるようになる。月に一回に矯正歯科に通うのだが、それまでの過程にうごく頻度が高いと、ワイヤーが口の中に刺さって刺激をし、炎症を起こし口内炎になる。また月に一回の検診でワイヤーを調整するのが本当に痛くてつらかった。以前書いた生理の辛さよりつらかった。

そしていつも以上の歯磨きをする必要性がたくさんあった。歯茎にねじのようなものを指して、毎晩顎の位置を動かすためのゴムを付けて寝たり、とりあえずやることがありすぎて本当に大変だった。

でもそのおかげで、だいぶ歯並びがだいぶキレイになった。矯正を始めてから2年ぐらいして、周りの人から「きれいになった」と言われることが多くなった。その言葉がうれしかった。

矯正のおかげで外見がキレイになった。みんなが思っている「整形」と何がちがうんだろう

矯正はいいが整形がだめという人達の声を以前聞くことがあった。

「美容整形は、やってもやらなくてもそれほど問題にならないが歯の矯正は、健康面や先々歳を取ったときのために、しておいたほうがいい」

”整形”も”矯正”も外見をキレイにする行為であることは変わりない。そのため保険がきかないことが多いし、費用が高額になる。

整形と矯正の違いを考えたとき、私はすぐに答え出せなかった。ほとんどかわらないんじゃないかと。

そしてやっと考え出した答えは、「矯正は、見た目をキレイにする以外の虫歯になりにくくなったり、他の外的被害を出るのを防ぐ副次的効果が可視化されている。」ということだった。

整形は審美性を重視して治療をしているイメージだけれど、矯正って医療行為のイメージがつよい。

でも整形は内面的なものに影響し、その人の人生の将来に将来に影響を与えることもある。

だから、整形と矯正の違いは、個人の考え方に依存する。私はみんながまだ”整形”ていうものをしたことがない。だけど、矯正はした。まだが整形をしたことがないからか、ほんの少しだけ整形に偏見があるのかもしれない。

整形に対してのネガティブな印象はほとんどない。努力の結晶だと思うし、整形をしてキレイになり内面的にも変化が訪れるなら率先して行うべきものだと思っている。だけれども、「整形をした」とカミングアウトされるとすこしだけびっくりする。表には出さないようには心がけるが、正直ほんの少しだけ抵抗感があるのかもしれない。

整形に偏見を持ってしまうのは、うらやましいって気持ちが自分の中にあるのかもしれない

私たちの考え方もメディアにいろいろ操作されているのかもしれない。だからこそ抵抗感を持ちやすくなっているのかもしれない。整形したキレイな両親の間に子供に全く違う子供の顔。整形して失敗してしまった例。テレビの影響で整形はあまりにも悩んだ人が最終的に行うものだという印象をもたれすい。

みんな外見がキレイになるのを望んでいる。そのためにに化粧をしたり、運動をしたりきれいな服を着る。

整形をして本当にキレイになれる人もたくさんいる。お金も痛さも日々の努力の上の「美しさ」をみんな自分もできると思い込み、その美しさにうらやましさをかんじているのかもしれない

現代技術によって治療された人の人生がうらやましくなっている自分もいるのかもしれない。でも「整形をする勇気や決断力には自分にはないこと」を差し置いて。

いろんな考え方を持つことは、もちろんわかる。ただその考え方を人に押し付けることなく、柔軟にして共生できる幸せな世界になればいいのにな。

P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるんではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。

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