見出し画像

ワーママになって経験した挫折とリスタートとして始めたこと。

 こんにちは。Rinです。閲覧ありがとうございます。
 第一子の復帰後、いわゆる育児と仕事の両立の壁にぶち当たりました。プロジェクトの大事なミーティングの時にかぎって保育園からのお迎え要請や体調を崩して休まざるを得ない時が何回か続きチームに迷惑をかけたり、抜けた穴を埋めようと子どもが寝た後に睡眠時間を削って夜中に仕事をする日々が続きました。
 上司からは、「仕事は仕事、子どもを理由にしちゃいけない。子どもを持つことを望んだのはあなた。今は新しいプロジェクトに挑戦するのではなく時短にして事務的な仕事(=降格)に回った方が家族のためにも良いのではないか」と言われました。
 「みんなそれぞれプライベートに事情を抱えて仕事をしているんだから、自分もちゃんとやらなければ」と思いながら一生懸命取り組んでいたつもりでしたが、次第に仕事も家事育児も回らなくなり「家族にも職場にも迷惑かけて、私は何のために仕事してるんだろう」となっていたことを覚えています。 
 復帰当初は仕事も育児も頑張るぞ!✨と、ワーママとしての出発にキラキラしていた自分は完全に消え去っていました。

 それから半年ほどかけて回復し、「ワーママだからってキャリアは諦めたくない」と社内公募を受けて合格したところで第二子の妊娠が発覚。早めに伝えた方が良いと思い異動先の部長に報告したら妊娠を理由に異動は白紙になりました。再び私は「妊娠出産は会社にとって迷惑なんだ」とネガティブ思考に。

 産休に入って自分と向き合う時間を作ることができた事で、自分の働く意義を再認識し、もう一度「ワーママでもキャリアを築きたい」と思うようになりました(諦めが悪いですね笑)

 前置きが長くなりましたが、今後今の想いを忘れないように備忘録もかねて、キャリア形成のリスタートとして始めたことを書いてみようと思います。

転職サイトへ登録。

 まず行ったことがこれ。今まで転職経験がないため転職サイトに登録し、色々なエージェントの方とお話ししました。その理由は、主に以下の3つです。

  • 自分の現在の市場価値(客観的にみた自分の強み)を知るため

  • 自分の知っている職種や企業文化など自身の考えが狭いと思い、視野を広げるため

  • 興味のある職種や年収アップに繋がる求人を見て、現在の自分のスキルと求められるスキルとのGAPを把握しキャリア戦略を立てるため

 実際にエージェントから送られてくる求人をみたり、職務経歴書を書きながらキャリアの棚卸しをしたことは、これからのキャリア戦略を立てる上で良いきっかけになったと思います。同時に、自己分析、自己理解の甘さも感じました。産休のこの時間を使って、「自分はどういう生き方をしたいのか?本当にやりたいことは何か?」など、キャリアだけじゃなく人生について考える時間を取っています。

社内への働きかけ

 異動が白紙になった後、現上司に報告しましたが「向こうにも事情があったんだろう」で終わり、双方で話がされる事もなくこの件は終わりました。
 人事に時間をもらって、今までのこと、今後のキャリアへの不安など相談しました。人事の方が先輩ママさんだったこともあり「こういう経験をする人をなくすために人事になったのにごめんなさい。私が復帰した時とは会社の状況も違って大変だったと思う」と言われました。
 その後、色々な部署の部長とお話しする機会を作って頂き、新しいチャレンジができる事になりました。
 今回の経験から、社内であろうと自分のキャリアは誰も守ってくれない。自分から行動してスキルアップしなくてはならないと改めて思いました。

自ら学びの機会を作る

 営業から本社に異動し、見様見真似でこれまで業務を行ってきてしまっていたので、これから自分がチャレンジしたい事、キャリアアップしていくにはビジネススキルが足りないという事は分かりきっていました。今は会社が研修を提供してくれる訳ではなく、自己研鑽でどんどん伸びていく人がキャリアのチャンスも掴める時代だと理解しています。
 基礎的なビジネススキルの学び直しと、もう逃げられない英語力を今度こそつけるために、グロービスのクリティカルシンキングの受講とオンライン英会話を始めました。

 クリティカルシンキングは、つい先日最終講義を終えましたが、私にとってはキャリアだけでなく人生においてもプラスになりました。出産を控えているので一旦受講はお休みしますが、落ち着いたらまた受けたい科目を受講するつもりです。

 英語学習で取り組んでいることは別の記事に書いていますので、良かったら読んでください。

 以上、キャリア構築のリスタートとして始めたことを書いてみました。今回2度目のブランクですが、1回目の時より焦っていません。それは、復帰して挫折を経験し、「私は私」といい意味で吹っ切れたこと、「何のために働くのか」ということを考え直し軸が定まったことが大きいのではないかと思います。これからも日々悩みながらキャリアを作っていくことになると思いますが、地道にコツコツと積み上げていきたいと思います。

 こういう悔しい思いややり切れない思いをしてきた女性はたくさんいるんだろうな… 私の経験をお話しすることで、自分だけじゃないんだと少しでも何かパワーを与えられていたら嬉しいです。
 最後まで読んで頂きありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?