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りんりん通信 番外編vol.10 (2022/04/12更新)

更新が滞ってしまっていました😓
今回の投稿はりんりん通信の本編ではなく、番外編と題して書いていた
参加イベントのレポート記事です。
で、そのvol.10をまずは投下いたします!

昨年11月に、仕事を休んでまで参加したトークイベントを簡易的に記事にしました。
では、スターーーート✨🎉
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11月にこんなものに行きましたー!



会ってみたい方の1人、デザイナーの玉木新雌さんにお目にかかれる機会がありました。
兵庫に行く前に東京で会えました!!
こちらが町田店の外観。形状は不思議すぎる(笑)



町田店にて玉木さんと若手スタッフの植田さんがトークをしました。

告知画像にもありましたが、現在tamakiniimeではniime村構想というのが進んでいるそう。


僕が彼女と彼女のブランドに興味を持ったキッカケがこのWWD JAPAN 2017年12月4日週での特集記事です。


なんと4年前のこの記事のときには既に「村」について頭の片隅にあったというのが驚きです!


それを玉木さんにお見せしたときの写真がこちら。


ではトーク内容に少し触れます。
長くならないようにしますねー


まずは、MC植田23歳が玉木先生に最初のご質問。
「23歳のとき何をしていた?」
ー 大学を卒業して、専門学校へ入ったくらい。

玉木さんは武庫川女子大学を卒業後、専門学校のエスモードジャポンに入学。
大学で被服の勉強をしたが、思ったように服が作れるようにならず、専門学校に行ったとのことでした。
卒業後は商社の瀧定に就職したそうです。商社時代に関わった大人たちが自分の仕事を楽しんでいないような気がして、「作ってる人が楽しくなきゃダメ」というのがブランド立ち上げの経緯ということのようです。

「なぜ一点ものにこだわる?肌触りがいいのも特徴かとおもうけど」
ー幼少期から服が好きで、小さいながら他人と同じのが嫌だった。肌触りは、「自分が着ていて心地良く感じる」のが、デザインやパターンよりも素材だった。

「2006年に立ち上げたとのことだが、なぜ播州織?」
ー展示会で播州織の職人ニシカクさんに出会ったことがキッカケ。
ニシカクさんもそのとき何かしなければいけない!このままでは!みたいなことで展示会に出展していたようです。「一点物の生地」という銘打っていたんだそうです。

でも、職人さんにとって「一点物」でもユーザー側から見たら「わからん、それは製品になったら一点物ちゃいますよー」な細かな世界。玉木さんがニシカクさんに「一点物ってうたうならこんな風にしないとお客さんに伝わらないのでは?」と進言したところ、発注していないにもかかわらず後日作って連絡してきたのだそう。
普通は仕上がった生地の中から”使いたい”生地を選ぶのだと思っていたのに、「自分で作れるなんて!」となって、「この人とやっていこう!」となったんですって。

でも、既存のイメージでは、播州織=シャツ地の産地だからシャツばかりデザイン、製作を試みたけど、開発した柔らかで繊細な生地はミシンで縫製できなかったり、、、どうすれば、、ってなったときに「あ、ショール!!」となり現在に繋がったと言います。
それまでの苦悩が晴れたといいます。

今では、ニシカクさんに頼ってばかりではなく、増員し、機械を自分たちで購入し自分たちで織っている。「せっかく西脇まで来たのだからやるんだったら、自分たちで織ってこだわったものを作ろう!」となったそうな。
→植田さん「それをやろうと思って、やれるのがすごいです。」
ー「なんで??車を運転したいから免許とるのと同じじゃない?」
出ました名言!

《tamaki niimeは”実験の場”、気になったらやってみる、やり続けたら結果良くなる。という持論》
玉木さんが他社へ企業訪問をしたことがあったようです。
そこで自分がやっていることには”無駄なこと”が多く、「ビジネスはもっとシンプルにすべきなの?私間違ってる?」という反省も。
「いや、間違ってない。私が今ここでやるべきは”ヒトを育てること”だ!!」と開き直って、「ここは”実験の場”だ」と邁進しだしたそうです。
人体実験中なんだって(笑)
(なんか端折ってる感がすごいですが、、、気にせず進みます笑)

