りんだ

Webエンジニア。VtuberとカープとHIPHOPが好き。

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最近の記事

共感から入るスタンスの良し悪しと、本音を確かめることの喜び

最近自分がコミュニケーションをするうえで誰の方を向いて話しているかでいうと、「自分」「自分と他人の間」「他人」で軸を設けるとしたら、「やや他人」とかになるのかなと思う。 コミュニケーションにおいて共感が先行している。言いたいことを言うことよりも、うんうんそうなんですね、が勝る場面が多い。 もちろんそれにより享受しているメリットもある。ほとんど全ての人が「自分の話をちゃんと聞いてもらうことは好き」で、少なくとも「話を聞いてもらって不快に思う」人は少数派なので、聞く・共感する

    • クリスマスパーティで傷ついたので、なぜ傷ついたかを考えてみる

      傷つくことがあったので記録に残したい。 昨日職場で彼氏彼女がいない人のためのクリスマスパーティがあった。半ば強制的にメンバーに追加されたものの、とはいってもそこそこ楽しめるだろうと思っていたが、どうやら見込みが甘かったらしい。 軽快なBGM、豪華な料理など、一見テンションが上がりそうな要素に反して、全然楽しくなかった。 理由は「苦手な人がいた」「そういうタイミングだった」「財布をトイレに落とした」「いじられた」の4点にあると思っている。それぞれ軽く中身を掘って自分の気持

      • フリースタイルバトルと言語化

        HIPHOP、最近はあまり聞かなくなったと思っていたが、よく振り返ると楽曲を聞く頻度は減ったもののフリースタイルバトルは今でもそれなりに視聴していることに気づいた。 今日も仕事とプライベートの用事が終わった後にフリースタイルバトルを聞いていた。バトルはやはりいい。気持ちよくなれる。 今日見ていたバトルであるラッパーが「HIPHOPはお前ら一人一人のためにある」と言っていたのだけど、確かに俺も助けられているところがある気がする。 「この生きるのが容易でない世界で、自分とい

        • メンタルヘルステック業界のカオスマップを作る中で感じた3つのこと

          先日、業界の情報を整理する目的でメンタルヘルステック業界のカオスマップを作成しました(サムネイルのやつです)。 今日はこのマップを作る中で感じたことをまとめていきます。 ①メンタルヘルスサービスの少なさ日本で医療機関に受診している精神疾患患者は327万人いるそうです(厚生労働省, H29)。この値に、医療機関への受診をしていない潜在的な患者の数も合わせると、かなりの数の人が心に不調を抱えながら生活していることが分かります。 これだけメンタルに不安を覚える人がいるのであれ

        共感から入るスタンスの良し悪しと、本音を確かめることの喜び

        • クリスマスパーティで傷ついたので、なぜ傷ついたかを考えてみる

        • フリースタイルバトルと言語化

        • メンタルヘルステック業界のカオスマップを作る中で感じた3つのこと

          メンタルヘルス系サービスとその運営会社の情報をかんたんに整理する

          こんにちは。 数年後くらいにメンタルヘルステックの会社に転職したいと考えている、りんだです。 先日、業界の情報を改めて整理する目的でメンタルヘルステック業界のカオスマップを作成しました。こちらです。 (こちらの記事でemolさんが公開されていたカオスマップをめちゃくちゃ参考にしております、、) 今日は、このマップから何社かピックアップをして、それぞれサービスと運営会社の情報をかんたんにまとめていきたいと思います。僕と同様にこの業界に少しでも興味を持つ人の参考となれば幸い

          メンタルヘルス系サービスとその運営会社の情報をかんたんに整理する

          「やりたいこと」をじっと見る

          久しぶりの投稿です。 社会人になって、もうすぐ5ヶ月が経ちます。運のいいことに、配属先の上司と先輩がとてもやさしい方たちなので、なんとかやれている感じです。 突然ですが、最近、心の調子がきわめてよくなかった、4年前のことをよく思い出します。強迫性障害と不眠症の症状がピークだった頃です。日々、もがいても抜け出せない、重たい沼の中にいるような感覚で過ごしていました。 自分で言うと少し説得力に欠けることを言いますが、ほんとに、よくここまで回復したなと思います。寝れるようになっ

          「やりたいこと」をじっと見る

          正義ってなんだろう

          正義。 私は、このことばを見るとすこし身がまえていました。自分の正しさを、他人に押しつけるときに使われるイメージがあったからです。 しかし先日、『これからの正義の話をしよう』を読んだことで、このイメージが変わりました。正確にいえば、私のイメージは「すこし正しい」のだけれど、正義の全貌を語ることはできていないのだと知りました。 今日は、この『これからの正義の話をしよう』のまとめと感想文を書いていきたいと思います。 * 著者のマイケル・サンデルは、人と人との関係性、法律

          正義ってなんだろう

          ファイナルファンタジー10はなぜ名作なのか丁寧に語ってみた

          (トップ画像は SQUARE ENIX 公式ホームページから引用) あなたは『ファイナルファンタジー10』というゲームをプレイしたことがあるでしょうか。 既プレイの方は、コメント欄で好きなシーンを教えていただけると幸いです。談議しましょう。 プレイしたことのない方は、ぜひこのnoteを通じて、ファイナルファンタジー10のすばらしさを知っていただければと思います。 「へーそういうゲームなんだ、おもしろそう」と少しでも興味を持ってもらえたら、いちファンとしてとてもうれしい

          ファイナルファンタジー10はなぜ名作なのか丁寧に語ってみた

          公の場では、妥当なことしか言ってはいけないのだろうか

          以前古本屋でアルバイトをしていた。 ある日の休憩時間中、他のスタッフさんとTwitterに関する話になった。なんでも、その人が推しているバンドの、山口県でのライブ告知ツイートに、別のファンが「山口は仕事で行けません... すみません!」とコメントをしていたらしい。スタッフさんは「いやお前の報告いらねーよ!がんばってくださいでいいじゃん」と笑いながら言った。 私も「たしかに」と頷きながら笑った。しかしどこかで、そんなに言わなくてもいいのに、と思った。 その思いはそのまま沈

          公の場では、妥当なことしか言ってはいけないのだろうか

          徳の低い自分を否定しない

          幼稚園の時、祖母が布団に一緒に入って、「ねんねんころり」を歌ってくれた。歌いながら私の腕をやさしく、ぽんぽんと叩いていたが、幼い私は祖母のその一連の行動を、強く「むり」だと思った。気持ちが悪かった。 名前に「ゆう」の文字が入っている私は、LINEなどでよく「優」の漢字を勝手に当てられる。本当は、「優」ではなく、「勇」だ。どうやら私は、周りから優しいと思われているらしい。だから、そう思ってくれている人たちがもし私の心を覗くことがあれば、きっと驚くだろう。人にほとんど興味がない

          徳の低い自分を否定しない