声には嘘がない
ポケモンのオーキド博士の声優さんが亡くなられたというニュースをTwitterで見て、慌ててインターン中の長男にLINEした。
あ、ここで説明しておこうw
長男は22歳、大学4回生。幼稚園に入る前の3歳の頃からのポケモンファン。当時は一緒になってポケモンを覚えたものだ。
というワケで最初の頃のポケモンは今でも愛着が湧く。
ピカチュウ、キャタピー、ヒトカゲ、フシギダネ、ゼニガメ、ゴースト、ベトベトン、ラプラス、カビゴン、、、
小学生の頃までは、長男のポケモン好きを可愛いと見守れた。が、中学生あたりから「そろそろ卒業・・・」と心では思っていた。
野球を頑張りながら、生徒会長で活動しながら、こよなくポケモンを愛す長男に、、、そんなことは言えず。
高校生になれば変化もするだろうと思いきや、ポケモンを幼いと言う周りの友達にも彼女にも、切々とゲームの面白さ、ピカチュウの可愛さ、好きだったのに何故離れていくのか?、心を置いてしまったのか!ほどの情熱で語り出し、周りをも巻き込んでポケモンブームを再来させ、その時のみなの成績をガタ落ちに導いた(らしい)。
担任の先生との三者懇談では「あなたが流行らせたこと、知ってるのよー!」と叫ばれ、その鬼の形相に 先生、ポケモンと戦っても、、、とドン引きまでした。それほどの影響力があるのか!と驚きもしたが。
長男は【口(喋り)で生きていく!】と幼稚園の時に園長やママ友たちに言われて笑ったが、実際そうかもしれないとこの頃から思ってもいる。
初めてのバイトはポケモンジム。面接の一般常識試験はてんでダメだったらしいが、ポケモンに関してはパーフェクト。それで無事に受かり、嬉々として働いていた。
もちろん、弟妹もポケモン好きにさせておる。ピカピカピカピカピカチュウしか言わない「ピカチュウのうた」は全員で大合唱だ。
説明が長すぎたw
これくらいポケモンと共に歩んてきた長男だから、オーキド博士の声優さんのことは、わたしが伝えなくても知っているとは思っていたが、わたしまで心が痛み、分かち合いたくてLINEした。
息子に夢をありがとうございました。
なのである。
そして、長男から返ってきた返信は
「知ってるよ、ショック!」だった。
そりゃそうだよね、と思っていたら
さらにLINEが届いた。
オーキド博士の声優の石塚運昇さんは
ONE PIECEの黄猿の声優もやっていたとのこと。
声優というお仕事は全然詳しくないのだけど、「この声!これもあの人!」と思うことはよくある。
重要な人物、個性的な人物をかけもちでされているのは、それほどの才能もあり、人柄も素敵な方なのだろう。
「声」には嘘がない、と聞いたことがある。
「声」だけは老けない、とも。
オーキド博士の解説、好きだったんだよなー。
声は、やはり思い出せる。
改めてご冥福をお祈りします。
本当にたくさんの希望をありがとうございます。
写真は夏休みの課題の娘が育てる(はずだった)バジル。
毎日水やりをして、今では可愛いわたしの朝のお喋りの相棒。
子どもがいることで、若い子たちの柔軟な思考を感じることができ「それ、古いから」とハッキリ言ってもらうこともできる。
「可愛い」「大好き」のエネルギーをともに纏うからこそ、ピカピカピカピカ歌う楽しさがあることも知った。
夢を長く持ち続けるって、いいね。
その時、その時の人生の流れを思い出せるから。
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