今年、就職しない道を選んだ私へ

やりたいことがわかって胸躍らせ、やれるのかわからなくなり不安の渦にのまれ。
「今年は就職をしない」
最終的にそう選んだ自分の思いの足跡と、今の自分の夢を書き記そうと思おう。新しいことをはじめる前に、何のためにそれをしようと思っているのか言葉にしておくことで、不安な日や道がわからなくなった時に振り返ることが出来る。そう信じて記す。

大学3年と4年の間の春休みに、1か月海外1人旅に出た。
コロナが明け、念願の海外だった。
自分の力で、一人で、それもこんなに長期間行くのは生まれて初めてで。場所はオーストラリアとフィリピン。

色々な価値観に触れ、自分のことも知り、進路に悩む時期が3、4か月続き。最終的には、自分の願望に気づき、それを選んだ。

留学がしたい。
芸術とぶつかってみたい。
表現に没頭したい。

海外の映画を見るのが好きで、日本とは全く違う海外の学校での学生生活に憧れがずっとあった。パーティーやプラムみたいなロマンチックなのが大好きで(笑)

子どもの頃、粘土で動物をつったときに、スナメリとかえるをつくって、
「この子は天才かもしれませんね」と教えてくれるおじさんに言われた。
その言葉がずっと胸にあって。
その時おじさんは軽い気持ちで、冗談でいったのかもしれないけど、幼少期に言われたこの言葉を今でも覚えている。

「自分の才能を信じてみたい」
小さいころから絵を描くのが好きだった。
石や、ガラス、透明、不透明なきらきらしたに胸がときめいた。

だけど、芸術は仕事的に不安定で、活躍できるのは一握りだし、飽き性な性格も自分でわかっていた。挑戦するのが怖かった。

旅の中で、胸が嫉妬と、憧れが入り混じった強い感情になったのが、
18歳のステファニー。
彼女は、日本の伝統文化を学びながら、自身のことをアーティストであると言っていた。

「ああ、私もアーティストって名乗りたい」

保健師になろうと進学しようと思っていたが、進学すれば卒業は24歳。
その頃、結婚も考えたりしだしたら、行けなくなりそう。看護師や保健師は一度してみたいけど、資格があればいつでもできる。今じゃないくていい。他にも気になる会社や分野はある。(社会起業家のボーダレスジャパンや、アートと福祉のヘラルボニー、地域づくりもしたいし、ヨガ講師もしたい(笑))

目標と期限をここに記す!
2025の8月に入学し、ヨーロッパの学校でアートを学ぶこと。
今、どんな不安がある?自分に問うてみる

何者かにならなければいけないんじゃないか。
ちゃんとした仕事につかないといけなんじゃないか。
お金はちゃんと生活できるのかな。
やりたいことをするために就職しないって決めたのに、やりたいこと出来なかったらどうしよう。

不安に胸がはち切れそうな今の自分に言い聞かす。

「自分を信じる」

そして2024年は日本を知る年。
海外に行き、日本のことを一度嫌いになった。
「なんて生きづらいんだ」

けれど今は「日本はなんて魅力的な国なんだ」
と、知るたびに愛が深まっていく。

「日本のことが知りたい」
12月まではお金のことは気にせず、日本の文化、ものづくり、価値観、歴史を学び、やりたかった生活、暮らし、社会構造を見つめる。
決して資本にとらわれるな。

人も、動物も、大地も、地球も、すべてが一つの生命であり、一つ一つの生命でもある。つながっているという感覚を忘れずに、自分の魂を磨く。

狭い視野で考えるな。

「心の声を聴け」


2024年3月31日


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