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苦手な上司対処マニュアル

組織で働いている以上、苦手な人とも仕事をしなければならない。これが事業所外の人であれば、接点を絶つこともできるのだが、これが上司となると苦行のほか、なにものでもない。

手っ取り早くできるのは、転職だが、自分が苦手とする人はどこに行っても、存在する。

もう辛くしか生きられないのか。
いや自分の生き方を苦手な人のせいで駄目にしたくはない。

こんな思いをもつ方にとっておきの3つの対処がある。 

苦手な上司や先輩に対して

①こういう生き物だと思い

②仲良くしようとせず

③インテリアとして捉える


ポイントはこの考えを関わるたびに必ず繰り返すこと。

ではひとつずつ解説してこう。


①こういう生き物だと思う

例えば、犬に対して、「なんでお前はワンと吠えるのか。耳障りだから、ワンワン言うな」とは言わないはずだ。「犬はそう鳴く生き物だ」と認識をしているからだ。

なので、上司も「そういう生き物なんだ」と捉えて続けてみると、疲れなくなる。


②仲良くしない

まず他人と仲良くなるロジックを整理してみよう。

自分の好みの人に対して、我々はその人のことを考える時間を増やし、その人の関心事を知ろうとアクションを起こして、接触頻度を増やす。そして共感、好感といった感情が動き、仲良しに近づく。

そう単純な話、苦手な上司や先輩がいたら、この逆をすればいいだけ。
その人のことを考える時間を減らし、その人の関心事を無視し、接触頻度を極限に減らせば、感情も動きにくくりなるため、仲良しにはならない。


③インテリアとして捉える

職場は色んな役割の人の集合体で成り立っている。施設長、主任、リーダー、スタッフ、看護師、栄養士など。加えて、人間性もあったりする。気遣いできる人、言われてからしか動けない人、理不尽な人など。

この集合体にいると、ついつい他人を自分軸で評価し、自分が思い描くことを完璧に相手へ求めてしまうことがある。

この思考は是非やめておきたい。

「苦手なあの人は、あの人なりの役割があり、私1人だけで、できないことや気付いてないことをしているかも知れない」と捉えると無駄なエネルギーを使わなくて済む。

言わば、苦手な相手を自宅リビングにあるインテリアとして捉えてみることだ。

例えば自分はリビングにある加湿空気清浄機としよう。このリビングには、テーブル、電灯、テレビ、観葉植物がある。

空気清浄機の機能は、部屋全体の加湿をしつつ、空気を綺麗にできる。でもエンタメは提供できないし、あかりを灯せなし、緑で心に癒しも届けられない。

そう、自分にできるのは
「自身の役割をしっかり認識して、機能を高め、そこに暮らす人をハッピーにすること」なのだ。

もしかすると、苦手な上司はリビングにない冷蔵庫かも知れない。

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