【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』65
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第4章 リサーチのケーススタディ
【業界・市場を調べる①】市場規模・成長性を調べる
目的の確認
乾燥パスタを製造するメーカーが新興国に進出したい
→どの国が有望か、判断材料になるような情報を集めたい市場規模・成長性についてリサーチ
現状把握だけでなく、将来的な見込みも含めて情報を集め、洞察する
リサーチプランの設計
基礎理解のフェーズ
→「さがす」リサーチ方法(既存の情報を探してうまく組み合わせる)国別の基礎データ
→世界開発指標(WDI)が有用パスタの消費量
→パスタ関連や小麦関連の業界団体・主要メーカーのWebサイトを検索
→市場調査会社が出しているレポートをあたる
感想
今回のケーススタディはデスクリサーチ(Webなどで資料をさがす)ことがメインになります。市場規模の調査のような、大規模な定量データが必要なときには、やはり、大規模な調査ができる組織(国や業界団体など)を調べるのがいちばんのようです。
パスタのような一般によく知られた食品ならば、国際機関の調査や市場調査会社のレポートもあるでしょうが、まったく新しい食品を売り込んで行くときには、アンケートやインタビューで調査して、情報をつくる手法をとるのでしょうか。それとも、類似の食品の既存の調査から推測するのでしょうか。
情報が全部揃ってから判断する、というのも遅すぎると思います。どのあたりで見切りをつけて調査を打ち切り実行フェーズにいくのかも、知りたいところです。
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