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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』11

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』

  • 文献検索

    • インターネット時代でも文献の有用性は高い

      • Web検索:業界・商品・企業等についての基本的な事実を把握するのに有効
        →散在する玉石混交の情報から、信憑性の高い意味ある情報を取捨選択して、整理・体系化する必要がある

      • 文献(一般書籍):ある特定のテーマに対し、著者によって情報が整理・体系化されている

    • 主な使用シーン

      • 「全体像がいまいち把握できない」「その事象の背景や原因がわからない」とき

      • ある程度調べる対象範囲が絞り込まれた段階で文献にあたるのが有効

      • 得られるデータは、定性的な事実が主

    • ルール:まずは業界本をクイックに通読し、キーワードを掴む

      • その業界の全体感を掴む

      • 時間をかけて深く読み込むことはしない

      • 目的

        • リサーチ対象の業界や企業が置かれている環境を素早く理解する

        • リサーチを進めるうえでの重要な手がかりとなりそうなキーワードを把握する

      • 広く浅く網羅的に業界を捉えている」かつ「情報鮮度の高いもの」を選ぶ

感想

本を選ぶとき、広く全体像を掴んで頭のなかにマッピングしてから、狭く深く読んで情報を得るようにするとうまくいくと思います。狭く深く何冊も読んでも、それらをつなげて全体図をつくるのは至難の技です。どこがどうつながっているのか、皆目見当がつかないからです。さっと全体図をつかめる入門書はとても重宝します。

入門書に限って言えば、ざっと眺めるだけ、目次を眺めるだけでも、ずいぶんと違うと思います。

本を書く方にしてみると、きちんとした入門書を書くのは大変です。これは知っているだろう、がほぼ通用しないからです。専門用語は言い換えるか、説明するかのどちらかをしなければなりません。何となくできるだけでは、初心者に教えられません。自分で理解していないと、言い換えたり説明したりすることができないからです。



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