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りんごの花保育園

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りんごの花保育園の、たのしい毎日
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#お昼寝

続 いい眠りへの誘い方

長い間保育現場にいると、自分のしている行為を振り返ることもなく、子どもがどう感じているのか考えることさえ忘れていることがあると昨日のブログに書きました。一つ一つの行為にもっと責任を持たなくてはと思います。

 先日、男子学生が自主実習に来た時に、主任のA先生が実習してどう感じたかを聞いたそうです。すると、男子学生が、「1歳児の子どもたちが、ご飯を食べたら、自分でコット(お昼寝用ベッド)に歩

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寝かしつけのときに必要なのは…

寝かしつけのときに必要なのは…

今日は前期最後の授業でした。今は休講にすると、必ず補講をしなくてはいけないので、4ヶ月で15回の授業を入れるのは大変です。

 先生達にも迷惑をかけてしまいますが、保育の見直しをする機会となり、私自身の勉強になっているのはありがたいことです。

 学生から、「実習に行った時、保育園の先生が、お昼寝でトントンしてたけど、なんであんなに強くするんですか?あれ、子どもは痛いと思う。」と言われてハ

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それは”子どものための“お昼寝ですか?

大妻女子大学教授の阿部和子先生の『乳児保育の基本』という本があるのですが、子どもの心身の健やかな成長・発達のために保育士(大人)が心すべきことについて、様々な分野について書いてあり、時々読み返しています。

 その中で、午睡(お昼寝)についてこんなことが書いてあります。


眠るという行為は、食事や排泄と同様個人的な行為である。みんなで一緒の空間に寝ることはできるが、一斉に

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ごっこ遊びは時代を映す鏡

ごっこ遊びは時代を映す鏡

 子ども達は、経験したことや、周りの大人の姿を再現するごっこ遊びが大好きです。

 お母さんごっこ、ままごと、家族ごっこ、病院ごっこ・・・大人の姿をよく見ているなと思います。心が動いたこと、印象に残っていること、真似をしたい大人がいることが、子どものごっこ遊びを引き出すのでしょう。

 特に病院ごっこは大好きです。白衣を見ただけで泣いてしまう子も、遊びの中ではお医者さんや看護師さんになって、細長い

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一日、気持ちよく過ごすためのお昼寝

以前書いたように、6月の職員勉強会では、お昼寝について話し合いました。
 再確認すると、一日気持ち良く過ごし病気にならない体づくりのために、子どもにはお昼寝が必要なのだと思います。

 お昼寝で気をつけなくてはいけないのは、年齢や個人差で睡眠の質や必要な時間が違うということです。

 昼寝をしなくても睡眠が足りている子に昼寝をさせると、夜寝ないのは当然です。起床時間が遅い子は、眠くなるには

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