見出し画像

子どもより先走らない

良いことも悪いことも、子どもの体験を横取りしない

タイトルは、私が最近心がけていることです。そう思う理由は一言で伝えにくいのですが、先日あぁこの感じかな、このくらいがちょうどいいのかな、と思った出来事があったので、なぜ私がこう思うのかを、実体験を交えて書きたいと思います。

この記事は定期マガジン読者さん以外は有料です。定期マガジンなら1か月500円で毎月6~8本(先月は10本でした)の記事を読むことができます。

Aくん(年中男児)に遊びに誘われる。Bくん(年少男児)も加わる。

Aくん…おふざけキャラ。担任にはいつも話を聞いていないと怒られている。が、怒られてもへこたれない。周囲をよく見ていて、疑問に思ったことを言葉で伝えてくる。
Bくん…活発。年上の子の真似をしたい欲強め。人のものが欲しい。年齢に対して言葉の発達がゆっくり。自分の思い通りにならないと泣いて大騒ぎ。ブロックなどで独創的なものを作る。

室内遊びの時間。Aくんが私のところへ来る。
A「りんこ先生、これで一緒に遊ぼう」手には、スポンジ状のやわらかい積み木を持っている。
私「うん、いいよ。(積み木ができそうなスペースを探す)じゃ、あっちに行こうか」と言って、誰もいないテーブルの方を指さす」
A、頷く。二人で一緒に移動。

ここから先は

4,772字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

33,066件

いただいたサポートは、2022年8月から個人で行っている、子育て支援活動の資金にさせていただきます。地域の子育て中の人たちが交流する場所をつくっています。