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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』18

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』

  • 公的調査・統計活用

    • テクニック:特定の業界についてはまず業界団体をあたる

      • 官公庁で発表しているデータやカバー範囲が広い代わりに深さは求められない

      • 細かいデータが欲しいときは、省庁の外郭団体や各業界の業界団体の統計レポートが心強いデータソースとなる

    • テクニック:未公開データでも制度を活用して獲得する

      • 官公庁や独立行政法人が公開しているデータや資料を切り口を変えて(データの粒度を変えて)みたいとき
        集計前のデータがないか、直接連絡してみる

      • 公的統計ミクロデータの利用は、miripo(政府のミクロデータ利用ポータルサイト)から利用できる

      • 何かしらの「文書」を取得したい場合には「情報公開請求制度」を試してみる

感想

公開されているデータや文書については『記者のためのオープンデータ活用ブック』も参考になります。オープンデータのリストです。これを見れば、だいたいのオープンデータは把握できるのではないでしょうか。

集計前のローデータでも連絡すれば入手できる可能性があることは驚きました。著作物の著者の件といい、とりあえずは聞いてみる、という姿勢がいいのだと思います。

インターネットで検索できるデータで、ほぼ8割の情報収集ができると聞いたことがあります。それも宜なるかな、といった感じがします。

加工していないデータも、AIで読み込んで集計(またはRなどのコードをAIに書いてもらって集計)することができるので、素人でも集計そのものは簡単にできる時代になったと思います。

データも集計も簡単になったからこそ、個人の新しい視点・切り口が必要になってくると思います。

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