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vol.3.1 結婚をして離婚をして思うこと

数年前からなにをしてもしても楽しいと思えず、このまま本当の意味で消えてもいいかと思う事もありましたが、その峠もひょんな気付きによりなんとか乗り超えました。それでもまだ気持ちは不安定でこのままでは自分はダメになると思い、今の自分の気持ちを吐き出させるためにこの記事を書きます。
乱筆ですがなにとぞご了承下さい。


私は20代後半で結婚をしました。

そして、数年後に離婚をした。


今や夫婦の1/3が離婚をすると言われる現代。
まさか自分がその1/3の人間になるとは夢にも思いませんでした。

離婚するぐらいだから所詮それまでの関係だった。お互いが未熟だった、と言われればぐうの音も出ないが、恋愛結婚だった私は夫となる彼の事を運命の人だと信じて疑わなかった。

離婚理由は割愛させていただきますが、結婚をして離婚をして思うことは、たとえ
恋愛結婚でも
お見合い結婚でも
授かり婚でも
交際0日婚でも
離婚する人は離婚するです。

ああしていれば大丈夫。こうしていれば大丈夫という保証なんてどこにもない。確かなことは、なにがあっても自分が決めた伴侶と生きるという責任感があるかではないでしょうか。

『病めるときも、健やかなるときも、富めるときも、貧しきときも互いを愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?』

結婚するにあたって、それなりに覚悟はしていました。そしていざ結婚をして、「あ、これ忍耐を試されてるな」って思う場面に何度も遭遇しました。

でも、それでも彼と生きていくと決めたのなら彼を受け入れるべきだ。
彼を理解できるのは私だけ。
だって夫婦だもん。

夫に理解ある妻でいたかった。
だって彼が好きだから。

この人とならどんなことも乗り越えられる。
私が彼を支える。
私が頑張ればだいじょうぶ……

だけど、世の中はそんなに甘くありませんでした。
彼と結婚ができて、私も随分脳内お花畑になっていたようです。

私がしてきた事はただのお節介だったのか、彼を追い込んでいただけだったんだろうか。支えるってなんだろう。離婚が決まってからはあの時ああすればよかった、こうすればよかったと後悔しながらも現実を受け入れる事に精一杯で、できるだけ感情を抑えながら新生活に向けて準備をしました。

まずは離婚後の新居と引越し業者探し。
必要最低限の生活費必需品の準備。
銀行やらなんやらの名義変更。
そして離婚届の準備。

特に名義変更がかなり疲れた。体力的にというより、精神的に。
結婚時にも同じ作業をしたものの、その時は結婚ハイになっていたのでウキウキで役所に行き、銀行に行き、警察署に行った。

でも離婚時はそうもいかない。
状況が違うだけで名義変更がこんな天と地の差の気持ちになるなんて思いもよりませんでした。(結婚ハイ恐るべし)


離婚をしたのも人生だ。せっかく時間ができたんだからこれをいい機会と思って自分がやりたいと思っていたことをやればいいじゃん。この気持ちをバネに前向きに生きよう!という気持ちには全くなれませんでした。(究極のネガティブ人間)

引っ越して最初の1週間は原因不明の腹痛に襲われ、それでもここには私1人しかいないという寂しさが身に染みて、「あ、これ病気しちゃいけないない」と悟りました。
新生活が少し落ち着いてからも、なにをしても楽しいと思えなくなりました。読書もしない、テレビも見ない。唯一心の支えとも言えた趣味の創作活動の更新も減っていく。それからはただ時間ばかりが過ぎていきました。

思考回路が停止したかのように情報が頭に入ってこず、生活にも影響が出るようになりました。時には仕事もお休みをいただいたりと自分を休める事もしましたが、現在は改善とは行きませんが最悪期よりは随分マシになりました。

原因はやっぱり離婚でしょうね。
自分のこの感情がなんなのか色々調べてみるとそれは『執着』と呼ぶそうです。

彼に対する未練があると言われればそうなんでしょうが、だからといって彼と寄りを戻したいという気持ちは一切ありません。


私は離婚をしたことでもう誰かと一緒に生きていく事に自信をなくしました。
もう誰かに捨てられたくない。


もうすぐアラフォーと言われる年齢に差し掛かる。

そろそろ自分がどう生きていくか、将来設計を考えていかねば。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
私のこの経験が誰かの生きるヒントになれますように。

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