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子育て支援は保育園が長時間子どもを預かる方向ではなく、大人の労働時間が短くなっても生活できて、親子一緒の時間が増えるようなものがいいなと思う

いきなり長々とタイトルに書いてしまいました💦
…まあ言いたいのはそういうことです。


大人の都合を優先して決まっているであろう保育時間。子どもの都合は?


1日の大人の労働時間より子どもの保育時間の方が長い。
このことが私はずっと不思議です。

大人もこれ以上続けて働くのは長いと思っている時間より、子どもの保育時間が長いのはどういう考えなのでしょうか。

これは、大人の就労時間(8時間勤務、9時間拘束)+通勤時間(往復2時間)を考えて、このくらいの時間(11時間)預けられないと働けないから…という理由で決まったであろうことは想像つきますが、決める理由がそこなのが変!と思ってしまうのです。

大人が疲れるんだから、子どもも疲れるし飽きるよ。

どうして、保育園に預ける時間は子ども負担がない時間以内にしないとね、そうするためには大人が早く帰ってこられるように社会が変わらないとね!という発想にならないのでしょうか。


子育ては一人でするより二人でしたほうが良い(もっと多ければさらに良い)
子育てを一人でしてる人も、仕事に追われ子育てに関わることができない人も、どちらも辛いと思う

長時間労働については、私が保育士になるずっと前、自分が出産して子育てするようになった時、夫が全然家に帰ってこないので、どうしてそんなに長い時間仕事しないといけないんだ!!そんなに長い時間働かないと成果を出せないの???とワンオペの疲労と怒りに任せて思い始めた頃からずっと不思議でした。結局怒っていても子どもを育てなければならないので、歯を食いしばってワンオペ育児をしているうちに、だんだん自分が強くなったり、夫以外(友人・地域)の手助けを得たりで、あっという間に子どもは成人しました。(が、これが良かったとは全然思っていません。自分はこうするしかできなかっただけです)

子育てにまつわる問題は、当事者が待ったなし!状態なので、根本的な問題解決(社会的解決)よりも、目の前の子どもの世話に追われ、場当たり的対応(各家庭の個人的対処)の繰り返しになり、根本的問題解決が先送りになる傾向にあります。そしてのど元過ぎれば…ということで、社会的には問題を抱えたまま時間が経過するのでしょう。

でも私は、自分の子どもの世代には、母親だけが育児をして、父親は仕事だけして子どものことを何も知らない…こんな子育てしてほしくないと思ってます。

夫もかわいそうでした。我が子の成長を感じることができないまま、子どもは大人になってしまいました。私なりに努力して子どもの様子を伝えるようにしてきましたが、それも自分で体験するには及ばないでしょう。


子育て支援は、子育てを肩代わりしてくれる便利なサービス的なものだけでなく、自分でできるように手段や方法を教えてくれ、困った時にはいつでも手助けしてくれる場所があると思える長期的サポートが同時に必要だと思う。

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