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長野のくらし日記

長野に来て3日目の朝。 空気が甘い。そんな気がする。 水が冷たい。長野は分水嶺だという。 この家が好きだ。 時間を気にせず本を読んだ。「日日是好日」 「頭で考えようとしないこと」 ここは漆の町だ。昨日漆工房に行って工程や技法を学んだが、「漆を頭で捉えよう」としていたなぁと振り返る。頭で考えようとすると漆の肌触りや素朴な美が入ってこない。 世の中にはすぐわかるものとわからないものがある。 3人程人にもあった。漆の職人さんや喫茶の店員さん。 「長野の県民性ってどんなのだろ

    • 漆(Japan)

      漆(うるし)。ここ、「漆器」の産地である木曽平沢に来た日。 漆器をまじまじと見つめた。 正直、「素朴だな」と思った。 はじめはただの赤、黒にしか見えなかった器が、今は違う。 肌に触れる時の漆の柔らかさ。 光を吸収し、模様にかえる艶。 漆の工房や職人が傍にいるこの環境で、漆について知った。 職人に話を聞き、工房や資料館に行き、そして漆器に触れた。 あなたは漆器についてどう思うか? 私はどう感じるか? 知るうちに、漆はとても魅力的だと思うようになった。 私が得た知識と感性

      • 興味を向けなくていい人

        以下、これはただの人間関係の悩みをぶちまけてる。

        ¥300
        • 諏訪大社の謎

          諏訪大社にいった第一印象 全国25,000か所もある諏訪神社の総本社、諏訪大社。 長野はその諏訪大社がある。 2024年 5月22日、はじめて諏訪大社の下社(しもしゃ)秋宮に行った。 その異質さに「なんだここは」と思った。 まず、今まで見てきた神社よりも社殿の色味が深く、黒がかっていた。その分、金の装飾が映え、独特の雰囲気があった。社殿の掘りが細部まで丁寧に掘られていて、凝っている。 また、本殿がなく、拝殿のみがあること、全部で4社からなること、出雲大社に類似したしめ縄が

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          鉄輪(かんなわ)で住み込みお手伝い

          温泉と言えば別府。 長崎にいるときも「大分県出身です」というと「別府」という言葉が必ずと言っていいほど出てくる。が、私の生まれ育った場所は国東市というところで、別府からは車で1時間ほど。高校生の私にとっては別府は何もしらない観光地も同然だった。 大分県民として、別府について語れるようになりたい。 私の初めての住み込みバイト。記念すべき鉄輪へ! 期間 2024年 3月27日~7日、18日~21日 鉄輪で以前泊まったことのあったひろみやさんで、縁あって2週間ほど住み込みでお手伝

          鉄輪(かんなわ)で住み込みお手伝い

          宮崎、霧島(神話聖地めぐり)

          2024年4月16日~20日(当時22歳)に原付で霧島神宮、高千穂峰を目指す旅に出た。大分から原付で約600キロの旅であった。 古事記に興味をもったきっかけ 古事記に興味をもったのは長崎の雲仙のゲストハウスオーナーの市来さんと話してた時。敗戦前、古事記は皆の一般教養だったが戦争に負けたことで教育から外されたと知った。だが古事記には日本人の古来からの大切なものが詰まってるんだよ。 「古事記」というと、教科書で名前を知ったくらいで、中身については何も知らない。だが、日本人の

          宮崎、霧島(神話聖地めぐり)

          今年、就職しない道を選んだ私へ

          やりたいことがわかって胸躍らせ、やれるのかわからなくなり不安の渦にのまれ。 「今年は就職をしない」 最終的にそう選んだ自分の思いの足跡と、今の自分の夢を書き記そうと思おう。新しいことをはじめる前に、何のためにそれをしようと思っているのか言葉にしておくことで、不安な日や道がわからなくなった時に振り返ることが出来る。そう信じて記す。 大学3年と4年の間の春休みに、1か月海外1人旅に出た。 コロナが明け、念願の海外だった。 自分の力で、一人で、それもこんなに長期間行くのは生まれて

          今年、就職しない道を選んだ私へ

          らしくじらの活動の振り返り

          大学1~3年次まで、いろんなサークルや団体に所属し、チームのあり方や、マネジメントの方法に触れた。そして、大学3年の9月に自分が代表になった団体を立ち上げた。今月大学を卒業し、団体も卒業。1年と少しの軌跡を残しておこうと思う。 「らしくじら」という団体についてと、始めたきっかけと振り返り。 きっかけ コロナ禍に大学に入学し、一人暮らしが始まった。大学の講義は全てオンライン。朝起きて、一人で朝食を済ませ、パソコンと向き合う。一方的に話を聞き、次第に学ぶ意欲も感じなくなった。何

          らしくじらの活動の振り返り

          本を出版する(目標)

          自己紹介 どうも、凜です。 周りの影響で今までnoteしようかな、と思ってから一年くらい。 「やりたいという思いが行動に移るレベルまで溜まるのを待つ。」 物事を始めるとき、いつもそんな現象が根底にある。 noteを始めようと思ったのは大分の鉄輪のお風呂に入っているとき。 「私の視点から見たここでの暮らしや気づきや思い出を残したい」 記憶を言葉で紡ぐ。暮らしや文化を私の目線から描く。 私の世界を共有する。 よし、目標を宣言しとこっと。 「本を出版すること」 noteをす

          本を出版する(目標)