《仲間を増やす》
頭で考えること、やりたいこと、買ってしまった機械・・・少人数、
身体が足りない。+ニシカクさん1人に頼ってばかりもいられない。
他の播州織職人さんにあたってみると、同じタイプの方なんていなかった。
(他の職人さんは真面目に自分のもらった仕事を全うする通常の職人さんたち)
そんなとき、現在、社内で織りの職人さんをしているヤマシタさんに出会いました。
同じ思いを持った人たちと一緒にやりたいことを同時進行でやれたら面白いのではないかと思ったから。ちょっとした縁が今につがっているんですって、

ちなみにお客さんは今日はどのような縁で来られたのですか?
鈴木友都さんご指名受けました。笑

割愛!!(気になる方はインスタライブのアーカイブをご覧ください)

では植田さんから玉木さんへ次の質問。
打ち合わせの段取りとは違ったようですが、
「なぜ西脇へ??」
ー「西脇市からお声がかかったの。」生地はたくさんあるのだけど、完成品がない。だからお客さんに見せられるものがない。と商工会議所から播州織をつかったものづくりをしているブランドへの誘致があったみたいです。

やりたいこと、買ってしまうものがどんどん増えて場所が足りなくなり、
いままで4箇所目の工場/ラボの移転をしているのだそうです。

力織機購入のときの話も書きたいけど、うまく伝えられないかもなので控えます。


町田との出会い
会場となった町田店のオープンの経緯を、町田の土地との出会いから教えてくださいました。
tamaki niimeの拠点は兵庫県西脇市。西脇市は地図上でいうと「日本のへそ」に位置するようで、まず人に伝えやすい場所。都会でブランドよりも田舎でブランドやる方が、人の目を引くことができる。アパレルくそくらえ!そんな感じで西脇にこだわって、田舎からの発信にこだわっていたみたいです。

そんな中、
WWDJAPANからの取材が入ります。
やっぱり田舎で変わったことしていたら注目される!
海外のお客さんや都心のお客さんがアクセスしにくい。
「行きたい!/会いたい!」と思っても西脇市の場所を調べて断念することが多かったみたいです。
なので、
「東京とか、アクセスできる場所を店舗を持たないと!」
ということで、場所探し。縁あって町田の現店舗に


たまたま見つけた不思議な物件を見にいったところ、そこのオーナーがなんと西脇市にある建造物を作った人で、不思議な縁で運命的な出会いをし、町田店の場所を決めたとのことでした。


では、メインのniime村構想の話
「みなさん、ハードを想像するでしょう?ハードは結果!!みんなが毎日楽しめているかどうかが大事。」

玉木さんのような異色な人間が地球上に増殖すると面白くなるのではないか?
誰が(人でも動物でも)毎日どんなチョイスしても楽しめていること、他人にも良いエネルギーを与えられる人が増えたら世の中が良くなるんじゃないか??
と思っていろいろ実験実践しながら過ごしているのだそうです。

職場におけるエンゲージメントの向上とか、クオリティオブライフとかそんなのに近いことはあるのかもしれませんね。

tamaki niimeには”変わった人””面白い人”が全国から集まっているようで、ありがたみも含め進行の植田さんがスタッフの話をしていると、突然感極まって号泣しだしました(笑)会場は大爆笑。とりあえず、異色とされる人たちがのびのびと働ける場所がtamaki niimeなんですって。

日本に限らずヒトは「壁」を作りたがる/「区別」をしたがる。
良くない

スタッフだけでなく、近隣住民、お客さんなど皆がウニャウニャウニャっといろいろな実験ができたら面白いだろうなというのが村構想。わかったようでわかんない。わからないようでわかった。笑


(ウィンドウのひたすらに文字なラッピング。地下の買い場、建物の上から)



質問タイムも面白いので書きたいですが、もうやめます。
インスタにアーカイブが残ってるので是非見てみてください。2時間近くあります。
https://www.instagram.com/tv/CVuUtA-Fku-/?utm_source=ig_web_copy_link


せっかくなので買い物しました。


スリッパ。妹が履いてます。


この足で、スパイラルで開催していたtamakiniimeポップアップに行ってきました!
タイトルは「まいにち ぜんぶ たのしむ」
素敵✨


店頭で接客してくれたトゥさん。ニッターさんで、ご自身でデザインして作ったニットを着ていらっしゃいました。


それではまた✋見送ってくれた植田さん。
可愛らしい方でした。


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こんな感じでしたー
いかがだったでしょう?以前書いたもののママです

今度は総集編①でも投稿して、読みたいと思ってもらえた記事をその次に投稿しようかな
それとも、新しい記事をちゃんと書く?

それでは🖐️

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