最高のサービスを提供する介護スタッフになる方法①
福祉はヒューマンサービスである
なんかピンと来ない方もおられるだろう。
ヒューマンサービスとは、無形性、即時性、不可逆性の特徴をもつ対人関係の社会サービスをさす。
福祉のほかにも教育業や相談業もこれにあたる。
では、最高のヒューマンサービスとは、何か。
例えば、テーマパークのサービスとは、夢の国に来た人たちに、時間を忘れるくらいの楽しさを提供することであるし、飲食店のサービスとは、美味しいご飯を満足いくまで、楽しんでもらうことであることは、容易に想像できる。
福祉における最高のヒューマンサービスとは、利用される方の満足度が高く、ここに居れてよかった」「あなたに出会えて良かった」と思ってもらえるサービスなのだ。
では、このサービスを提供できるスタッフになるためには、どんな方法があるのか。
それは
自分の価値を知り、できることをやる
そして
他の人の価値を知り、自分にできそうなことにチャレンジする
今回は
その①「自分の価値を知り、できることをやる」について、書いてみる。
まず「自分の価値を知る」とは、どのようにすれば良いのか。
ここでのポイントは、自分のストレングスを見つけるということ。すなわち、自分の強み。
得意なこと、大切にしていることは、何かを自分で掘り下げて考えてみる。
そして、このストレングスを自分の今の仕事に掛け算してみる。
この出来上がった掛け算の式こそが、「自分の価値」であり、「自分にしかない希少性」なのだ。
ここで、私の事業所のスタッフたちの式のいくつかを紹介しよう。
「障害福祉×ライティング力」
「障害福祉×漫画」
「障害福祉×花の栽培」
「障害福祉×安全運転」
見てるだけで、面白いが、
掛け算の式の答えは、自分で作り出さなければならない。
そして、この式の答えを出す行動が何より大切なポイントであり、将来、自分が提供するサービスの価値を、より高めることができる、いまできることこそ、コネクティング・ザ・ドッツは、必要なのである。
価値ある自分の希少性を知ること、そして、価値ある他人の希少性は応援すること。
できることは、今する。
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