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OB訪問代打”をする裏で何を考えているかについて語るシリーズ③最終編

目に留まり心にも留まる記事を

先日私は、現役就活生として書く最後のインタビュー記事を投稿しました。



すると、

「記事の内容に救われた。この記事と出会えなければ、ずっと落ち込んでいたかもしれない。記事を書いてくれてありがとう」


といった、こちらが涙してしまうような嬉しい感想を、読者の方からDMで頂きました。


これまで書いてきた4つの記事で貫いてきた何かを、
はじめて信じてきて良かったと思えた瞬間が訪れました。


だからこそ、今回はその編集後記について書かせてください。


もっと早く書けたはずだった


ここだけの話、このインタビューをしたのは去年の秋頃でした。
だから本当は、もっと早く記事を出せていたはずなのです。

しかし、当時の私は、インタビュー記事を書くこと・就活・ゼミの活動をすべて両立させるメンタルを持ち合わせていませんでした。

また、インターン先の方でも色々あって、記事の執筆を続けるモチベーションも不安定な状態でした。


そんなこんなで、気がつけば3月。


もう、就活が解禁されてしまった。
ESに面接に忙しすぎる。書く時間はますますない。

しかし・・・

あの記事をリリースせず、そのまま没にしてしまっていいのだろうか。


ここで私は一度、立ち止まって考えました。


”本来の目的”を思い出して


私が現役就活生として、『OB訪問代打インタビュー』と称して就活生の聴きたいこと・知りたいことを代わりに聞いてくる企画をする。
そんなオリジナル企画までたててまで、就活生向けのインタビュー記事を本気で書こうと思ったのはなぜだったか。


選考に落ちてばかりの傷だらけの心にそう聞いてみると、ハッと気づいたことがありました。それは・・・


誰かの行き場のない心に、居場所をつくってあげたかった。
自分の傷だらけの手で、誰かの傷ついた手を握り、
一緒にゆっくり前に進んでいくことができることがしたかった。

そのために、成功している人達にはない自分の「不器用で未熟な就活生」というポジションを、誰かにとってのプラスとなるように使いたかったのではないだろうか。

なら、忙しくてしんどくて辛い”今の私”だからこそ、同じように悩む就活生の心に留まる記事が書けるのではないだろうか・・・?


そうです。逆境だと思えた今の自分の状態は、記事を書くのに絶好のタイミングにあったのです。

さらに、記事の内容には4月の挫折エピソードが含まれていました。
書くのが遅くなったものの、時期的にはチャンスとも思えるタイムリーな内容。記事を書く時間をとる課題をクリアすれば、リリース時期としてもよりターゲットの心に届きやすいタイミングだと気づきました。


そこでやっと3月後半になってやっと書き始めたわけですが・・・

本当に、インタビュイーの方にはご迷惑をおかけしてしまったと思います。
しかし、企業様側とインタビュイーの方の多大なるご協力もあって、なんとか無事4月にリリースすることができました。


自分のありたい姿を再び認識できた


私はやっぱり、


・誰かの行き場のない心に居場所を与えること
・誰かが踏み出す一歩を生み出す勇気を与えること



こういった行いを重ねていく上で、
『誰かの弱さを受け止め、誰かの強さを引き出せる人』になりたいんだ。


そう再び確信することができました。


この気づきを大切に、就活も頑張っていこうと思います。


ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。


それでは、また。





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