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3匹の猫と暮らすと、気持ちが豊かになっていくという話

うちには3匹のオス猫がいる。
それぞれ、うちにやって来た経緯も違うし、性格もまるで違う。
けれど、ケンカをするわけでもなく、なんとなくの猫のコミュニティを作って過ごしている様に見えるのだ。
そんな彼らを見ながら日々を過ごしていると、一緒にいるわたしたちの心にもいろいろな変化があったりする。

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1、出会い

仲良し3匹

最初に猫を飼うきっかけになったのが、息子が猫を飼いたいという願いからだった。
そんな時に、猫をもらってくれないかという人が現れた。
家族で会議をした結果、飼おうという事になり、いざ引き取ろうとしたら、その子を預かっていた家族が情が湧いたらしく、結局はその猫はうちには来ない事になった。
その話を聞いた息子はさめざめ泣いて可愛そうになったわたし達夫婦は、別の猫を探すのだった。

1-1、最初の猫

名前:ティノ

そうやって探しているうちに、妻がもらい猫の募集を見つけた。
その募集は、山側に住むわたしたちとは真反対の海辺の町にあったもので、明くる日、妻はその猫をもらって来た。
その小さな子猫は、最初かなり怯えていたけれど、徐々に家になれていった。
あとで「なんでその子にしたの?」って妻に聞いたら、他の子猫は、寄ってきて人なつっこいのに、その子だけは、すんっと遠くから妻を見ていたんだそうだ。
でも、家で飼いつづけているうちに、家で一番人なつっこい猫になった。

1-2、2番目の猫

名前:おはぎ

2番目のこの子は、まったく不思議な出会いだった。
学生の頃の後輩から、Facebookを通じて連絡がきた。
彼の働いている、自動車販売所の展示車の中のボンネットにいつの間にか居着いていたらしい。
誰ももらい手がないとの事だったので、どうせ1匹飼っているのだから、もう一人増えたところで大した事無いだろうと判断し、もらい受ける事になった。
この子は、子猫の頃はとても人なつっこい感じだったが、成長するにつれて、天性の臆病さを出し、お客がうちに来ようものならば、一番遠くの片隅の陰に隠れて出てこない程だ。

1-3、3番目の猫

名前:シエル

3番目のこの子は、全くの野良猫一家でうまれた猫だったらしい。
だから、一番野性味がのこっていたりする
この子が家にやって来た経緯は、わたしの会社の同僚の旦那さんの仕事場の近くの小屋に親子で住み着いていた子猫のうちの1匹だった。
これも、誰か飼ってくれる人がいないか?とその同僚から言われたので、どうせ、2匹いるしいいかってわたしが判断し、もらい受けることにした。
やっぱり野良だったので、猫ヘルペスという病気にかかっていた。
動物病院で薬を処方され、前猫たちと遭遇しないように、2週間ほど隔離生活の後、他の猫たちと合流するのだった。


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