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16.躁と鬱。自分との付き合い方。
こんばんは。りみ子@元引きこもり*です。
私は嗜癖を断って4年程は、気持ちが落ち着く薬を飲んでいました。
抗不安薬、睡眠導入剤等だったと思います。徐々に量を減らしていったので4年かけて止めた、という感じです。
その間、精神科や心療内科を2度転院しました。
一つ目の病院は依存症治療の専門病院(入院・外来・デイケアあり)でした。
次の病院は外来診察のみの心療内科。依存症治療も行う病院です。ちょうど社会復帰をするかしないかの時期でした。
最後の病院は、会社員が産業医に紹介されて通院するケースが多い、メンタルクリニックでした。
この4年の間に病状も、環境も変わっていました。ただ、転院の際「前の病院と同じでいきましょう!」という塩梅で、特に変える話は出なかったと記憶しています。
社会復帰の前後のことです。昨日の記事でもお話しした通り、鬱がひどい(落ち込みが激しい)時期を経て、社会復帰をしています。
落ち込みが激しい時期に飲んでいた薬を、働きながらそのまま継続して飲んでいました。
嗜癖を断った後というのは、感情のジェットコースターに乗るようと表現されるくらい、感情のアップダウンがあります。そのため、私のそれも、あって当たり前の症状だと考えていました。
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その頃、同じ依存症の知人とこんな話をしていました。
「病気のベルトコンベヤーに足をのせると、そのままズルズルーっと行っちゃうよ。危ないね。気をつけないとね。」
足がのっていることに気付いて、下りればセーフ。
気付かず、そのまま行ってしまえばアウト→再発。
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私のそれとは、なにかの拍子にテンションが高くなり、自分でおかしいと、うっすら思っていても、例えるなら、ベルトコンベヤーに足をのせてしまい、ハイな言動が止まらなくなる状態です。
だいたい進むだけ進むと、大泣きしたくなるような事態を起こし、話を聞いてもらえる人に聞いてもらいながら、泣く、というやり方で、ベルトコンベヤーから降りることができます。
当時、その症状が3つ目の病院の問診のときに出ました。
私から「こういうことはたまにある」と告げると、主治医は言いました。
「この薬のせい」と。
先生曰く、鬱の人が飲む薬を、今のあなたのような人(アクティブに現場仕事をしている)が飲むものではない、上がり過ぎてしまう、との事でした。
それまで疑ってもみなかったことなので驚きました。
ただ、実際にその薬を飲むのをやめると、そのような病的なテンションの上がり方はなくなりました。
「なるほど、薬のせいだったのかー」と思ったわけです。
しかし、本当にそれだけ?
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今でも疲れると出やすいです。
しゃべりだして止まらなくなります(^-^;
止まらない、は言い過ぎですが、急に酔ったような絡み方を人にします。
自分でも、疲れると喋りすぎることは自覚していました。
しかし、いまは生活の中で、当事者研究を意識しているため、単にそれだけなのか疑わしいと思うようになりました。
ハイになり、過活動になり、しゃべりが増える。
その根底にあるのは、非常に疲れている自分です。
疲れている自分に素直になりましょう。
変えられないものは受け入れる。それだけです。
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躁な自分、鬱な自分、どちらも自分。
今日も一日お疲れ様でした(^_^)
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